ライドシェア(ride-sharing)とは、個人間で自動車の相乗りを行うサービスや活動のこと。ライドシェアでは、ドライバーが自分の車を利用して、乗客を目的地まで有料で運びます。特にスマートフォンアプリを介して利用者同士を結びつける形で提供される事が多く、乗客はアプリを通じてドライバーを探し、目的地までの移動を手配出来ます。
{利点}
1 ライドシェアは、一般的なタクシーサービスに比べてはるかに低料金で利用できる。
2 タクシーがつかまりにくい地域や時間帯における移動の利便性が大幅に向上する。
3 ドライバーは、自分の空いている時間を利用して、自家用車を活用し、効率的に副収入を得られる。
{リスク}
- 世界各地でライドシェアドライバーによる強盗や殺人、暴行などの犯罪が報告されている。
- ライドシェア会社は通常、ドライバーに対して最低賃金や休暇、医療保険といった雇用者としての責任を負わない。
- ライドシェアドライバーは、車両維持費や保険、燃料費などは自己負担。
- 自動車事故の場合、ライドシェアドライバーの商業目的時の事故は、通常の自動車保険ではカバー出来ない。
河野太郎デジタル担当大臣は、このライドシェアに相当前向きのようですが、外相の時に「海外での利用について、拉致・監禁・強盗・強姦、果ては殺人事件にも発展しかねない危険がある」と外務省が注意喚起していました。
実際に、アメリカのライドシェア利用者は、若い男性がほとんどで、女性や子供、お年寄りなどは、犯罪が怖くて利用しないようです。
逆に、ドライバーが利用者に襲われる事もあるようですから、河野太郎君のように、無邪気な顔でシステム導入を喚起するのは如何なものかと思います。