G7はゼレンスキー台風にかき回されて、良い処を全て持ち逃げされたようです。でもあの外交手腕は本当に凄い。岸田さんも彼の爪の垢を煎じて飲んだら、崖っぷち公明党の連立くらい、バッサリ切れますかね?
今回のゼレンスキーの動きを、ウクライナのメディア報道から見ると、様々な舞台裏が見えてきます。
まず注目は、到着直後にインドのモディ首相と会談し、グローバルサウスの親分である彼から「インドは可能な限りの支援をする」との言質を取った事を大々的に報道した事。
そして、ゼレンスキー大統領の根回しが効いたのか、「イタリア・EU議長・ドイツ・英国・仏国の代表が、ゼレンスキー大統領の宿泊先を自ら訪れた」と報道した事。
何より訪日前に、「米国が同盟国に供与しているF16を、ウクライナに供与する事を米国が容認した」と大々的に報道した事で、G7とグローバルサウスを羽交い絞めにした事。
そして間を置かず、「ネット参加ではなく、大統領が自ら訪日する」とぶち上げるという多段ミサイル攻撃で、岸田さんはキリキリ舞いしたでしょうね。
ゼレンスキー氏は19日に、サウジアラビアでアラブ連盟首脳会議出席しています。そのサウジアラビア行きや日本行きには、フランス政府が航空機の手配をした事は、ウクライナ国内では何故か報道されていません。
そう言えば、今回のゼレンスキー氏はシナについて何も語っていない。
シナはG7に対抗して5月18日~19日、西安(昔の長安)で、カザフスタン・キルギスタン・タジキスタン・トルクメニスタン・ウズベキスタンの代表が出席し「西安宣言」を採択している。
それに対して、日本の左翼メディアも全く報道していないのは何故なのか? 親中フランスのマクロン大統領が、ゼレンスキー氏に何を吹き込んだのかって処でしょうね。闇は深いと思うよ【笑】