デジタル地図に浮かぶ犠牲者の顔 迫る核の脅威、無言の「警告」 (msn.com)2022‐11‐20 毎日新聞 – (要約文)
原子爆弾投下から77年を数えた8月、米ニューヨークにいた。現地では、新型コロナウイルス禍による延期で7年ぶりとなった核兵器保有国も参加する核拡散防止条約(NPT)再検討会議が開かれていた。ウクライナへ侵攻したロシアが「核の威嚇」をちらつかせ、核兵器廃絶に向けた道のりはさらに険しくなっていた。
浜住さんは国連本部や大学、教会で大学生や一般市民を前に証言をして回った。広島への原爆投下翌日に爆心地近くへ入った母の胎内で被爆し、半年後に生まれた「最も若い」被爆者だ。
「『核の傘』という核抑止論の言葉があるが、被爆者にとって、それはきのこ雲以外の何ものでもありません」。その下にいること自体が、核兵器の脅威にさらされ続けることだと訴えた。
「核兵器の怖さも目の前で訴えれば響いているんです。(21年に)核兵器禁止条約が発効するなど時代も動いています。でも、その怖さを十分に伝えきれていないから、『核抑止論』が出てくる。まだまだ訴えていかないといけませんね」【春増翔太】
私の叔父は9人兄弟の末の子で14 才の頃、広島市内へ学徒動員に出動し、直下の小学校校庭で被爆。昼過ぎに奇跡的に発見され、広電線路沿いをリヤカーに乗せられて帰宅したそうです。
しかし、全身火ぶくれで眼も見えず、顔の判別もつかない状態なので、10才以上離れた長女が、「母に見せちゃあいけん」と、兄弟姉妹で一晩中世話をし、翌朝8月7日に亡くなったと聞いています。
確かに核兵器は怖いし、出来るものなら世の中から無くしたい。しかし、今の戦勝国連合(国連)の5つの常任理事国は全て核保有国であり、その核の脅威が無ければ今の国連は機能しないのも事実です。
その中で、インド・パキスタン・イスラエル・北朝鮮なども、国連の言い分などガン無視して自国防衛・自国民保護等のために核を保有しました。
しかし、周り中が核という武器を持っているのに、自分だけは核を保持する議論もせずに核反対をするだけで、米という強そうな国に守ってもらう選択を続け、75年以上経った今でも他力本願を変えない愚な国。
また、守ってもらう代償として、言われるままに貢ぎ、望むままに弄ばれているのに、最近は、その米から「応分の戦力くらい保持したらどうだ。米は、核保有国とは絶対に戦争はしないぞ」と言われ始めているのが今の日本。まるで年増の売れなくなった女郎のようですな。
「核保有国に核廃絶を訴えても、絶対に手放さないのは明白」。何故なら「外交力=武力」だから。「核抑止力」があるから核保有国同士は戦争が出来ないし、核を持たない国は、核保有国に永遠の隷属を科せられる運命から逃れる事は出来ません。
北朝鮮を見れば判るでしょう? 自国の民も満足に食わせられない程チンケな貧乏小国なのに、核保有国となった途端、常任理事国全てが対等の外交を始めました。
唯一の核放棄手段は、核兵器を無効に出来る兵器か、それ以上の兵器を開発する事です。まあその時には、核を捨ててその兵器に乗り換えるだけですけど。
日本は、電磁砲を含めて、核兵器を無効にできる兵器を開発中のようですがね~機密保持出来ない国だから【希望半分】に留めておきま~す。