>費用対効果の怪しい事業や取り組みに無駄な費用が投じられている事例は角田さんの議員生活を通してどの程度見受けられたかご教示頂ければと思った次第です
これは沢山ありました。。の過去形ではなく、今でも進行中の案件もあります。
一番新しくて馬鹿莫迦しいのは、最近、宮島桟橋付近にオープンした巨大金魚鉢。何て名前か忘れましたが、昨年の委員会で最初に企画案を見た時、「この企画の狙いは?」と聞くと、「観光事業ですが?」と天然ボケ。
「4~5年前から、日本の錦鯉は東南アジアを中心にブームが起こっており、投機対象としても注目されている。廿日市には佐伯に錦鯉市場があるが、佐伯は全くその時流に乗っていない。宮島と佐伯の錦鯉市場をコラボさせて、広島市場を超える鯉の展示販売センターを作るという発想は無いのか?」と聞くと、「全くありません」と。
「検討が必要だとは思わないか?」にも、「今の所、これでやらせて頂きたい」と。。そして企画案は、その委員会の賛成多数で承認され、委員会が承認したのだからと、議会も承認。今の巨大金魚鉢が完成したという事です。
「佐伯・吉和・大野・宮島・廿日市」、まだまだ沢山有ります。議会は、どんな事業でも均等にチェックし、様々な意見を述べて賛否になる訳ですが、どの市町村も、市長派与党が大半を占めていますから、明らかにおかしい案件も楽々議会承認されてしまいます。議会の責任として。
私が議長に就任した4年間+藤田議長の2年間、廿日市市議会は是々非々の議論が展開出来ました。しかし、今は市長与党という「勉強しない議員と、行政と議論が出来ない議員」が多数を占めましたので、お先真っ暗ですね。
能力の無い市長を選び、仕事が出来ない議員を当選させるから、行政は楽が出来るという構図です。マトモな市長を選び、仕事ができる議員を当選させなければ、あなたの街は良くならないという結論。解決の一番の早道は、義憤に燃えたあなたが立候補する事ですよ。