夕刊フジのアンケートは20日午前8時半過ぎから実施した。同日午後7までに2625人が回答した結果は別表の通り。何と、高市氏が81%もの支持を集め、菅首相の11・9%を7倍近く引き離しているのだ。
ご存知のように、FNN調査では自民党支持率33.5%で、22日のANN調査での内閣支持率は25.8%。選挙を戦う目安として「与党支持率+内閣支持率=60%以上」と言われているが、総選挙で戦おうとする「菅内閣は59.3%」であり、敗北のレッドラインをきっている。これでは自民党は負ける。
しかも、どちらかを選ぶ小選挙区制だから、多くの選挙区での僅差逆転現象が起こり、悪夢の政権が誕生するかもしれない。まさか? いやいや、横浜市長選挙では、その大きな流れが既に証明されている。
今の自民党の唯一の救世主は高市早苗氏しかいない。上記のZAKZAKのアンケート結果を見ても、下村さんや岸田さんでは戦えない。1位で81%もの驚異的な票を確保した高市さんしかいないのだ。
総裁選の日程は明日26日に決まる。おそらく9月29日に総裁決定となると言われている。菅さんは、確かに良く頑張られたと思うが、なんせ、発信力が無いし、常にマスゴミへの対応も後手後手に回っている。あの凄腕官房長官はどこへ行ったのかと残念でならない。
下村さんも思想的にはとても良い人と思うが、今の非常時では戦えない。岸田さんは、いつもの後出しジャンケン。ハッキリ言わせて頂くと、私の中では思想的に完全OUTな方で、下村さんと同様、平時の総裁候補である。
高市さんは、20人の支持者が確保できたらしい。まだ暗中模索だと思うが、安倍さんの清話会96名と麻生さんの56名がまとまれば勝利は確実に見える。政局に敏感に動く安倍さんと麻生さんのAAコンビが、自民党浮沈のカギを握ると思って間違いない。
そうなると、二階幹事長は引退して、次期定数減に備えて三男を出馬させるだろうし、志師会自体も二階不在では持たない。全てを大きな視点で見れば、AAコンビは、誰を総理にすれば良いか理解できるはず。