プリンシプルの無い議会

>今回の【安芸高田市】の珍事件~角田さんの方は、どのような角度より、お考えを

市議会に在籍していた身として、これはホントに恥ずかしい事件です。昨年9月に市長が答弁中、TVを通しても鮮明に鳴り響いていたイビキを聞いた記憶があります。これは議事運営の責任者である議長の責任で対処する案件です。

議会を暫時休憩にして、寝ている当人に注意を促し、それでも駄目なら、議会の品位を保つため「体調不良」を理由に退席させるべきです。また、悪質であると議長が認識した場合は、議場での懲罰動議の可能性もあります。そうなると、議事録などで公表されますから、次の選挙に多大な影響があるでしょう。

その議会運営を怠った議長と、居眠り議員に「緊張感が足らない」とツイッターした市長。議会の原理原則が判っていない素人同士で、どっちもどっちですな。

そこから恥の上塗りの「非公開の協議会」:市長曰く{体育館裏来いや}事件に発展。その場で、市長は数人の議員から「我々を敵にまわすなら議案を反対する」と恫喝を受けたと。

本当にお互い馬鹿野郎ですね。山根議員の個人的な中傷には興味はありません。市長の居眠り議員へのツイッターも間違いですが、非公開のイジメ協議会に出る事も間違い。市長側は、「公開の協議会」を要求すれば良いだけです。

議案の成否は、各議員の是々非々の判断で決めるべき事であり、市長に「敵対するなら、議案は何でも反対してやる」という発言は、余りにも稚拙。安芸高田市議会は「議会の何たるかも判らない議員」が多いという証明ですね。まあ、今の廿日市市議会も、それ程変わりませんが【泣】

事の発端は、民間から副市長を公募で選ぶ人事案件。もう2度も否決されていますが、それなら,民間の副市長は不在でも構わないと思いますよ。廿日市市でも1人から2人副市長の案件を出された時には、「12万人の財政規模では、急ぐ案件ではない」と、発言をしたのですがね。