明けまして おめでとうございます

安佐南区の孫達も帰り、また静かな高齢者家庭に戻りました。 三が日は終わりましたが、改めまして、明けましておめでとうございます。

新年の挨拶では、毎年、易の話をしますが、令和3年の干支は辛(かのと)丑(うし)。辛は十干第八の陰、五行は金、季節は冬。辛は痛み、断ち切る、苦しみとあり、辛は「新」で、新たに出直すとあります。 丑は12支の第二の陰、五行は土、季節は冬。丑は「忸」で、心が捻じ曲がるほど恥じ入ること。また、丑は「牛」に充て、4つの胃袋で反芻するように熟慮が肝要と。 私なりの解釈ですが、「今は冬の時期、これから数多くの障害が出るが、辛抱・熟慮して、新たな出発のために活力を溜めて出直そう」って、感じですかね。 厳しい年になる事は、間違いないと思います。

胃袋は大きいが、熟慮できない鈍牛 3蜜:集近閉

旧年中は、コロナ禍で。ほとんどの行事が中止となり、人前で話す機会が無くなると寂しいものです。 常に、事件・報道・文献などから、話のネタを少しづつ貯めておく長年の習慣があるんですが、それを活かすところがありません。

公式な場では、まず①市長挨拶、②議長、③国会議員、④県議会議員と、3~5人の挨拶が終わった後に、地元議員として挨拶しますから、普通に用意した内容などは、全て、前の来賓が話されます。 ですから、前の挨拶の内容を受け、そのネタを広げて喋るか、全く違うものを話すか、ブログネタとは違い、即興の瞬間芸に近い挨拶が求められますから、とても勉強になるんですよ。 私は、議員の2年目からは、出たとこ勝負で、原稿は一切用意しませんでした。その代わり、ネタの引出し数には自信があります⁉【嘘~】

これから議員等を目指す方には、是非、お勧めしたいですね。この檀上でのスリルを。かなり、心臓に負担が掛かりますが【笑】

では、今年の賀状を披露します。

辛抱・我慢の新年ですが、お元気ですか? 本来なら、夫婦でご挨拶させて頂く時節ですが、94才の母を長時間、家に残しての外出が年々難しい状況になり、やむなく七期目への挑戦を断念致しました。 21年余、本当にお世話様になりました。 心より御礼申し上げます。 次代、素晴らしい方が名乗りを挙げられました。しっかり応援してあげて下さい。  

私は、しばらくの間、晴れた日は、猫の額程の畑で汗を流し、雨の日は読み残した多くの本に囲まれて、「晴耕雨読」を気どってみようと思います。  コロナの終焉と景気回復を願い、皆様のご健康とご多幸を心よりご祈念申し上げます。 尚、賀状も今年限りでご容赦頂きますよう。長年のお付合い,本当に有難うございました。

令和3年 元旦           角田俊司(70祭) 真美(?)