今日、9月議会が終わりました。9月30日の前川喜平の公演は、台風直撃ですが、ありますかね? 警報が出れば、市民センターは避難所になりますから、開会の可能性は相当に低いと・・・。案外、運の良い教育長かもしれません。
さて、少し前のお話を。
広島の「9条を守る会」の幹部(国立大学教授)は、国家安全保障に関する討論において、「日本がよその国に戦争を仕掛けるくらいならば、日本に核爆弾を落とされて、殺される方を私は選びます」と発言した。
なんのことはない、「平和憲法を守る」等と美しいことを主張している人達の後から付いて行けば、北朝鮮やシナから核ミサイルを撃ち込まれて、「あの世へ行くまでお付き合い」という目出度い羽目になる。
それにこの人たちは、ほとんどが日本人のくせに、日本は軍隊を持てば、必ず他国を侵略するとんでもない悪い国だと喧伝し、自国を全く信用してない。
その延長線で、平和の為と称して、子供たちに戦争の悲惨さを教えるというのだが、旧日本軍がいかに残虐・非道だったかということしか教えない。
この人達の問題は、当時の人々が普通に持っていた歴史観・世界観を判ろうともしないで、現在の自分の感覚と価値観だけで、過去を断罪できると思い込んでいる能天気な処にある。
本当の戦争を知るには、当時の国家間の緊張状態を理解し、各国は自国の利益の為に何をどう考えて、開戦までをどう決断したのかまで研究する必要がある。これは平和の為の軍事研究である。
また、水面下で行われた当時の謀略戦の数々をも精査し、真実の歴史を探らなくては、再び同じ過ちを繰り返すことになる。しかし、そのための軍事研究をする大学は、日本では防衛大だけ。
「戦争の悲惨さを教えれば戦争が防げる」という幼稚園児並みの無邪気さ。「自虐的な平和教育で戦争が防げる」という論拠は、「日本人さえ戦争しなければ、世界は平和になる」というもの。
教育界を挙げて、「日本人は世界でも類を見ない程、戦争好きで残虐な人間なんだ」と、子供達に教えている。自分や祖父母親兄弟まで貶める事に、無上の喜びを感じる その卑劣さ滑稽さに,誰も気づかないのだろうか?
エイズは確かに怖い病気だからと、エイズの怖さを教えれば、エイズは防げると思うのだろうか?
そんな単純な話で済む訳はなく、エイズの感染経路、エイズの症状、病原菌の特定、薬の開発などあらゆる研究をした上で、ようやく、エイズの撲滅を目指すことが可能となる。
それを、エイズ患者の悲惨な映像を見せて、「エイズは怖いから患者に近寄るな」とか、「エイズの研究なんかしたらエイズ患者が増える」等という馬鹿げたことを言う者はいないだろうに、エイズを戦争という言葉に置き換えた途端、「戦争の研究なんてしたら戦争になる」という愚か者がそこら中に湧き出る。
そんな欠陥思想に今や保守までが縛られ、日本は素晴らしい国だと言ったら日本中からボコボコに批判される。こんな国は世界中どこを探しても見つかるまい。
北朝鮮もシナもロシアもアメリカも核兵器を持っている。それらの国々と外交関係を断てない我が国は、愚かにも「絶対に核兵器は持ちません」と宣言している。核攻撃を軍事オプションとして持つ国に対して、核は持ちませんと核抑止力を放棄すれば、核兵器保有国の主張を聞かざるを得なくなる。
左翼の得意フレーズは「話し合い」であるが、「話し合い」つまり「外交交渉」で相手の要求を突っぱねることが出来るのか?
「外交とは武器の無い戦争である」と言われているが、どの国も自国の経済力・防衛力・敵地攻撃能力などを、バックボーンにして外交交渉をしている。
片手にピストルを持っている相手に素手で挑む奴は、馬鹿と相場が決まっているが、今の日本の外交官は、それを承知の上で、経済力のみを武器として必死で頑張っているのだ。
左翼の基地外共も、核を持たない日本で、核兵器反対を唱えても意味などないんだから、シナや北朝鮮で体を張って核廃絶を叫んでみろ。地球市民なら聞いてくれるかもしれんぞ。おそらく現地で、臓器取られて行方不明になるだろうが。
核兵器は戦争を抑止し、且つ外交力を支えるという現実に日本人は目覚める必要がある。
北朝鮮、シナ、ロシアという ならず者核武装国に囲まれた我が国の、安全をどのようにして確実なものとし、それを保持するのか?それらの国々との外交交渉において、いかにして国益を守り、且つ前向きの国家関係を維持して行くのか? 左翼こそ、真剣に議論してみろ。