スー・チー氏へ批判投稿、禁錮7年
ミャンマー国営メディアの元コラムニストが、フェイスブック(Facebook)にアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問についての「侮辱的な」投稿をしたとして、禁錮7年の刑を受け、収監された。裁判所の関係者が19日、明らかにした。
ヤンゴンの西部地区裁判所のハティ・アウン(Htay Aung)報道官はAFPの取材に対し、ンガー・ミン・スエ(Ngar Min Swe)氏が18日、扇動罪で有罪判決を受けたと明かし、「アウン・サン・スー・チー国家顧問に対する侮辱をフェイスブックに投稿し、国家顧問の誤った印象を人々に与えたとして有罪判決を受けた」と語った。
ンガー・ミン・スエ氏はかつての軍事政権下でコラムニストとして活動。スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が2016年に政権の座に就いてからは、スー・チー氏および同党に批判的な文章を執筆していた。
ンガー・ミン・スエ氏は7月12日、同国を2013年に訪問したバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領からスー・チー氏がキスを受ける様子を捉えた写真を投稿し、同日逮捕された。
同国をめぐっては今月、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の難民危機を取材していたロイター通信(Reuters)の記者2人に禁錮刑が言い渡されたことを受け、言論の自由に対する攻撃だとして世界中で非難の嵐が巻き起こっていた。【翻訳編集】AFPBB News
アウンサンスーチー氏は、欧米が祭り上げた「自由の女神」ではない。
父親と同じ敬虔な仏教徒であり、屈強な民族主義者である。
彼女は、少数民族の人権問題より、旧軍事政権が過半数を占める議会の中で、今の体制を維持していくだけで、精一杯なのだろう。 だから、政治の素人だと書いた。
ロヒンギャの問題は、どうせ自分では何もできない環境にある。
自分でできない事なら、人権大好きの国連にはね任せにして、議会の軍事勢力と如何に早く融和するかが、一番急がれることではないのか。国内の安定が、今一番急がれること。
民族問題は、いずれ国連事務総長がミャンマーにやってきて、国連の仕事となる。
政治家は、目の前の事象のみに右往左往してはならない。
政治は理である。 情のみで人を動かそうとする者は正しいのか。
国を司る者は、50年、100年後の国の未来を国民に示し、自らの信念を持って行動する事が、最も大切であると思う。政治は結果が全てなのだから。