慰安婦の続き

続き

ご存知のように、国際社会では、日本の善意や腹芸など通用しない。

日本から海外に出れば、例え交通事故で自分が明らかに悪くても、絶対に謝らないのが当たり前の社会が広がっている訳です。先に謝ってしまえば、それは全て自分が悪いと認める行為であり、次には多額の賠償が待っています。

強制の事実がないと判明した時点で「軍が関与した強制連行など無かった」と韓国に言えば良かっただけなのです。 

「売春婦ではなく、性の奴隷」という箇所でも、米軍の聞き取り調査を見ると、「休みの日には、マーケットへ行ってワニ革のバックと靴を買い、母の為にも買物をした」とか、「将校さんのジープで、映画やビルマの涅槃像を見に行った」などのレポートがあります。

又、慰安婦は気に入らない客を断る権利を認められており、借金を返し終えた何人かの慰安婦は朝鮮に帰ったとも記録されています。

朝鮮人慰安婦の「文玉珠」は、3年間で家族への仕送りを除いても、現在の金額にして約5千万円の預金があったと「原簿預払(げんぼあずけばらい)金(きん)調書」という公文書が残されています。

米軍の調書では当時の慰安婦の月収は1000円から2000円。

二等兵の月収は7円50銭。 軍曹で25円。 兵士は戦地手当を含めれば、約2倍になりますから、兵士全体の平均は月収30円位。

慰安婦は、少ない月でも兵士の30倍以上の稼ぎがあったという事です。

いわゆる従軍慰安婦とは戦争中の売春婦であり、NHK会長が言われたように、戦争中の世界各国に存在した事は紛れもない事実であります。

世界難民問題研究協会のライヒリンク博士は、ソ連が軍に対して慰安所を開設しなかった結果、ベルリン侵攻の間にドイツ女性190万人が強姦され、約29万の私生児が生まれたとしています。

終戦の1945年5月、ドイツに駐留した160万のアメリカ軍兵士は、3月から4月のたった2か月間で487件の強姦事件を起こしたとハイデルベルグ裁判所に記録されています。

フランス軍は45年4月に、南ドイツのシュッツガルトを占拠した時、軍の福祉保健の責任者であったガウブ教授は、「女性住民は逃げることも出来ず、多くの場所で何百件という強姦事件が起きた。 60才以上の女性も16歳以下の少女も逃れる事は出来なかった」と記しています。

ドイツ軍はソ連に侵攻した時に、現地でその都度慰安所を開設し、慰安婦は、現地の女性住民が強制的に徴用された記録にあります。

また、ノルウエー・デンマーク・ベルギー・オランダ・フランスでは、ドイツ兵による私生児が約20万人生まれた言われています。

ベトナム戦争に参加した韓国軍31万人は、村々を襲い、強制連行した女性住民30万人を慰安婦として同行させ、不要になれば殺しました。

韓国軍が一般住民を無差別に殺した数は、30万人以上と言われ、その30万人はベトナム戦争全体の82%を占めます。

また、通常のベトナム人の大きな目の中で、ひときわ目立つ細い釣り目の韓国軍私生児はライダイハンと呼ばれ、現存するだけで3万人以上とされており、韓国は未だに謝罪も補償もしていません。

さらに、アメリカ軍は日本に占領軍として駐留した時、最初の1か月、それも神奈川県下だけで2900件もの強姦事件を起こしました。

駐留した米軍は、これを憂慮し、首都圏に日本の予算で米軍の慰安所を早急に作るよう要求しました。日本は当時の花柳界の協力を得て作りましたが、7年数か月の占領期間、米兵による殺人事件2536件、訴えられた件数だけで3万件以上の強姦事件が起こっています。

以上は、ほんの一部ですが、これでNHK会長が言われた事が正論であったと理解できたはずです。

このように、戦場における性の問題は、悲しい事ですが世界的な普遍現象です。日本軍は確かに慰安施設を戦地に置くことを容認してきましたが、これはもっぱら、強姦事件の発生を最小限に抑えるための措置であったと言えます。

また、欧米や韓国のように、日本軍は戦った多くの現地で、未だに1人の私生児も記録されていない事を明言しておきます。

日本軍の慰安所を運営したのは、99%朝鮮籍の民間業者であり、軍の関与は生活物資の供給と衛生管理にとどまります。

こうしたシステムは、当時の世界各国に普通に存在したもので、日本だけがことさらに非難される筋合いなどありません。

特に、韓国には有りもしない慰安婦問題で日本を責める暇があったら、ベトナムへ謝罪と補償をしろと言いたいし、真実の歴史も知らずに調子に乗って日本を叩く愚かな日本人に対し、心底怒りを覚えます。

もちろん、喜んで慰安婦になった人など1人も居ないと思います。色々な事情で親に売られたり、女衒に騙されたりと、不幸な身の上であった事は本当に同情するものです。

米軍の報告書によると、当時の慰安婦の数は、戦地全体で2万数千人程であり、日本人が4割、現地人3割、朝鮮人2割、その他1割という統計が出ており、朝鮮人より日本人の方が圧倒的に多かったことは事実です。

日本人も同じような境遇で、韓国人よりはるかに多い人々が慰安婦になられたのに、一人も「私は強制連行された性奴隷だ」と日本政府を訴える事はありません。

日本人なら、この事実にも 注目をしなくてはならないと思います。

アメリカ民主党下院議員で、「日本に対する戦後補償」に、異常に熱心なマイク本田氏は、日本のテレビに出演した時に「強制連行の根拠を示してほしい」と問われ、「実際に河野談話が出ているだろ。また、強制連行でなかったなら、どうして日本の首相は心よりお詫びしたのか?」と答えました。

性奴隷が存在したという彼らの根拠は、河野談話なのです。

韓国は「時の政府幹事長の談話と、一国の首相が謝った」というだけで、又しても、日本から謝罪の金を搾り取れると判断し、アメリカ、カリフォルニア州のグランデール市という在米韓国人が多い田舎町で、慰安婦像を設置しました。

その碑文には「日本軍によって20万人以上の韓国の少女が強制的に性の奴隷にされた」という全くでたらめを書き、アメリカのほかの街へ次々と設置しようと企てています。

アメリカの裁判所では、10万件以上の嘆願署名があれば、国は何らかの方針を示さなくてはならないという規定があるそうです。

現在、日本は各方面から、すでに米国大使館へ、10万通をはるかに超える慰安婦像撤去署名を送りました。

又、先日の新聞によると、グレンデール市の在米日系人らが、慰安婦像撤去を求め、市を相手取って連邦地裁に提訴中との報道がありました。

これは明らかに日本人全体の名誉に関わる問題だと考えます。

在米日系人の子供達は、この偽りの像の為に、各地で言われなきイジメを数多く受けています。

我が市は度重なる原水爆実験ごとに、米国へ抗議文を送っています。

この度も、廿日市市として、米国大使館へ正式な抗議をすべきと思いますが、市長としての見解を問いたい。

 

 

国連の小委員会メンバーも、シナの裏金が欲しいだけ

国連委の対日勧告 思い込みの非難はやめよ

2018.9.2 産経 【主張】 

国連の人種差別撤廃委員会が日本に対し、慰安婦問題の対応が不十分だと批判し、「人権侵害」の責任を認めるよう勧告した。相変わらず慰安婦を「性奴隷」とするなど、委員らの思い込みや偏見に基づいており、受け入れられない。

 報告書は、日韓両国政府が慰安婦問題の最終的解決を確認した平成27年の合意などに触れ、元慰安婦ら被害者中心の取り組みになっていないという。しかし日韓合意に基づく支援事業を元慰安婦らの多くが受け入れていることなど、事実経過を無視している。韓国以外の元慰安婦への対応を含め日本が冷淡で何もしてこなかったかのような批判も誤りだ。戦後賠償問題は解決済みとの原則の下で、できる限りのことをしてきた。民間の寄付によるアジア女性基金を通じ、元慰安婦らへの償い金を支払うとともに、首相名で心からのおわびと反省を表す手紙を渡してきた。

 韓国では、多くの元慰安婦が国家賠償ではないとして償い金の受け取りを拒否した。それは韓国側の事情による。問題を蒸し返しているのは韓国なのだ。

 報告書で慰安婦問題を「軍による人権侵害」などと言及していることも看過できない。「慰安婦狩り」に関わったとする吉田清治証言などにより、強制連行された「性奴隷」との誤解が世界に広まった。吉田証言が嘘と分かり、強制連行説が崩れた後も、「自由が奪われた」などと女性の人権問題にすり替えられ批判されている。

 対日審査で、委員から「性奴隷」との表現が使われたことに、日本政府が抗議した。だが「1990年代から国連機関で使われている」と反論されたという「性奴隷」と決めつけたのは、国連人権委員会のクマラスワミ報告書が代表例だが、引用された吉田証言のほか、依拠する豪州ジャーナリストの著作に誤りが多いことが分かっている。出てくる元慰安婦らの証言に根拠はない。

 対日勧告に対し、菅義偉官房長官は「日本政府の説明を十分踏まえておらず、極めて遺憾」などと述べたが、さらに厳しく撤回を迫るべきだ。「性奴隷」との言葉が国連委員会でまかり通っているのも、事実による明確な反論を怠ってきたツケである。(終わり)

最後の文章の通り、日本は、事実による明確な反論を怠ってきたツケが回ってきている。それまでの外務省は、「戦後賠償問題は解決済み」と言うばかりで、韓国が国連委員会に提示している捏造された慰安婦問題は、全く事実とは異なるという明確な抗議と、史実の提示を怠ったツケでもある。

私は平成26年3月で「戦後体制・戦後教育が現代にもたらした弊害について」一般質問している。 以下は、その時の質問内容です。

戦後69年を迎え、改めて戦後の混乱期に何が起こったのかを冷静に見つめ直せば、現在の日本の状況や、約40か国あるアジア諸国の中で唯一反日を叫ぶ中国・韓国・北朝鮮の異常さが理解できると思います。

この度の籾(ぬか)井(い)NHK会長の就任記者会見で問題とされた「慰安婦発言」などは、記者の意図的な質問に乗せられたとはいえ、就任会見の発言としては相応しくなかったと思います。

しかし、その発言だけで辞任を求める多くのマスコミは、発言のどこが間違っていたのかを具体的に指摘できないでいます。

また、NHK経営委員の百田(ひゃくた)尚樹氏が、今回の東京都知事選の応援演説で、米軍が行った広島長崎の原爆投下や東京大空襲等で、30万人以上の女性や子供、老人などの、罪もない一般市民を無差別に殺戮(さつりく)した行為は、非戦闘員の大虐殺であり、明らかな国際法違反であると発言しました。

アメリカは、それを世界から覆い隠す為に、東京裁判で南京大虐殺をでっち上げたという百田氏の発言にも、マスコミは食らいついていますが、一体どこの国の国益を守るマスコミなのかを問いたい。

ご存知のように、NHK経営委員は思想的な発言をしてはいけないという規則はないし、全くの正論である百田氏の発言に対して、マスコミは何ら具体的な反論ができず 感情論のみで騒ぎ立てています。

まず、「従軍慰安婦」などという者は存在しなかった。

何故ならば、戦争中に「従軍慰安婦」という言葉など存在しなかったから。

この言葉は、元毎日新聞の千田(せんだ)夏光(かこう)という人物が、1973年に執筆した「従軍慰安婦」という本の題名が始まりです。戦後28年経過して、このような作為的な言葉が生まれたのに、マスコミは報道しない自由を使って、知らんふりをしています。

戦争中、従軍と言われる方々は、従軍医師・従軍看護婦・従軍記者・従軍僧侶などです。従軍とは軍の作戦行動に付き従う者で、軍に登録された軍属であり、彼らは後に、国から栄誉を称える従軍記章を贈られています。

当時、慰安婦は軍のうしろから商売目的でついてきた者達で、従軍登録した慰安婦は存在しないし、従軍記章を贈られた者も居ません。

千田の著作には、朝鮮人従軍慰安婦20万人など多くの虚偽が含まれており、数十箇所にもおよぶ矛盾や問題点が指摘され、千田自身 関係者に謝罪しましたが、出版元の三一書房と講談社は問題箇所を改訂することなく出版し続けました。

千田の著書は、このように検証されることなく他の著作へと引用され嘘だらけの内容が、国連人権委員会の報告書にも使用されています。

いわゆる従軍慰安婦が世に出る契機となったのは、元陸軍軍人の吉田清治が1983年に書いた『私の戦争犯罪―朝鮮人強制連行』(三一書房)で、軍の命令で、韓国済州島で自ら200人の女性を拉致し慰安婦にしたと書いたことに始まります。

熱心な共産党員であった吉田清治を、1983年11月10日に朝日新聞が「ひと」という欄で取り上げ、朝日は「軍が強制連行した朝鮮人慰安婦」を全国へ広め、吉田は全国各地を講演して稼ぎまくったようです。

吉田の著作内容は、後に済州島の地元新聞記者の許栄善氏や秦(はた)郁彦教授らの調査の末、捏造が指摘され、吉田本人も、これは創作だったと認めることとなります、この問題は、またも著作を離れ独り歩きすることとなります。

この慰安婦問題は、何が争点であるのか?

「韓国女性を日本軍が強制連行し、売春婦ではなく性の奴隷とした」という韓国の言い分を論破出来れば良いわけです。

強制連行については、93年に発表された河野談話の内容が、実は韓国側の強い要求で修正されていた事が、今年の1月1日に産経新聞で発表されました。

「軍の強制は無かった」と言う日本側に、韓国は10カ所にも及ぶ修正をさせ「これを呑めば、慰安婦問題は決着する」と思わせる交渉であったと、当時の石原信雄元官房副長官は、2月20日の衆議院予算委員会に 参考人として出席して証言しています。

その時の慰安婦16人への聞き取りでも、一切軍の強制は認められなかったのですが、国際的な交渉事を、日本人の感覚で「少々理不尽でも、こちらから謝れば事が治まるだろう」と考えたのが大きな誤りでした。

石原氏も予算委員会の場で、「慰安婦の聞き取りでは、事実関係を確認する裏付け調査をしていない」「この談話では、軍の直接的指示で募集したとは認めていない」と述べ。「日本側の善意が、生かされなかったのは残念」と締めくくっています。

このような、外交での明らかな失策を、善意で片づける石原氏や河野氏そして、当時の宮沢総理の国際感覚の無さにはあきれ返るほかありません。(続く)