上位法

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

上記の文は、「日本国民は、諸国民を信頼して」となりますから、この「諸国民」って誰だ?と聞いても、評論家の先生方は、皆お口「モゴモゴ」で、何も答えられなかったと青山さんは仰っていた訳です。

早い話、日本の国土周辺の、特亜3国を含む、日本人以外の人々という意味だと解釈できます。

小市民さんが、書かれた通り、憲法9条に第3項を追加するのも1つの方法ですが、その前に・・

国連憲章の位置づけについて考えてみたいと思います。

日本では、国際法や条約は、各国の憲法の上位法であると言われる方が多い。 私もそうあるべきだと考えています。が・・・

もし「国連憲章>憲法」であれば、国連憲章 第五十一条の、

「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない」の文言で、

「集団的自衛権も、国家固有の権利であると国連憲章に示されている」と言えば、国会論議も終了するはずです。

フランスやオランダなども、「国際法・条約>憲法」ですが、現憲法を死文化出来ないよう「合憲の規定」があるようです。

また、オーストリアなどは、はっきり「国際法=憲法」となっています。

一方、アメリカは、「(連邦)憲法>国際法・条約」という解釈

なぜ、なのか?

理由は色々とあるのでしょうが、「常にアメリカの国益を優先する」という姿勢が、国際法を無視・違反することを容認しているのだと思います。

(これは、トランプ政権以前からのお話ですから、誤解の無いように)

お判りのように、各国の考え方で上位法の解釈は違いますが、どの国も、基本的に現憲法との整合性を重要視する処は同じのようです。

国家っていうのは基本的に、自国優先主義で他国の事は考えていない事は何度も申しました。

戦時国際法に違反して日本に憲法を押し付けた米にとって、国際法っていうのは無力な存在なのだと、改めて分かります。

モルディブのメガフロート

小市民さん、確かにメガフロートの研究は、大手ゼネコンの方が、自由度が大きいかもしれませんね。写真のモルディブの浮島のような、巨大なメガフロートの例もありますし、また、色々と教えて下さい。

 

 

平和とは?

平和とはなんぞや?

小市民さん、いつも面白いご提議有難うございます。今は孫が来ているので、2日ほど楽な投稿をしました ^^;;

さて、「平和とはなんぞや?」ですが、国連憲章では↓

国連憲章 第五十一条  「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない」としていますが、

国連に加盟し、地位の割には世界第2位の高額なお金を真面目に払っている日本には、大きな問題が残っています。 国連憲章に現存する「敵国条項」です。

「敵国条項について」 国連は、世界平和のための国際機関であるかのような錯覚をしている日本人が多いですが、国際連合は、全ての国に平等に開かれた国際機関ではありません。第二次世界大戦時の連合国の軍事同盟関係を発展させたもので、「戦勝国連合」と言うべき組織です。

国連憲章の条文には、第二次世界大戦中に連合国の敵国であった国に対する措置を規定した敵国条項があり、日本が再度戦争を起こそうと画策したと判断されただけで、いつでも戦勝国側(米・英・中・露ほか)は、無条件で日本を攻撃できるという条文になっていて、現在でも”国連の敵国条項が外れていない”のは日本のみとなっています。(同時期に敗戦国であった”ドイツ、イタリア”は、今やNATO加盟国として、正式に同盟国になっており敵国条項を外されている)

つまり、敵国条項がある限り、戦勝国(常任理事国)のシナが、いきなり、米の同盟国の日本に軍事攻撃しても、日本が軍事行動を取ったと判断したからとシナが言えば、国際的には何の問題も無いということになります。

外国の考えている平和とは、自国の権益が侵害されない状態です。

日本が、今の状態を変える強い意志が無ければ、米国でさえ、積極的に日本を助ける事はないでしょう。

一応、横道に入って、日本国憲法前文の方も書いてみると、

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあります。

その「平和を愛する諸国民」は、実は自国の権益最優先の人々です。

自分の利益や、自国の国益を損なう事が分りながら、日本に対し、公正な観点で信義を重んじる人は、一人たりとも居ないと思いますから、我ら日本人の安全と生存を託せる訳が無いのです。

「平和とはなんぞや?」・・・「秩序が保たれている状況」と、お答えしておきます。 隷属的な平和も、それに含まれます。

ところで、小市民さん。 小泉内閣の時に、普天間基地移設の代案として、海上メガプラットフォーム案が出たのですが、大手の造船所でないと建造設置は不可能であり、沖縄の業界では受注する企業が無く、防衛利権の点から、見送られたと聞いています。

実際、ジェット戦闘機ではなくヘリポート基地の移転ですから、3000m級の滑走路も必要ありません。 当時、とても良い案だと思ったのですが、利権話は抜きにして、実現可能性はあるのでしょうか? 是非、ご意見をお聞きしたと思います。

地元の中電コンサルなども、「災害拠点施設」などを想定して、研究していますが?

 

憲法の一般質問 2

(2)日本は、憲法改正のために、世界で最も厳しい壁がある。

伊勢神宮

ご存じのように、衆参それぞれの総議員数の2/3以上の賛成が必要であり、その上、国民投票で過半数の賛成も必要。

改正には日本と同じような厳しい要件があると言われている米や独は、定足数(過半数以上の出席)の2/3であり、実質国会の1/3以上の賛成があればよく、いずれの国も国民投票はない。また、諸外国の実態を見ても、憲法は決して変えてはいけない不磨の大典ではない。

同じ敗戦国である独は、1949年の憲法制定以来59回の改正、イタリアは1947年の制定以来16回。また、米は18回、仏24回、スイス23回、ノルウェーは200回以上であり、日本のように、先進国で一度も改正されていない憲法は珍しく、憲法制定以来変わっていない世界最古の憲法と言える。

また、日本の憲法は世界に誇る平和憲法などと言われているが、その平和条項を持つ国は、成文憲法保有国188か国中98か国(52%)もあるので、平和憲法は、我が国の専売特許ではない。

「戦争放棄」も、イタリアとアゼルバイジャンにあるが、共に兵役の義務がある。

「侵略戦争の放棄」も、ドイツや韓国等にあるが、共に軍隊を持ち、兵役の義務がある。

集団的自衛権を否定し「永世中立国」と言われるスイスは、徴兵制のもと国民皆兵の国である。各家庭は個別に自動小銃を所持し、家屋の99%に核シェルターがあり、駅や公共施設の地下にも、千人単位を収容保護できる核シェルターが配備されている国。有事の際には、兵士だけでなく国民全体が国防に従事する義務がある。しかし、強い愛国心により、米のような銃による犯罪は少ないといわれている。

コスタリカは、確かに軍隊を持たない国だが、ジェラシックパークという恐竜映画の舞台になった程の、ジャングルと麻薬の国であり、軍事クーデターを起こさない為に国軍を廃止しただけで、警察が戦車やロケット砲を持ち、日本のように米軍が駐留して、有事には徴兵制が規定されている。

9条の会などが、能天気にも現憲法をノーベル平和賞にしようと運動しているが、中国と韓国以外に、世界の誰も相手にしないのは、こういう理由からだと思う。

むしろ、9条2項のように、国家と国民の自然権である自衛権まで放棄すると解釈される「戦力不保持と交戦権否認」の条項は、国家経営や国民の安全上の重大な欠陥であり、近隣の好戦的な独裁軍事国家である中国・北朝鮮や、IS等のテロ集団につけ入るスキを与える危険極まりないものである。

今日の我が国を取り巻く内外の諸情勢は、戦後70年を経て劇的な変化を遂げている事は、皆さんも充分認識されていると思う。

すでに、現憲法の制定時には、想定もされなかった事態。例えば、環境保全の問題や、加害者の人権ばかり言われて、被害者の人権は全く軽視されている問題、東日本の震災や、今回の口永良部島の噴火にも言える事だが、緊急事態に対する法律も整備されていない。

多くの国では緊急事態に、強い大統領権限が与えられ、「緊急事態宣言」を出して、国会の予算措置を待たずに、被災地に予算を使ったり、国会議員の選挙を延期したりできるが、我が国にはそれが無いため、手続きに時間がとられ、迅速な対応が出来ずに、救える命も救えなくなる事態が想定されている。

また、今後想定されるであろう あらゆる事態への適切な対応も、これから益々求められる状況にある事は論を待たない。

しかし、戦争の放棄を定めた憲法の平和主義の精神は、変える必要はないと思う。

憲法とは、その国の在り方そのものである。

自衛隊の皆様には、将来にわたっての国家・郷土の安全、国民と社会の安心と繁栄、近隣諸国との共存共栄、国際社会への平和貢献などを柱に、日夜頑張って頂いている。この席から、改めて心からの感謝を申し上げたい。

我が国の歴史、伝統、文化に基づく国柄の維持発展と、想定外の事態を決して起こさせない非常時への十分な備えなど、目の前の現実と、時代の変化に対応するために、国家の根本規定である憲法を整備するべきと考えるが、

憲法前文が、大好きと言われた市長の見解を問う。(終わり)

よく調べたら、この文章で一般質問は行っていませんでした。申し訳ないです。これは、一般質問をするための下案原稿です。実際の質問は、もう少し判りやすいものになっていますが、趣旨は変わっていません。^^

 

久しぶりに読み返してみると

私の、平成27年6月議会の一般質問原稿を、ここに投稿します。少し長いので、2部に分けます。今、思い出しても、市長の慌てた顔が面白かった。ろくな答弁ではなかったので、市長の言葉は入れておりません。興味のある方は、廿日市市議会の一般質問で、角田を検索してもらえば、たぶん映像としてインターネット配信されています。

1 憲法改正について (平成27年6月議会一般質問原稿)

我が国は、憲法9条のもとで、自国の国防をアメリカにゆだね、戦争を国家の想定外としてきた。それにより、大戦で疲弊した国力を養い、各種産業や国民生活の向上に邁進して、日本の復興と繁栄に貢献したことも事実である。

しかし、戦後70年を迎えた我が国は、未だにドップリと一国平和主義というぬるま湯につかり、いつしか「茹でガエル」になろうとしている。

茹でガエルの話はご存じと思うが、鍋に水を入れた中にカエルを入れ、下から弱火でユックリ温めると、カエルは段々水温が上がっている事に気付かず、いつしか茹であがって死んでしまうという話。実際に実験したわけではないので、上手くいくかどうか判らない。

昔から「日本の常識は世界の非常識」と言われているように、日本は、マスコミを含む世論の中で、絶対に「普通の国」になることを許されず、国防の議論さえマトモに出来ない「異常な国」のまま、戦後70年を迎えた。

家族や郷土の為に、尊い命を捧げて下さった日本の先人に対して、中国は、年間1兆円もの予算を使い、慰安婦や南京などの嘘を世界中へ発信し続けている。また、それに同調する朝鮮半島の実態を、どこまでご存じか。

共産党一党独裁国家で、言論の自由も人権も無い 21世紀の帝国主義の国「中国」のプロパガンダに乗って、自分の国をここまで侮辱する人々。このような自虐史観に、異常な程の執念と喜びを持つ人々が、こんなに沢山、日本にいる事に 疑問にすら持たない人々。

こんな おかしな国になってしまった原因はどこにあるのか? また、日本人の自律の欠如。

何故、このような特異な憲法が出来たのか? を検証したい。

現憲法は、81%の新人議員で構成された国会で、ろくな審議もなく可決された事実をご存じだろうか? 時系列でお話しする。

昭和20年8月30日に、マッカーサーが厚木飛行場に降り立ち、10月2日に、「連合国軍最高司令官総本部」いわゆるGHQが設置され、日本占領政策が始まった。

GHQ調達庁の資料では、その占領期間6年8か月の間に米兵に殺された日本人は2536人、傷害を負った者3012人とあり、あの手塚治虫さんも「道の端を歩け」と言われ、いきなり殴り倒されたという。

以前、慰安婦問題でお話したが、米兵が日本女性を襲った事件が、届出だけで2万件以上。 米軍が駐留した最初の10日間、神奈川県下だけで1336件もの強姦事件が発生した。それを受け、「特殊慰安施設協会」なるものを設立して、終戦から3か月以内に、全国25カ所に占領軍専用の慰安施設を作ったと記録にある。

その中には、広島県も含まれている。

昭和20年9月、GHQは手始めに検閲を始めた。

「プレスコード」通達により、ラジオ・新聞・雑誌の徹底した検閲のために、数千人の日本人が雇われ、東京大空襲・広島長崎への原爆投下・占領軍兵士による暴行など、GHQに不利な事は、絶対に記事にさせなかった。

昭和20年10月11日、GHQは幣原(しではら)首相に憲法改正を指示。

同 12月18日に衆議院解散。

普通は、その瞬間から総選挙に入るところを、GHQが総選挙延期を命令。

12月18日解散で、総選挙が出来たのが翌年4月10日。

この約4か月間、日本には、最高議決機関である国会が存在しなかった。

その間に何があったかが問題である。

翌昭和21年2月3日、マッカーサーは、民生局長ホイットニーに、自作の憲法案を渡し、憲法モデルを作るよう指示。日本人のためではなく、日本が2度と再び欧米の脅威とならないために・・・

法律の専門家など一人も居ない素人チームが、日本国憲法を、約8日間で作成した。

2月13日、ホイットニーは、新憲法を吉田茂らに見せて反応を確認。

その日の内に、解散中の前衆議院議員466名中381名(81.7%)の公職追放を決定した。特筆すべきは、公職追放された381名は、次期立候補も禁じられた事。

3月6日、日本による徹夜の翻訳作業で、憲法改正草案要綱が完成。

4月10日、総選挙実施。 当選者466人中379人が新人議員(81%)。

5月3日、極東国際軍事裁判(東京裁判)開廷。

5月4日、GHQは次期総理に決まった鳩山氏に対して、大命降下(皇居で行われる、天皇陛下による総理等の任命式)が、決まった4日に合わせて鳩山氏に公職追放令を出し、政界から追放。次期立候補も禁じた。

公職追放を恐れる新人議員達に、GHQは容赦なく、新憲法可決を迫り、8月24日、憲法改正案が衆議院可決。 賛成421 反対8 であった。残りの37名がどうしていたかは、不明である。

新憲法は、正に銃による恫喝と、徹底した言論統制の中、到底、民主的とは言い難い状況下、帝国議会を経て、昭和21年11月3日に発布された。

占領国の憲法を変える事は、戦時国際法のハーグ条約に明らかに違反しているのはご存じであろう。

このような非人道的経緯で生まれた、戦争の勝者による押し付け憲法を、平和の名の下で必死で守ろうとする御仁には、民主的な政治や人権や倫理を語る資格があるとは思えない。

5月18日の産経新聞で、共産党政策委員長の小池氏の記事があったが、彼は「侵略戦争を行った反省から憲法は作られたのだ。同時に新憲法を当時の国民が、大歓迎の中で受け入れた歴史的事実もある」などと、中国共産党が、泣いて喜ぶようなコメントを出している。

ちなみに、衆議院本会議で、新憲法法案に反対した議員は8名。

その中には共産党が4名おり、社会党左派も一名いた。

反対議員8名の代表として、共産党の野坂参三氏は、新憲法法案反対の演説をし「憲法9条は、空文を弄するものであり、民族独立を危うくする危険がある」と、堂々と正論を述べた。

「九条を守れ」の共産党や旧社会党の皆さんは、歴史の事実を謙虚に学んで頂きたい。

これが、視点を変え、時系列で見た憲法の成立ちである。芦田修正が何だかんだという 不毛の憲法論議など全く関係ない。

占領下とはいえ、日本の最高議決機関である国会を、ここまで足蹴にしてできたのが、今の憲法である。

この憲法の成立ちと、憲法がおかれている現況・問題点について問う。(終わり)

 

 

 

だめですね

急な用事が入って、急いで書いて投稿したら、ひどい文章になってます。 字も間違っているし、脱字も、意図と違う文章も。 今日の文は訂正せず、反省として残しておきます。大した文章でもないし。 とは言いえ、これで食ってるわけじゃなから、気楽に書いていきますけどね ^^;;

巳歳馬齢さん、お疲れです。 青山さんの講演は、何回か聞いていますが、劇場型の講演といいますか、壇上から飛び降りたり、客席通路を歩いて突然マイクを向けたり、声を振り絞って抑揚を付け、両手両足を使って汗びっしょりの2時間講演ですから、体力勝負ですね。 聞く者を飽きさせない素晴らしい内容でしたが、スタッフに、「講演のCDは?」と問うと、「最初の約束で、録音録画は一切ダメという契約ですから」と申し訳なさそうに言われました。 意外と・・でした。

けっして、悪口ではなく金銭感覚はしっかりなさってますよ。 参議院議員になられましたから、多分講演料も安くなるだろうというスケベ根性で、昨年秋に講演をお願いしようと、秘書の方に連絡しましたら、即、見透かされて、「議員になって講演会対応はしてません。秘書は3人しかいませんから」と断られました。

秘書の少なさにもびっくり。しかし、今回の講演の中で、その説明がありました。

「議員は金が掛かるというのは大嘘です。秘書3人までは公費で賄えますから、それで十分。選挙運動もしないし、後援会活動もやりません。議員活動だけすれば、歳費以上のお金は必要ありませんから」・・・成程、「でも、あんたは有名人だからだよ」と、思わずつぶやいてました。  さあ、今日はこのあたりで ^^

 

尾長氏死去

{八重山日報}翁長知事死去 09日 8月 2018  翁長県政 功罪相半ば 際立つ発信力も「反対」に終始

米軍普天間飛行場の辺野古移設阻止を県政運営の柱に掲げた翁長雄志知事。「オール沖縄」と称される保革共同体を構築し「沖縄の民意」として米軍基地の負担軽減要求を全国に発信した。

一方で国との対立は激化し、保守派からは、基地反対を訴えるばかりで安全保障政策の重要性を軽視していると厳しい批判を浴びた。功罪相半ばする約4年だった。

 もともと自民党県連の幹部を務めた保守派で、一時は辺野古移設を推進していたが、県議から那覇市長、知事へとステップアップする過程で態度を変えた。

移設反対派からは保守派の良心として期待される一方、保守派は権力獲得のために変節したと見る。  知事就任後、米軍基地負担軽減を訴える「翁長語録」は全国的に大きな注目を浴びた。   (終わり)

私と同い年という事もあり、何とも言いようのない気持ちです。大変な病いの中、行動や思想が正しいかどうかは別として、自分の生き方を全うされた方なのだと思います。 ご冥福をお祈りします。

当初は、沖縄の保守としてご活躍された方でしたが、おそらく鳩山民主党政権発足くらいからスタンスを変えられ、議会多数派の大衆迎合の波に呑まれた一人なのだろうと思います。

50日以内での知事選挙は、左翼有利の「弔い合戦」になると思います。宜野湾市の市長選挙も同時進行になるようですから、地元自民党系の議員の数が圧倒的足らなくなります。

強い向かい風の中の、絶対に負けられない2つの選挙。

消極的戦略ですが、選挙が終わるまで土砂投入などの移設工事を全て止めて、左翼の反対運動や選挙違反を放置(映像だけはネット配信する)し、地元住民の賢明な判断を待つしかありません。

国防を左右する大変な選挙になると思います。

これが欧米なら、国防についての地方の口出しなどは完全に無視です。沖縄知事選であろうと、ただの地方選挙に過ぎないのですから。

早く、まともな普通の国にしたいですね。

 

 

代表なら、会派のゴタゴタくらいまとめろよ

竹下亘総務会長「活発な政策論争の総裁選に」 https://www.sankei.com/politics/news/180804/plt1808040012-n1.html  石破氏支持の見方強まる 2018.8.4 22:47更新

自民党竹下派(平成研究会、55人)会長の竹下亘総務会長は4日、那覇市で講演し、9月の総裁選について「建設的な議論を積み重ね、将来の日本の姿を国民の頭に思い描いていただける総裁選にしなければならない」と述べ、候補者同士の活発な政策論争を求めた。

9日に派の対応を決めることも正式に表明した。竹下氏は誰を支持するかについて「迷っていないといえば嘘になる」と述べた。

竹下派所属の参院議員(21人)は石破茂元幹事長を独自に支持する方針だ

竹下氏も総裁選で緊張感のある論争が必要との見解を周囲に示しており、石破氏支持に動くとの見方が強まっている。

竹下氏は衆院側を自主投票とはせず、派の対応を明確にする意向だ。

2日に派に所属する衆院議員から意見聴取したのに続き、7日に参院議員からも意見を聞いた上で最終判断する。 (終わり)

何なんでしょうか。未だに青木幹雄元参議院議員会長の威光に逆らえない竹下会長。

何も決められない額賀さんを引きずり降ろす処までは理解出来ましたが、参議院定数6増で長男の青木一彦氏の地盤である島根選挙区を、盤石な特定枠にしてもらった安倍政権に、あえて反旗をひるがえす青木先生。

息子の選挙でお世話になったからといって、これは身内の私事。 竹下派をぶち壊してまで石破さんを担がせようとする姿勢を、竹下派衆議院議員の人達は老害としか捉えないでしょう。 まとまる訳が無い。

赤いリボンのボクが、青木の息子 だそうです。 線が細いな~

石破さんは、隣の鳥取県ではありますが、島根1区の細田博之先生と青木氏の確執も大きかったとは思います。安倍さんは、清和政策研究会会長細田博之さんの会派ですからね。

でも、「竹下氏は衆院側を自主投票とはせず、派の対応を明確にする意向だ。」ってのは厳しいですよ。(今朝の新聞で、会派の分裂は避けられないと言いましたね)

山陰の内輪のもめ事もまとめられず、国政まで持ち込むとは、竹下さんも小粒ですね。それほど、石破さんに肩入れして、どうするのでしょうか? 勝敗は最初から見えているのに、如何に負けるかも考えていないようですから、地元の人達には悪いですが、政治家の資質を疑います。

平口洋先生です。

私も、地元の平口衆議院議員が竹下派でなければ関心も無いのですが、地元経済のことを考えると、やはり心配になります。何で、額賀さんの派閥へ入られたのか知りませんが、石破さんのようにならない為には、そこで辛抱されるしかないと思います。

私は安倍政権支持ですけど、地元の市議会議員として、初当選から後援会共々自民党の平口さんを応援しています。

大丈夫とは思いますが、間違っても石破さんと共に行動しないようにお願い致します。(平口さんご本人が、このブログを読んでおられるようなので、あえて書きました)

ここに、「石破茂 裏切りの歴史」というのがあります。石破茂さんを知るには、非常に分かり易いので、ご参考まで。

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1981年、父の死後、真っ先に葬儀に駆け付けてくれた田中角栄の助言で政界を目指すも、引き継ぎも待たず、選挙区に田中派議員がいる中で出馬、これで田中派に入れなくなった石破に救いの手を差し伸べたのが中曽根派の渡辺美智雄氏田中派ではなく中曽根派からの立候補。田中角栄を裏切る。

1993年、非自民の細川連立政権が成立。自民党が野党に転落すると、立て直しに四苦八苦する森喜朗幹事長に「私はね、政権与党にいたいんです。自民党の歴史的使命は終わった」と捨て台詞を吐き、離党届。渡辺美智雄、中曽根派、自民党を裏切る。

小沢一郎を「真の革命者」と称賛して、新進党結成に参加するも、小沢一郎が党首に選ばれると、自分の考える政党と違うと総選挙前に離党。小沢一郎を裏切る。

自民党に復党するも誰も相手にされず、伊吹文明が「石破君は仕事が出来る人だから」と情けをかけて伊吹派に入れてあげるも、その後に入閣すると「閣僚が派閥に属するのは如何なものか、派閥は旧態然としていると思いますよ」の捨て台詞で伊吹派を離脱。伊吹派を裏切る。(その後、額賀派も裏切る)

麻生政権の閣僚を務めていながら、支持率低迷で総選挙が近づくと、総理官邸に乗り込み「後任は麻生さんが指名すべきと、私は思うわけです」と謎の論理を展開して麻生おろしに加担。麻生太郎を裏切る。

民主党からの政権奪還を目指した自民党総裁選で安倍晋三と総理を争い、敗れて幹事長に在任期間中、地方選挙で連戦連敗。自民党支持者を裏切る。

自民党総裁任期延長問題で、総務会で吠えまくるが、誰も相手にされず、派閥政治を否定していたのに石破派の水月会を結成。

モリカケ問題や自衛隊日報問題で、新聞テレビに連日出演して、安倍政権と自民党を背後から撃つ発言をしまくり、マスコミの安倍おろしに加担。自民党と安倍晋三を裏切る。

現在、石破茂は、安倍総理支持を決めた岸田派を抱き込もうと動き回っていますし、竹下派にも露骨に媚びようとしています。このため、石破茂は田中角栄大平正芳の墓参りを行いました。竹下派(平成研)は元田中派でしたし、岸田政調会長の岸田派(宏池会)のかつての派閥会長が大平正芳であったためです。

あんた、墓参りするなら10本の指じゃ足らんだろ! ということ。

万が一、石破氏が総理になれば、後ろから鉄砲を撃つ能力は要らないけど、外交・経済音痴で、変顔で人見知りだから、多数派自民党に頼るしかない。そのとたん、待ってましたと、過去の総連関連の迂回献金などの問題が反日マスゴミに一気に炙り出されて、あっという間に大炎上。

石破氏本人は、誰かのせいにして雲隠れ入院・・・というオチが見えてきます。

そして、マスゴミ待望の「反日野党頑張れコール」の大合唱が起こり、参議院選挙の行方が見えなくなる。まして憲法改正など、影も形もなくなるということ。

これが、最終的な反日マスゴミの狙いです。判ってくださいよ、単細胞の竹下さん。  石破さんは、最初から「自己愛一筋」ですからね

 

左翼脳の限界

今朝の産経の地方版P21に、青山さんの講演が載っていました。さすがにプロ。

「憲法改正が出来なければ、愛する人を守るという、人間として当たり前の事すら出来ない事を訴えていこう」と、うまくまとめています。

 

さて、6月議会が終わった頃、議会事務局にある各議員の諸連絡BOXに、「止め続けよう伊方3号」 2018年8月3日 広島高裁決定の9月30日期限延長を求めた広島地裁新仮処分申立第一回審尋期日 というのが入ってました。

「あゝ、左巻きや、めんどくさ! こんなん入れるなや。シュレッダー直行」と思いましたが、待てよ、8月3日からの動きを見てからにしようと、カバンに仕舞ったまま今日になってました。

内容的には、広島高裁の阿保裁判官が、何をとち狂ったか、「阿蘇山が噴火したら伊方原発は危ないから、運転は期限付き差止にする」と判断した・・・までは知っていましたが、まあ、最高裁で結審するまでのことと思っておりました。

しかし調べてみると、「裁判の長さ=運転停止の長さ」だから、四国電力としては大変な事。しかも、停止の理由が半端なく面白いので過日の審議記録を見ますと、

火山第61巻第1号 211-223頁

「我が国における火山噴火予知の現状と課題」 平成28年(2016年)

東京大学名誉教授で気象庁火山噴火予知連絡会会長(当時)の藤井敏嗣氏が、中・長期火山噴火予測について手法が確立していないとしていること、原子力発電所の稼働機関にカルデラ噴火の影響をこうむる可能性が高いか低いかという判定そのものが不可能なはずであり、このような判定を原子力発電所設置のガイドラインに含むこと自体が問題であろうと述べていること。  同 甲G19 甲22

成程、火山噴火予知連絡会の専門家は「判定そのものが不可能なものを、原子力発電所設置のガイドラインに含むこと自体が問題だ」と。

至極当たり前の回答をしているのに、阿保の裁判長は、左翼のオドロオドロしいDVDを見て、「怖!運転停止!停止じゃ!」とやってしまった。

立法・行政・司法の三権に求められるのは、時の感情に流されず、常に理性的に、将来に責任が持てる、公平で公正な審議に努める事です。 

広島高裁の野々上裁判長は、「阿蘇山の噴火で火砕流が原発敷地に到達する可能性が十分小さいと評価できない」という論拠にしました。

これは100%の安全が確証されなければ、運転は認めないという無茶苦茶なロジックです。安全率99%に近付けるよう最善の努力することは勿論ですが、100%絶対安全なんて言い切れるものは、それこそ絶対にありませんから ^^;;

この「野々上友之」という阿保は、将来の責任から逃げ、時代の情に流されて、裁判の常識から外れた結論を出した訳です。

今、火山の専門家である山賀進先生の「日本列島の地震・津波・噴火の歴史」という本を見ています。

P21.に、「世界最大のカルデラ」とも言われる阿蘇【25㎞×18㎞】は過去に何回か、こうした破局噴火を起こし、最後の9万年前の破局噴火により今日の形になりました。その時の噴火物の総量は6千憶㎥、(時速100㎞以上の速度で)火砕流は海を渡り山口県にまで達しています。 

つまり、九州に生存する生物は噴火と同時に全滅。火砕流は水面も関係ありませんから、東向きの偏西風に乗って、広島県の海岸線や、伊方原発のある愛媛県や高知県にまで達し、何百度の熱波で、多くの死者を出す大惨事になることは間違いありません。

しかし、9年前ではなく9万年前の噴火です。

縄文時代はいつ頃から始まったとお思いでしょうか? 所説ありますが1万5千年前だと言われています。まだ、日本列島が大陸と地続きだった頃です。

その、人類が日本列島に住み始めた縄文時代より、7万5千年も前の噴火を論拠にして、「阿蘇山の噴火で火砕流が原発敷地に到達する可能性が十分小さいと評価できない」とする愚かさ。

私達の1万年後の子孫が、階段から落ちて死ぬかもしれないから、今後、階段を作るのは止めなさい! って反対運動起こしたら、どう思いますか?

判定そのものが不可能なものを、原子力発電所設置のガイドラインに含むこと自体が問題なのです。 

青山さんの講演会

>「人の出生率などを表す専門用語として,「生産性」という言葉は普通に使われている」

成程、理解出来ました。 欧米人の「生死感のドライさ」と、「心身ともにボロボロになりながらも,老々介護で寝たきりの自分の親を最後まで看取ってゆく現代日本人の生きざま」の違いが出た言葉なのですね。

さて、昨日の青山さんの話は、相変わらず面白かったです。写真も録音もいけないと言われたので、ウル覚えですが、少し披露してみます。

1.「憲法96条の改正規定があるから、私は護憲派」

国民投票法: 2007年5月成立,2010年5月施行。

憲法96条では,憲法の改正には衆議院と参議院それぞれの総議員の 3分の2以上の賛成で国会が発議し,国民投票で過半数の賛成を得なければならないと定めている。

国民投票法は,これまで規定されていなかった憲法改正の手順を具体的に定めた。

これにより憲法改正は,衆議院 100人以上,参議院 50人以上の議員の賛成で原案が発議され,両院それぞれの本会議にて 3分の2以上の賛成で可決した場合,国会が国民に憲法改正の発議をし,発議の日から 60~180日に行なわれる国民投票で有効投票の過半数の賛成を得て承認される。

*護憲派は、憲法改正条項である憲法96条を守る義務がある。

2,「9条はそのままで、[自衛隊を認めよ。ではなく、自衛権は保持する]という項目を追加せよ」

{憲法9条}

1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

*陸海空軍の次の「その他の戦力」とは? 先の尖ったペンも武器、人を攻撃できる腕も足も武器、憲法9条は、日本人全員四肢を切り取って達磨のようになれと書いている。

*自衛権を認めることで、自衛隊は軍隊となり、バカバカしい民間規定は全て排除される。

3.国は、国民の安心安全を図るのが主な仕事。 なのに、国民を守る法律が無い。 9条は、「国は国民を守れない」と宣言している。 国が国民を守れないから、横田めぐみさんも取り返せない。

4.憲法前文の、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」の「平和を愛する諸国民」とは誰の事だ? 憲法学者は、誰一人答えられない。又、誰ともわからない者に日本国民の安全と生存を委ねるのか?

等々。 如何ですか?

 

祈りの日

73年前の今日、米軍のB29爆撃機が広島市中心部へ原子爆弾を投下し、一瞬にして十数万の非戦闘員の人々の命を奪いました。

その日、父は千葉県の砲兵学校にいました。 母は、空襲を何度も受けた呉海軍工廠の約3㎞山の手の実家から、ピカッと目の眩むような凄まじい一瞬の光の後、雲1つない青い西の空に、地の底から湧き出るようなキノコ雲が上がるのを見て、「ああ、これで日本は終わりだ」と思ったそうです。

海軍工廠に勤めていた私の祖父が、呉港に停泊している(船全体を松葉で隠した小山のような)戦艦大和を指さして、「この船が港からいなくなったら、日本は負ける」と言っていたそうですから。

その母も、今年91才。 その後、知り合いを探しに広島に入った様ですが、その時の事は、未だに言葉にしてくれません。

尋常高等小学校(今の中学)だった父の末の弟は、当日、建物疎開(火事の延焼を防ぐため、家屋密集地の建物を一部壊すこと)のため、広島市内を移動中に被爆。 偶然にも、自宅近所の人がリヤカーで通り掛り、リヤカーに乗せられて、その日の夕方に帰宅。 顔がパンパンに膨れ上がり、家族でも判別がつかない状態でしたが、7人の兄弟姉妹の名を次々に呼んだことで確認。 布団に寝かせましたが、火ぶくれした体中から血の混じった体液が流れ出てどうにもならず、翌7日未明に亡くなりました。

大工の祖父は翌朝、泣きながら末の息子の棺を作り、すぐ裏の寺に頼んで葬儀をしたそうです。ただ、焼場が一杯でどうにもならず・・・後の事はよく判りません。

父の兄弟は男6人女2人の8人で、父は3男です。 長男と3男の父が祖父に従って建築業を継ぎ、次男は、大工の家では異色の弁護士になりました。

その次男も、白島に現存する広島家庭裁判所での裁判の為、広島電鉄で通勤途中、立町電停付近で被爆。 次男の叔父が満員電車の吊革につかまっている時に、風呂敷包の荷がほどけ、かがんだ瞬間に衝撃があり気絶。 起き上がろうとすると重くて動けない。 しばらくして少しづつ身を起こしたら、折り重なった遺体に守られ、電車の中で生き残っていたのは自分だけと判り、しばらくは立てなかったそうです。

その叔父も、今の私の歳に亡くなりました。

生前、「わしが禿げとるのは、原爆におうたからじゃ」と言っていましたが、兄弟が皆禿げですから、言い訳の意味が分かりません。 ^^;;

昨日は、現中国領の新疆ウイグル自治区である「東トリキスタン」の亡命政府大統領「アフメットジャン・オスマン氏」の講演会がありました。このお話も、折を見て書いていこうと思います。

今日は、「第10回8.6広島平和ミーティング」が、18:00からJR白島駅徒歩5分の「上野学園ホール」で開催されます。 講師は現参議院議員の青山繁晴さん。この人の話は、とにかく情報てんこ盛りで面白い。スタッフの一人として、「2時間以内で終わるかな?」と心配しています。

さて、日本人の平和への思いは、誰しも共通だと考えたいのですが、どうにも違う人たちが、8.6が近づくと多くなる。 色々と書きたいことは沢山ありますが、今日は、特別に静かな祈りの日でありたいと思います。