平和とはなんぞや?
小市民さん、いつも面白いご提議有難うございます。今は孫が来ているので、2日ほど楽な投稿をしました ^^;;
さて、「平和とはなんぞや?」ですが、国連憲章では↓
国連憲章 第五十一条 「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない」としていますが、
国連に加盟し、地位の割には世界第2位の高額なお金を真面目に払っている日本には、大きな問題が残っています。 国連憲章に現存する「敵国条項」です。
「敵国条項について」 国連は、世界平和のための国際機関であるかのような錯覚をしている日本人が多いですが、国際連合は、全ての国に平等に開かれた国際機関ではありません。第二次世界大戦時の連合国の軍事同盟関係を発展させたもので、「戦勝国連合」と言うべき組織です。
国連憲章の条文には、第二次世界大戦中に連合国の敵国であった国に対する措置を規定した敵国条項があり、日本が再度戦争を起こそうと画策したと判断されただけで、いつでも戦勝国側(米・英・中・露ほか)は、無条件で日本を攻撃できるという条文になっていて、現在でも”国連の敵国条項が外れていない”のは日本のみとなっています。(同時期に敗戦国であった”ドイツ、イタリア”は、今やNATO加盟国として、正式に同盟国になっており敵国条項を外されている)
つまり、敵国条項がある限り、戦勝国(常任理事国)のシナが、いきなり、米の同盟国の日本に軍事攻撃しても、日本が軍事行動を取ったと判断したからとシナが言えば、国際的には何の問題も無いということになります。
外国の考えている平和とは、自国の権益が侵害されない状態です。
日本が、今の状態を変える強い意志が無ければ、米国でさえ、積極的に日本を助ける事はないでしょう。
一応、横道に入って、日本国憲法前文の方も書いてみると、
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあります。
その「平和を愛する諸国民」は、実は自国の権益最優先の人々です。
自分の利益や、自国の国益を損なう事が分りながら、日本に対し、公正な観点で信義を重んじる人は、一人たりとも居ないと思いますから、我ら日本人の安全と生存を託せる訳が無いのです。
「平和とはなんぞや?」・・・「秩序が保たれている状況」と、お答えしておきます。 隷属的な平和も、それに含まれます。
ところで、小市民さん。 小泉内閣の時に、普天間基地移設の代案として、海上メガプラットフォーム案が出たのですが、大手の造船所でないと建造設置は不可能であり、沖縄の業界では受注する企業が無く、防衛利権の点から、見送られたと聞いています。
実際、ジェット戦闘機ではなくヘリポート基地の移転ですから、3000m級の滑走路も必要ありません。 当時、とても良い案だと思ったのですが、利権話は抜きにして、実現可能性はあるのでしょうか? 是非、ご意見をお聞きしたと思います。
地元の中電コンサルなども、「災害拠点施設」などを想定して、研究していますが?