就職面談で、ほかに何聞くの?

「生まれはどこ」「両親の仕事は」 熊本労働局が就職面接で注意喚起https://this.kiji.is/385973015257662561?c=92619697908483575

エントリーシートや就職面接で、その質問「NG」かも。7月1日は企業の高校訪問解禁日だが、熊本労働局は、選考の際に思想や家柄につながる質問をしないよう呼びかけている。「場を和ませようとつい聞いてしまうこともある」(同局職業安定課)ため、注意が必要だ。

労働法は、人種や性別のほか、社会的身分や信条により採用時に差別的な扱いをすることを禁じている。それらにつながる恐れのある質問は不適切で、厚生労働省は、両親の仕事や支持政党、結婚観など11項目を例示している。

■差別につながる恐れのある不適切な質問の例

「生まれはどこ?」(出身地)  「両親の仕事は?」「一人っ子?」(家族)

「どんな家に住んでいるの?」(住宅状況) 「家の車はなに?」(生活)

「どの政党に考えが近い?」(支持政党)「結婚はしたい?」(人生観)

「好きな歴史上の人物は?」(尊敬する人物)「マルクス主義をどう思う?」

「加入している団体はある?」(社会運動)「何新聞を読んでる?」

中には「家の車はなに」「一人っ子なの」「好きな歴史上の人物は」といった、普段の会話の中で、つい聞いてしまいがちな項目も含まれている。違反しても罰則はないが、指導の対象になる。

同課は「面接時にはあらかじめ聞く項目を決めておき、思いつきの質問はしない」などの対策を推奨する。8月には、県内事業者を対象にした説明会も予定している。

太路秀紀(2018年7月1日付 熊本日日新聞朝刊掲載) (終わり)

私の顔ではありません。

へ~、知りませんでした。面接というより、既に履歴書であらかた書いてませんか?

私が就職面接を受けた時なんぞ(相当、前の事ですが ^^)、全学連ピーク(少し下り坂)の時代で、就職は大変だったのではと思われるかもしれませんが、学生の9割以上はノンポリ、政治に関心がある奴なんかほぼ皆無。

(3年生の時、青ヘルの同級生を1か月程居候させましたが、ある日、突然、私の机の中のバイトの金と共に消えました。あれ以来会ってませんが、生きているかな・・・というのが唯一学生運動らしき私の思い出。)

私の経験談を書きますと、それほど出来は良くなかったのですが、悪くもなかった。先生に相談しても、卒業も就職も問題ないだろうと言われていたので、自分としては、「良し! 早めに就職決めて、遊ぶぞ~」という計画だったのですが、それはもろくも崩れ去りました。

広島に帰る気はサラサラなく、東京であちこちの建設会社や設計会社、設備関係の会社などを受けましましたが、学科は合格でも、面接で不合格。

実は、親父が地元工務店の社長、って言うより何人もの大工や見習いを雇う大工の棟梁で、私はその長男。しかも他は妹一人。

履歴書を見て、「広島県? なに?工務店の跡取り息子じゃないか。何年わが社で辛抱する気? 困るんだよね、ようやく使えるようになってから辞めるようじゃ」って。

「御社の00に魅かれて受験しました」なんていう言葉に、何の効力も無く。結局、年末まで就職が決まらず、12月に奇跡的に一つだけあったのが、なんと広島の小さなゼネコン会社という皮肉。しかも、そこでの面接だけは、自分で言うのもおかしい程の大成功。まあ、広島へ帰れという事だったのでしょう。

差別につながる面接? 「生まれはどこ? 両親の仕事は? 長男? 家の車は?」ダンプと3輪貨物とミゼットだよ! チャンチャラおかしいわ!