韓国の豪華船沈没事故で、昨夜女房に、「こりゃ韓国だから、船長や船員たちが一番先に逃げてたら大変な惨事になってるぞ」と、言ってたら、今朝のネットニュースでは全くその通り。
なんと悲しい事故ですが、対応が酷過ぎますね。
しかも、この船は日本製という事で、こちらが非難を浴びそうな形勢です。 何でも日本が悪いといういつものパターンでしょうが、ブログを検索すると、ちゃんとありました。
これが、日本での姿 ↑
しかし、その上に客席などを建て増しして豪華客船に変身 ↓
これって、建築の立場からしても、絶対にしてはいけない事です。
建築なら、「すぐ下の構造体を補強しようと、全体の重量やたわみを支える基礎や躯体(骨組み)の補強は不可能ですから、絶対にしてはいけません」と、言いますが、全体の浮力計算を伴う船体ですから、建築どころの騒ぎではありません。
頭デッカチになっているのに、船体の浮力バランスは元のまま。 これじゃ、素人が見ても転覆しますよ。 とは言え、映像で見る限りでは、あまりにも転覆の度合いが酷い。
普通、大きな船は、船体に穴が開いただけなら、少々バランスが悪くてもそんなに簡単に転覆しない構造になってます。
海水が浸入したフロート部分を閉じて、その反対側のフロートから海水を注入すれば、造作なくバランスが取れる構造体のはずですから。
おそらく、そんな初歩的な対策もしないまま、船を捨てて逃げ出したのでしょうな。この鬼畜のような船長や乗組員は。
事故に遭われた学生さんたちや、ご家族が気の毒でしようがありません。