総理、お疲れ様でした

>高市さんの政策はまさにそのとおりと言いたくなりますが、正直今からで高市さんは間に合うのかと心配です。

これは噂の域を出ませんが、高市氏は今春2月頃から週1~2回、定例的に安倍氏と二人だけで懇談していたようです。コロナ終焉が見通せず、オリンピック開幕の最終判断の時期からズッとですよ~大した策士ですね、どちらも。

高市さんの「安倍さん取り込み」は相当な効果で、2~3日中には「安倍氏、高市氏の支援を表明」と出るかな? 乞うご期待です。

また今回、色々な人のコメントを見ると、鈴を付けたのは案外「二階さん」かも。この度の衆議院選挙では、自民党は勿論ですが、公明党にとっても落とせない選挙ですから、公明党は、選挙前の首のすげ替えを二階さんに託したというシナリオは如何でしょう? 

だから、あの二階さんの辞任劇が、あっけなく収まったのでは? 勿論、和歌山の二階氏の三男さんの衆議院選挙には、公明党が全力で支援てな処で【笑】

以下は、ネットで如何に高市さんを期待する人が多いか。アンケート中間表示です。マスゴミの評価と180°違いますね。

菅総理、総裁選不出馬を表明 ~ アテが外れて吠える野党の醜態 – 政治 (fc2.com)

ご回答いただき、ありがとうございました。 9月4日(土)8:06 受付期間 : 2021年09月02日~2021年09月11日 次の自民党総裁に相応しい政治家は誰だと思いますか? 任期満了に伴う自民党総裁選が、9月17日告示・同29日開票で行われます。次期総裁に相応しい候補者を一択で選んでください。

1: 菅義偉 86(6.1%)
2: 岸田文雄 22(1.6%)
3: 高市早苗 1242(88.1%)
4: 石破茂 3(0.2%)
5: 小泉進次郎 0(0.0%)
6: 河野太郎 30(2.1%)
7: その他 26(1.8%)

*反町理 「総理になったら靖国参拝はどうしますか?」 *高市早苗 「私は一人の日本人として役職に関わらず靖国参拝を続けてきた。靖国参拝は外交問題ではない!」

これも最高! 高市さん、頑張れ!

菅首相退陣!

菅首相が退陣、自民総裁選に出馬しない意向表明…党臨時役員会で表明 (msn.com) 読売新聞 2021/09/03 11:58

菅総裁

 菅首相(自民党総裁)は3日午前の党臨時役員会で、17日告示、29日投開票の党総裁選に出馬せず、退陣する意向を表明した。首相はこれまで、出馬する意向を何度も明らかにし、再選に意欲を示してきた。

だが、新型コロナウイルス対策への批判や、二階幹事長ら党役員を交代させる人事方針を打ち出したことに対する反発が高まり、断念したとみられる。これにより、総裁選は首相抜きの新たな構図で展開される。【中略】

 総裁選には、既に岸田文雄・前政調会長が立候補を表明している。高市早苗・前総務相も出馬に意欲を示している。知名度が高い石破茂・元幹事長や、河野行政・規制改革相らが出馬するかどうかが今後の焦点となる。

 自民党は3日午前、総裁選挙管理委員会(委員長=野田毅・元自治相)の会合を党本部で開いた。党主催の公開討論会など、日程の詳細を決める。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて党主催の地方遊説は行わない方向だ。【終わり】

これは、想定外の戦いが始まりますね。先行きが判らなくなりました。あと2週間しかない告示日では、河野氏は無理ですが、石破氏は間に合います。岸田氏と高市氏のガップリ四つより、岸田氏の基礎票を奪える石破氏が参加した方が、高市氏は有利になると思います。

3者とも過半数が取れない場合はもっと面白い。この4~5日が水面下の勝負ですが、短期決戦は、腰が重く、優秀な参謀が少ない岸田氏は不利かなと。高市氏が裏で安倍さんと繋がっていれば、良い勝負になると思いますけど・・・

それにしても、誰が鈴をつけたのでしょう?

心配だ~

>酔っ払いの感想にお付き合いありがとうございます。

コロナ対策の最有効策は2類から5類に落とす事でしょうね。デメリットは、医師会や地方自治体が国の金を充てに出来なくなる事と、治療が全て自己負担になる事です。が、普通のインフルエンザのように、近所で馴染みのお医者さんに見てもらえるので、年寄りは喜ぶし、医療崩壊はあり得ないし、マスゴミの空騒ぎも収まります。

毎日、低能芸能人が意味のない感染者数で騒いで、視聴率を稼ごうとしても、情報弱者以外は馬鹿らしくてチャンネルを変えますよ。今、私はパラ以外見ませんけどね。

息子さん、お元気ですか? また、皆さんと飲みたいですが、いつもの店は、ず~とコロナ休み。店主は結構高齢で、口が多い割には病弱ですから、このまま閉店なんて事になると、あの美味い料理が食えなくなる。ああ、心配だ~

最高の宝

>自衛隊もですが基本装備の貧相ぶりは情けない限りです。

同意。日本政府は、日本人の基本的な能力に甘えすぎていますし、「国民の安心と安全の保障」という国の基本を、余りにも軽んじていると言えます。

あんな自虐的な憲法を70年以上も変えず、省益しか頭に無い財務官僚の言いなりで、経済を悪化させる政策のオンパレード。教育予算もG7中最低。

防衛予算も削られて、隊で使うトイレットペーパー等日用品も自己負担って、外国から笑われますよ。日々の訓練で使う弾薬も足りないし、公務の移動ですら十分に高速道路が使えない(防災・救助関連だと使い易いようですが)。

それでも国民が優秀だから、各種犯罪率はG20中最低で、断トツで最高ランクの治安を維持。国内総生産は人口比世界第2位。教育水準はピカ一。自衛隊の対応能力は、個々では米軍も凌駕する程。でも日本は、他国並に「必要事項に先行投資」しないから、医療・科学・物理の優秀な研究者は、みんな海外へ逃げ出しています。

日本政府は、もっと「日本人の資質」に感謝すべきだし、その資質は日本の最高の宝なんですが、気付いてませんよね【泣】

横道に~

>いつも思うが政権与党では幹事長が大きな役割を果たすのは言うまでもありませんが、90年代以降、幹事長が前面にしゃしゃり出てくると、弱体化しますね。

中々鋭い人物評論ですね。楽しめました【笑】 でも、流石に永田町の妖怪達は一味違いました。「二階幹事長外し」を公言した岸田さんの思惑を軽く蹴り倒した「総裁選の前の二階氏交代容認発言」。参りましたね。これで7割方、菅さんの再選決定ですが、総選挙は別物。地味な菅さんは、小泉さんのように「ワンフレーズ政策」は打てませんから、新たな選挙手法が必要です。小市民さんならどう考えますか。

平成8年12月の、天皇陛下の誕生日祝賀パーティーを狙ったペルー日本大使公邸人質事件には、鮮烈な印象があります。日本の橋本首相とペルーのフジモリ大統領の、国を背負う度量と責任感の圧倒的な差に、日本人の1人として、心底恥ずかしく思いました。

当事者である日本は、テロに直面しても第三者の如く、ペルー政府に対して「平和的解決を」としか言わない。救出までの4ヶ月間、何一つ具体案も出さないまま「平和的解決」とだけ。

ウィキペディアで調べていたら、正月明けにテレビ朝日が、政府に無断でペルー大使館に突入しようとして、世界中から非難を浴びた事も思い出しました。ド素人が潜入出来るわけありませんが、出来たとしても、テロリストを利するだけ。(ちょっと横道に~)

日本の政治家もそうですが、日本のマスメディアも、日本人の常識は世界の常識くらいに軽く考えて海外に出ます。普通だったら、「潜入失敗で日本人全員射殺」が当たり前。大使館の人質にも被害が及ぶかもしれません。

ペルーは日本ではないのですから、白旗持って両手を上げて進めば、いきなり撃つ事はないだろうなんて甘すぎますよね。(大東亜戦争では、保護義務がある欧米の兵士に、日本人人質は何千人も無残に殺されましたよ)

包丁持って人質を取っている犯人に、何十時間も説得するのは日本だけ。アメリカだったら、狙撃手を配置して、投降しなかったら即射殺ですよ。世論もそれを是とする。

先日も、通報で駆け付けた警官にノコギリを振り回して迫って来たアホがいました。上空に一発威嚇射撃をして、それでも詰め寄って来たから射殺した「正当防衛」なのに、平和ボケマスゴミが、足を撃つことは出来なかったのかと非難。

典型的な馬鹿ですね。いくら近くても緊急事態なんだから、足の何倍も太い胴体を狙うのが当たり前。ニューナンブ回転拳銃は、一発目を外せば撃鉄を起こす時間がいる。その間に負傷して、拳銃を取られる可能性もある。そうすれば新たな犯罪が起こるだろ。その責任は誰が取るのか? お前らマスゴミが取るわけはない。絶対に。

(又しても、思いっきり横道にそれました)【笑】

在外邦人への対応

>防疫体制もアフガンの邦人救出もグダグダ過ぎて情けない限りですね。イラン・イラク戦争の時の教訓が全く生かされていません。日本大使館員は17日には英国機でお先に出国とか。自国民に対してなんらかの対処はしていたのでしょうか。今朝の中国新聞記事にもありましたが、この件に関しては韓国はお見事でした。

アフガンの問題は、島国で単一民族である日本人の感覚では、中々理解できないと思います。昨日は、過去の歴史事例から相当に調べましたが、宗教問題から部族問題、欧米やソ連との関係など、とても複雑で難しいです。

でも、これだけは言えます。避難したい在外日本人が居るのに、職務を放棄して日本大使館員が先に逃げた事は、本当に恥ずべきことです。

産経抄にもありましたが、81年前、リトアニアで領事代理を務めていた杉浦千畝氏は、ユダヤ人へのビザ発給に消極的だった日本外務省の訓令を無視してビザ発給を続け、数千人のユダヤ人を救いました。今の省庁職員には、その気概の欠片も見られません。日本人は、ここまで劣化してきたのかと、強い喪失感を覚えています。

しかし、立憲の福山哲郎(帰化前:陳哲郎)にまで言われたくありません。平成27年に平和安全法制が成立して、ようやく「在外邦人輸送」の他に「在外邦人保護」が出来るようになりましたが、「軍靴の音が聞こえる」「戦争法」だと言って、この安保法制に反対していたのは陳哲郎らの野党であった事はハッキリさせておきたい。

他国が出来てなぜ自衛隊が出来ないか? それは、自衛隊法の縛りが多過ぎ、その上、中途半端に成立した安保法制や平和憲法が足かせになっているからです。「在外邦人保護」を他国のように、国際法優先ですれば、自衛隊は韓国以上に完璧に出来たはずです。しかし、出来なかった。

外国人の安全を保護するのは一次的には滞在国の義務であり、自国民と同様に扱うべきとするのが国際法です。しかし、アフガンは国主が逃亡し、「国」が消失しました。日本の安保法制が想定しえなかった状況。交渉する相手が居なかったのです。今回は、その日本の安保法制の不備と、外務省の無能さが露呈しました。

タリバンのカブール制圧が15日。予想を上回る速さであったから、当初18日からの民間機での救出が困難となり、急きょ、自衛隊機に切り替えを決めたのが23日。その間、日本人大使館員12人全員は、既に17日に英軍機で退避。英国大使は、その後もカブールに留まってアフガニスタン人の協力者に、ビザの発給をし続けたというのに。詳細は以下でお調べ下さい。

在アフガニスタン日本国大使館 (emb-japan.go.jp) アフガンの特命大使は、令和2年10月赴任の「岡田隆」。また、外務省の恥さらしが増えました。

安保法制上は、相手国の承認があれば、邦人が集合する現地まで迎えに行けるのですが、交渉相手が国ではなくテロ組織であれば、国際空港という治外法権の場での「在外邦人保護」しか、自衛隊が安全に活動できる場所はありません。

そのため、現地の邦人は危険を冒しながら自力で空港にたどり着かなければならない。そういう対処法を選んだのは日本政府です。

他国は、国連憲章を意図的に解釈し、タリバンが居る中で、素早く自国の軍隊を出して自国民を救出しました。

日本は、日本国憲法の上位法である国際法を選ばず、民間機での救助にこだわった挙句の失敗。次の自衛隊機の手続きの間に、8月26日に空港周辺でISによる自爆テロが発生して、空港までの邦人輸送が出来なくなったという訳です。

なんとも言いようがありません。本当に残念です。国内法の縛りがあるにせよ、日本政府と官僚は、有事の邦人救出より、平時の「反日野党とマスゴミに叩かれない道」を選んだのですから。

とにかく、頑張れ!!

総裁選について  その序|青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road (shiaoyama.com)

▼いずれにせよ、ぼくは古い自由民主党が繰り返してきた種の手練手管などには一切、応じません。関与しません。使いません。その意味で、これまでとは違う総裁選が実現するよう、ささやかに力を尽くします。目的は、ぼくのすべての議員活動とまったく同じ、ただ国益と国民益に資することです。

青山さんが主宰する「日本の尊厳と国益を護る会」に所属する会員は、各派閥会派を超えて集まった自民党衆参両院の67名。他に、自民党の安藤裕衆院議員たち若手自民党議員約100名が、自民党の誤った経済方針に待ったを掛け、「プライマリーバランスの目標撤廃と消費税凍結」を掲げて勉強会を重ねています。

この中の全員が、会の考えに従うとは思えませんが、老獪な派閥の親方でも、無視できない数である事は間違いありません。

マスゴミは、菅さんと岸田さんの戦いのようにお膳立てしていましたが、独自の政策開示で、マスゴミのアナログ手法をはるかに凌駕していく高市氏さんを無視できなくなっています。さて、どうなるか?

カープも、主砲鈴木が復活して、全体に良い流れになりそうです。今日も美味しいビールが飲めますように【泣+祈】

火中の栗

岸田氏、「改憲をしっかり考えていく」 – 産経ニュース (sankei.com)

自民党の岸田文雄前政調会長は26日の党総裁選への出馬表明記者会見で、緊急事態条項新設などを含む自民党の憲法改正案4項目に言及し「改正をしっかり考えていくべきだ。国民と対話しながら考えていきたい」と述べた。

今更、対話しながら考えてどうするの? 総理になるなら「憲法改正をやり抜く」でしょ。未だに、池田教に忖度しているようでは話になりません。やっぱり、平時の総裁候補ですね。

一方、高市早苗女史は↓

【次期首相候補】高市早苗氏「憲法9条を改正して自衛隊を『国防軍』に」「敵国の基地を攻撃できる法律が必要」 | TweeterBreakingNews-ツイッ速! (tweetsoku.com)

 現行憲法9条2項の戦力不保持と交戦権否認を削除した2012年策定の党憲法改正草案を挙げ、「今の自民党案よりベターだ。自衛隊ではなく『国防軍』と明記したい」と提起した。

中国や北朝鮮の軍備増強を「国防上のリスク」と位置付けて、先進装備調達、研究開発と防衛費増額が必要とした。ミサイル防衛に関し、敵基地機能を一時的に喪失させる攻撃を可能にする法整備を訴えた。

◎高市早苗の主な政策・主張◎ 私的にはドンピシャな政策で、嬉しいです。

★旧宮家の男系男子の皇籍復帰や養子縁組による男系維持

★「新しい日本国憲法」の制定

・「国家の名誉を守る為の法制度整備」

・「国民の生命と財産」「国土と資源」「国家の主権(独立統治権)と名誉」を守り抜く

・「消防・警察・防衛・海上保安・入国管理の体制強化」

・「中国への技術流出を防ぐための法整備が必要」

・「敵地攻撃能力は必要」

・「原子力の平和利用は必要」

・結果平等廃止、機会平等を保障

・「自立と勤勉の倫理」が重んじられる「公正な社会」を創る

★国家の基本である「教育」を立て直す

・公徳心・生命観・勤労観・国や郷土を愛する心を育む

★全世代の安心感に繋がる「強靭な経済」を創る

・円建て国債発行では、経済は絶対崩壊しない

・デフレ脱却まで危機管理分野と成長分野に財政出動する(物価安定目標のインフレ率は2%)

ここまで言える人が、今まで居ましたか? 今は有事。国益のために、如何に実効性のある具体的な提言が出来るかに掛かっています。 総裁選は、爆発寸前の「火中の栗」を、国家国民の為に喜んで拾える人を選びたいです。 二階派の混乱を見て、安倍・麻生のAAコンビが膝談判しているようですね。良い結果になりますように【祈】

防疫体制?

先日の「サンデー毎日」の記事の続きです。

世界中は、患者を治癒する「医療体制」だが、この国は患者を治すための医療ではなく、日本社会を感染症から守る国家「防疫体制」でコロナに対応している。防疫は保健所が核になる。

検査の主体であり、陽性者を感染症指定医療機関と調整して入院させるのも保健所だ。明治以来の旧内務省・衛生警察の基本思想がそのまま生き、通常医療とは別の枠組みからなっている。

感染爆発で問題となるのは、入院調整、ホテル療養への対応。保健所がパンクするのは時間の問題だ。しかし、入院のハードルを上げれば、入院調整の負荷は大幅に削減される。ホテルはガラガラだから、ホテル療養を増やせば良いものを、原則自宅療養として、医師会に在宅診療を丸投げした。ホテル療養での保健所の負担も軽減される。

そこに患者目線はない。医療体制と違い、防疫体制は患者の自由裁量が無く、人権侵害の訴えが出来ないようガチガチに法律で固めている。感染症法とはそういう法律だ。それが医系技官、感染研、保健所の利権をもたらしている。

昨年6月に自民党で感染症法を抜本改正すべきとなったが、厚労省が大反対した。役人の抵抗である。法に「国民が治療を受ける権利がある」と明記すれば良い。強制ではなくサポートという事を書けば良い。メディアが全くそういう指摘をしない。国会記者クラブは厚労省ベッタリで、作られた世論が国民に刷り込まれている。

問題の本質は、患者無視で国家防疫を最優先した厚労省・感染研・保健所による体制にある。この体制ではパンデミックには対応できない。今こそ他の先進地並に患者の健康を最優先、現場で自律的な調整が可能な医療を中心とした体制にすべきだ。(終)

湯崎知事と福山市市長のオンライン会議

「宿泊療養施設を県内に3千室確保しようと動いている開設準備も行っていますので態勢を整備していきたい」と、湯崎知事は言っているようだ。福山市は最初から不足していたようだが、広島市の受け入れホテルは、以前からガラガラ状態が続いている。今の防疫体制を理解して言われているのか、はなはだ疑問である。

高市情報は、もう少しデーターが揃ってから書きますよ。二階派は、予想通り混乱していますから【笑】

お勉強しましょう

久留米大学医学部免疫学講座トップページ (kurume-u.ac.jp)

[75版への追記箇所] :「(13) 抗体の役割は?」の章の「抗体陽性の意義」への追記。より

国立感染症研究所から興味深い研究結果が2021年7月2日に報告されました(Moriyama S, Immunity 2021, 7/2)。

新型コロナウイルス感染により作られ始めた中和抗体量は2~4か月後から急激に減少するようです。この減少は、軽症者に比べて重症者に強い傾向があるようです。しかし、ご安心ください。

中和抗体の量の減少に伴い、一つ一つの抗体が持つ新型コロナウイルスに対する効力は10か月かけて増強されて行くことが報告されています。

つまり、新型コロナウイルスとの実戦経験をもとにB細胞軍が成熟し、戦法が「量から質」へと変化し、少数精鋭部隊に最終的には置き換わると考えてよいのかもしれません。

また、少数精鋭部隊は非常に頼もしい限りで、質へと変化した抗体は「ブラジル由来変異株(ガンマ株)」や「南アフリカ由来変異株(ベータ株)」に対しても効果が発揮できると報告されています

国立感染症研究所(量より質)および米国エール大学(量より速さ)からの報告は、「抗体の効力は量だけでは判断できない」事を教えてくれています。

ワクチンは二回の接種から10ヵ月かけて増強し、変異ウイルスにも効果を発揮します。

この久留米大のサイトをみれば、コロナの疑問がほぼ解けます。お時間があればお読み下さい。かなり時間が掛かりますが、サンデー毎日の方には、特にお勧めしますよ(笑)