桜風さんの投稿を見落としておりました

4~5年前の事ですし、ここでも以前書いたので、完全な時効と思って書きます。

桜風さんが書かれた「牡蠣」は、あたったら怖いですね。

私も、一度やりました。 負け惜しみを込めて「牡蠣ダイエット」と言います。

地元のある牡蠣祭り(かなり多くの地域でやります)で来賓として参加。 炭火で牡蠣殻ごと焼くのですが、焼いてくれたのが、漁協出身の新人市議会議員。

地元の国会議員や県会議員、当時の議長である私や、副市長などの席に、「もう、大丈夫ですよ。ちょうどフックラとジューシーに焼けてます。食べて下さい」と、アツアツの殻つき牡蠣が運ばれてくるわけですから、とても素直に頂きました。

実際、おいしかったですよ。その日は、冬にしては暖かで、野外バーベキューには最適でした。

そして次の日、強烈な腹痛と嘔吐と下痢、かなりの発熱でかかり付けの病院へ。医師の「何か、食べましたか?」の問いには、「別に覚えはありません・・・」。

一カ所の診療所で、一日3人以上の食中毒患者が出れば、保健所に通知する義務があります。すると、自動的に、そのイベントは中止になる。 まさか、地元の市議会議長が「00牡蠣祭り」で牡蠣にあたったなんて新聞に書かれたら、地域の人達に迷惑がかかると思って完全黙秘。

でも、気の毒なことに、その牡蠣祭りの主催者の打ち上げで食中毒が出て、次の年からは、「殻つき牡蠣は大鍋で酒蒸し」となりました。

これはまた旨いですよ。牡蠣は本体より、牡蠣殻にノロウイルスなどが付着しているらしいですから、大鍋に牡蠣を並べ、高温で一気に中を熱くして、素早くふたを開けて一合の日本酒をパッと注ぎ、すぐに蓋を閉めて5分。

パカッと口を開けた牡蠣に、広島のレモンや酢橘を注ぎ、殻に残った塩水と一緒に大きな身をほうばると・・・何ともいえませんな~

お祭りでは必要数が集中して多かったため出荷を急ぎ、生食用で出すものに限っていたのが輸送側に徹底してなくて、一部加熱用が混ざったことが原因とみられています。

「牡蠣ダイエット」。いや~ 大変でした。 水飲んでも吐くし、熱は高いし、何も食べなくても下痢は続くし、気分は悪いし。 一週間寝込みまして、体重が約10kg減。

人間はやはり、食べなきゃ痩せるんですね。

*後日談:その時に、同じ席で食べた国会議員・県会議員・副市長という人達と、何かのイベントで3か月ぶりに会食した時に、誰という事もなく食あたりの話となり、全員が一週間寝込んだと、皆で笑いながら白状しました。全員、病院では黙秘した処も一致しましたよ。皆で笑い転げましたが・・・

あまり、お薦めできないダイエット法でした。 体力無い人なら死にます。

(今回は、しゃぶしゃぶであたったので、3日寝込んだだけで復活です。何事も経験ですが、こういうのは遠慮したいですね)

コメントは受け付けていません。