http://news.infoseek.co.jp/article/sankein_sk220150105056
砂防ダム内に集落60年 不法占拠状態、京都府が移転要請へ- 産経ニュース(2015年1月5日07時59分)
京都市北区の砂防ダムの内側に約60年にわたって不法占拠状態で居住している住民がいるとして、河川管理者の京都府が平成27年度に、移転要請を含めた本格的な対策に乗り出すことが4日、分かった。
現場は国有地で約50人が居住しているが、災害の危険があるものの長年、居住していた実態から反発する住民もいるという。府は住民らの説得作業を進め、まずは自主移転を呼びかける方針だ。
京都府砂防課によると、現場は、紙屋川にある砂防ダムの内側。昭和28年にダムが建設された直後から川べりに在日韓国人や在日朝鮮人らが住む集落がつくられていたという。
府は集落を認知していたものの、居住を続けることを事実上、黙認していた。
しかし、昨年8月に広島市で土砂災害が発生し、防災に注目が集まる中、この地域が大雨で繰り返し浸水していることなどから方針を転換。移転を求めることを決めた。
(終わり)
また、在日特権か? 国有地に勝手に家を建てて60年も不法占拠しておいて、出て行けとなったら、高額の保障と手厚い生活保護という いつものパターン。
「我々は日本に強制連行された可哀想な朝鮮人」。 これがいつまでも通用するからね・・・お役所には。
さて、今回12月に質問させて頂いた内容を少し紹介しましょうか。お題は「生活保護」です。
3 生活保護について
どこの自治体でも、財政がひっ迫している現状では、様々な対策を早急にとる必要があります。財政再建の問題では、扶助費についても聖域とは言えません。昨今の不況下、年々増加傾向にある生活保護費についても同様であります。
今回、質問に載せている「和歌山県の上(かみ)富田町(とんだちょう)」では、食料支給制度と扶養義務の調査徹底で、生活保護利用率が横ばいになり、それなりに効果を上げているとありました。
しかし、生活保護というのは、食料支給で事足るものではありません。最も負担が重いものは、公費負担医療と言われる医療扶助であり、保護費全体の約50%を占めます。次が、生活扶助の32%、住宅扶助14%と続き、その他に、教育扶助・介護扶助・出産扶助・生業扶助・葬祭扶助があります。
食料支給とは、その生活扶助のほんの一部であり、これで生活保護支給に一定の歯止めが出来るとした報道に疑問を感じ、自分なりに調べてみました。
それによると、上富田町は、2006年4月に「食料物資支給制度」を設け、「生活保護の認定は受けられないが、極度に困っている」という家庭を対象に、月2万円を限度にして、米などの食料品を支給するというもので、町長が支給を決めると、担当職員がすぐに買い物に行く事になっています。 年間予算は30万。
担当者は少ない金額だが十分運用可能と話しています。
また、この制度は、生活保護の不正受給を防ぐ意味でも効果があるようです。
相談に来た人が、「明日の食べ物がない。子供が死んだらどう責任を取るのか」と言ってきても、食糧を支給できると伝えた途端に帰っていくケースも少なくないそうです。逆に、本当に困っている人へ支給すると、感謝の気持ちが生まれ、自立してその恩に応えようとしてくれると言っています。
素晴らしいですよね。 ここが最も重要なのですから。
もう一つの特徴的な取り組みは、扶養義務調査の徹底。となっていますが、これについては、今現在の少ない人数で、日夜努力されている生活保護現業員(ケースワーカー)の事を考えると、これからも頑張って下さいと言うしかありません。
上富田町の人口は一万五千人足らず。演歌歌手の坂本冬美さんの出身地というくらいで、熊野古道以外に観光資源もない町ですが、人口だけは微増し続けているという不思議な処のようですから、一度、別の角度から調査したいと思います。
こういう町の生活保護制度が、廿日市市で、そのまま通用するとは思いませんが、研究の余地はあろうかと思います。これについての、市の考えを伺います。
生活保護費用の負担率は、通常、国が75%、市が25%とはいえ、それに関わる職員の人件費の大半は市の負担ですから、財政難の折、生活保護支給の承認事務は、窓口職員の大きなプレッシャーになっていると思います。
1987年、札幌市で「保護受給の申請をさせず、相談に留める対応」が行われ、母子家庭の母親が餓死した事例や、2007年7月10日、北九州市で、市職員から生活保護受給者に対し、「就職した」との虚偽報告を強いられ、支給を打ち切られた結果、「おにぎりを食べたい」と孤独死した事案が発覚し、大きな社会問題となりました。
これらの事例は、当然あってはならないものですが、今回問題にしたいのは、先ほどの上富田町で、食糧を支給しますよと言った途端、Uターンして帰ったような人達であります。
これはどのような人であったのか?
これはどういう社会問題であるのか?
この生活保護が抱えている闇の部分について、少しお話をさせて頂きます。
(・・次回)