予算成立後に「総裁選を」 党内から交代論、石破政権に不満高まる2025‐3‐12
自民党の西田昌司参院議員は12日、参院議員総会で「もう一度、総裁選をして新たなリーダーを選び直さないといけない」と述べ、新年度予算成立後の総裁交代を訴えた。党内では参院選への危機感から、石破茂首相への不満が高まっており、こうした言動が「石破降ろし」に発展するか、注目が集まる。西田氏は総会後、「昨年の衆院選で負け、国民の審判が出ている。(後略):神野勇人
西田昌司議員の首相交代要求は「ただのパフォーマンスだ」浮き彫りになった国民が望む“改革” 2025‐3‐12
「西田氏の発言は、党内からの批判として注目されているが、実際には自民党内の権力闘争の表れに過ぎません。現在の政治不信は、単に首相を交代させるだけでは解消されないほど深刻です。政治資金問題は自民党全体の構造的問題であり、党自体の体質改革なしには解決しません。むしろ、次の選挙を見据えた党内の駆け引きととらえるべきでしょう。
国民は単なる『政権交代』ではなく、政治システム全体の改革を求めています。このような内部対立は、自民党の危機感のなさを露呈させているとも言えるでしょう」(全国紙政治部記者、以下同)
岸破政権を非難する西田氏には、すぐに「パフォーマンスだ」という財務省お抱え記者の記事が載る。
「財務省の不正を暴く、MMTの急先鋒である西田氏を何とか潰したい」という財務省の強烈な圧力が各方面に掛かっています。
通常なら、西田氏に「女性問題などで辞任必死」と、そろそろ全国紙面を飾っても良いくらいですが、国民民主党の玉木氏を罠にはめた件で、これが財務省案件だとバレた事が結構効いているのかな?
先日、岸田・麻生・茂木会談があったようですが、どう見ても石破降ろし会談ですよね。
これは、当初予算案に内示してあった「高額療養費の見直しの件」で、あまりの世論の強い批判に石破がビビッて、衆議院で通った予算案を再修正した事が要因のようです。
これは皆さんご存じないかも知れませんが、実はこれ、現憲法下で初めての出来事なんです。
これを受けて、「岸波政権の終わりの始まり」の収拾をどう付けるかという懇談会だったと思います。
これが麻生・茂木会談であったなら、「次は高市」だったかも知れませんが、岸田が加わったという事は、「次は俺だ」という岸田を入れなくてはまとまらなかったという事でしょう。
どうまとまったかは後日に分かる事でしょうが、石破政権をソフトランディングするか、派手にハードランディングするか、どちらが痛手が少ないかを協議したんでしょう。
内閣不信任案でも出すんですかね? 参議院選挙前に、解散する度胸があればの話ですが(笑)