今日は、沖縄県知事選の近況を

>沖縄県知事選挙の裏に潜む琉球独立工作(1)概要編

今年11月に投開票が行われる沖縄県知事選挙は、マスコミ報道により辺野古移設の賛否が最大の争点となっています。

しかし、それは目眩ましの可能性が大きいと見ています。

何故なら、異例づくめでの擁立、出馬、公約が次々と起きているからです。

4年前の仲井眞知事VS伊波洋一の構図とは大きく異なっています。

マスコミが一切報道しませんが、今回の沖縄県知事選挙では4点の異常事態が起きています。

以下に列挙します。

 

<2014年沖縄県知事選挙で起きている異常事態>

(1)共産、社民、社大のが統一候補を自分たちの政党から擁立せずに元自民党の翁長雄志那覇市長を擁立した。

(2)翁長雄志を擁立した革新政党の一つの社会大衆党の委員長である糸数慶子議員が国連の委員会に参加し、「琉球人民は少数民族(先住民)で日本政府から差別を受けている」と訴えた。

(3)前衆議院議員の下地幹郎氏までが「沖縄独立を問う県民投票」を公約に掲げた。

(4)1年以内の琉球独立と米軍基地の撤去、中国・台湾・韓国軍の沖縄駐留を公約に掲げる候補が出馬表明をした。

本来なら以上4点が沖縄県知事選挙の報道について紙面を賑わさなければならない重大ニュースです。

前掲の資料「沖縄県知事選挙の構図」のとおり、現在5名の候補が沖縄県知事選挙に出馬表明しています。

その中で辺野古移設を推進と表明しているのは、仲井真知事だけであり、翁長雄志は「移設反対」、下地幹郎は「県民投票」、喜納昌吉は「移設撤回」、大城浩詩は「米軍基地撤去」です。

これだけ見ても仲井真知事とその他で対立している事がわかります。

実は、移設反対派が分裂しているのです。

マスコミは県民、国民の目を辺野古移設の賛否に集めるような報道をしています。

しかし、実はこれまで争点になることのなかったテーマで対立構図が出来上がっています。それは沖縄は日本に帰属するか、それとも独立かという対立構図です。

仲井真知事は、安倍政権を強く信頼しており日本政府と一体となって沖縄を発展させるビジョンを持っています。

ところが、その他の候補は日本政府を敵としてとらえているのです。

翁長雄志は、いつも口癖のように、「オール沖縄」とか「保革のイデオロギーの対立をやめて沖縄県民のアイデンティーで日本政府と対向するべき」と言っています。

琉球独立という言葉は使いませんが、沖縄県民を束ねて反日闘争の体制を作りつづけてきた政治家なのです。

その政治家を革新政党が担ぎ、その中の一つの政党の委員長である糸数慶子議員が国連で、琉球独立を訴えるような行動をしたのです。

更に、下地幹郎は沖縄独立の県民投票まで公約に掲げ、喜納昌吉はもともと沖縄の自己決定権を訴えていて独立志向の持ち主です。

最後に、大城浩詩は琉球独立を訴えている政党「かりゆしクラブ」と共闘して3月23日に国際通りで琉球独立パレードを開催し、その直後に沖縄県知事選挙に出馬し、「1年以内の琉球独立」と「中国・韓国・台湾軍の沖縄駐留」を公約に掲げたのです。

このような琉球独立の公約は、ほとんどの沖縄県民は相手にしませんが、実情をしらない県外や海外の方が聞いたらほとんどが信じてしまいます。

つまり、沖縄県民の目を辺野古に釘付けにしながら、国連までをも巻き込んだ琉球独立の工作が進められているということなのです。

以上、概要について述べてみました。

以下、参考動画を掲載親します。 (沖縄対策本部 仲村覚)

 

<動画:【翁長雄志】NO OSPREY 東京集会 (2013/01/30) >ttp://youtu.be/mcjK8OQPafs

 

<動画:【翁長雄志】知事選挙出馬記者質問 No.1(2013/09/13)ttp://youtu.be/va969DlmGGc

 

<動画:【翁長雄志】知事選挙出馬記者質問 No.2(2013/09/13)>http://youtu.be/va969DlmGGc

 

<動画:【糸数慶子】人種差別撤廃委員会 日本審査と「総括所見」(2014/09/02)>http://youtu.be/ACTHPCASArY

 

<動画:国連の先住民族国際会議に参加し、先住民代表としてスピーチをする糸数慶子参議院議員>http://goo.gl/Q4po9B

 

<動画:【下地幹郎】沖縄独立県民投票の公約(2014年7月31日)自治会館 >ttp://youtu.be/bZoOhFhUJhY

 

<動画:【喜納昌吉】知事選挙出馬記者質問 (2013/09/24)>http://youtu.be/Bt_l9dsbEsg

 

<動画:【大城浩詩】第一回 平和のための琉球自立独立パレード(2014/3/21 >http://youtu.be/03zUWfWyNqE

 

<動画:【大城浩詩】沖縄県知事選挙出馬記者会見(2014/4/30) >http://youtu.be/ku3cduvyGMQ

以上

今日は、沖縄県知事選の近況を” への2件のコメント

  1. 亀レスですが・・・

    先日の,台湾紀行を書こうと思って,それでも今一乗り気じゃなかった理由が,まさにこれです.

    独立が出来ない宿命を背負った島国の悲哀が,どうにもこうにもやりきれなかったんですよね.

    広島だってそうだと思いますが,それぞれの町に住む人には「おらが村根性」がありますし,大都会に対する目の上のたんこぶ的なやっかみもあります.巨人,阪神,気に入らんというヤツです.

    でも,そんな鬱憤に流されて,感情的に東京だとか,日本だとかの,目の上の権威に楯突いてみても,ろくなことはないはず.

    沖縄が,一国として,日,中,それから米の干渉を知りぞえながら独立国であることは事実上不可能です.そんな現実は,沖縄っ子にとって,そりゃ,悔しいと思いますよ.でも,だからといって,ごねたからといって,日本や中国ほどの国土や人口,資源や経済競争力が約束される訳ではありません.

    沖縄に独立派的な連中が湧きだしている陰には,おそらく中共の暗躍があるのでしょうが,彼らは自信満々です.沖縄が「解放」されたおりには,為政者,つまり現地の権力者だけには金銀財宝をつぎ込んで,一気に植民地支配を始めることでしょう.なんのことはない,現在の「多民族国家」中共のやり口そのものですし,手垢の付いた,植民地の懐柔手法です.

    ただし,植民地というものの,加害者にも被害者にもなったことのない日本人には,その強烈な思想に全然ついて行けておりません.

    その弱さに,中共のつけいる隙があるのです.日本か中共か,どちらの統治下であった方が良いか,といわれたら,多くの沖縄県民は冷静な判断をすることでしょう.しかし,他国の統治下のほかに,純粋な独立があると誘惑すると,その誘惑に大いになびく可能性があります.何故なら,それこそが日本人のメンタリティだからです.

    上手く言えませんが,日本人と同化する沖縄県民であればあるほど,ある角度つまり中共から見れば,沖縄を打ち崩す「弱点」が露呈してくることになる.

    左翼の泥仕合は,まだまだ受けて立つ必要がありそうですね.

  2. https://www.youtube.com/watch?v=trjezwhboc8&list=UUNqbJ7zpxAxC2BxPx-xmx6g&index=3
    https://www.youtube.com/watch?v=trjezwhboc8&list=UUNqbJ7zpxAxC2BxPx-xmx6g&index=3

    以前記述した KAZUYAさんが動画で述べていますがこれにつきると思います。

    独立運動の大半はこの方々ですね。

    こなさん
    >左翼の泥仕合は,まだまだ受けて立つ必要がありそうですね

    大学の生徒や職員にこうした方々いませんか?彼らは今、何を思っているのでしょうか?反安倍?反日?革命?

    朝日イズムが崩れ去り、左翼自体が一本化くらいしなければ、左翼の分裂イズムは歴史が証明していますし本当に生存競争を勝ち抜くくらいでないと、今のようなネット社会では生存確率はあってないようなものです。社会の革命を現実化するよりも、自分に革命をおこさなければ・・・。

    まともにこなさんと話ができる(会話が成立する)彼らはいるのだろうか?こなさんの話が理解できる彼らはいるのだろうか?そこに大いに興味がありますね。もしもいないとなると・・・。

    左翼集団、ご愁傷さまです。