岸田政権は応援できない

岸田政権の経済政策は、財務省の意向に従った大企業優遇政策」に過ぎません。

日経平均株価3万円に乗ったくらい景気は良いはずなのにGDPが伸びていないのは、輸出産業は伸びたけど、GDPの65%以上を占める民需が伸びず、プラマイゼロになったという事でしょう。

(日経平均株価225銘柄の6割強が輸出関連の製造業だから、市場の「どん底感」との格差が大きいのは当たり前)

庶民はもっとお金を使え」と、いくら言っても、「使いたいけどお金が無い」のというのが実情。

庶民の生活を守るための経済改革なら、まず消費税廃止が最優先。消費税10%の廃止は、10%の所得を増やしたのと同じ事で、その額は約28兆円。かなりの経済効果を生みます。

小泉内閣の時に決めた「非正規雇用」という枠組みの後、経費削減の余波で、役所等の職員の3割以上は「1年ごとに契約更新する非正規雇用」の人達となりました。

同じ職場で同じ仕事をしても、給与は三分の一の人々が3割も居るという現実。男女雇用均等法より先にしなければならない事があるでしょ? って事です。

前にも書きましたが、令和6年4月現在の国民負担率は45.1%。国民所得の約半分の稼ぎは、政府に奪われているのですよ。首相就任の公約であった「所得倍増宣言」も、どこかに消えてしまった。

その上、去年10月から始まったインボイス制度、未だに外れないトリガー条項など、岸田政権は、財務官僚のポチとなって、国民から富を奪うばかり

この経済政策だけでも、私は岸田政権を応援する事は出来ません。

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