JAL516便、「接地後に突然の衝撃があった」。18分間の脱出の詳細を公開 – トラベル Watch (impress.co.jp)2024‐1‐3
この事故により、機体は全損。516便の379名(乗員12名、乗客367名)は全員脱出しているが、海上保安庁の乗員6名のうち5名が死亡、1名が負傷している。また、JALによると、516便の乗客のうち打撲が1名、捻挫が1名、体調不良が13名いるという。
なお、国交省が3日午後に公開した管制塔と516便・海保機の交信記録では、海保機に離陸許可は出ておらず、停止位置までの地上走行許可が出ているのみ。(文章の一部を掲載)
管制塔との交信記録の日本語訳を見ると、海上保安庁とのやり取りで疑問点が出てきます。
「何故、海上保安庁の機を1番と言ったのか? 一番とは「一番始めに滑走路を使う機」という意味です。しかも、「JAL516便が先に、C滑走路に着陸する事を、海保の機に伝えていない」
このため、海保の機は、滑走路で待機に入ったのではないか? と思うのです。
誰しも、恣意的に事故を起こすとは思いませんが、このちょっとした確認ミスが、大事故につながったのではないかと思います。
それにしても、JAL乗員の避難誘導は素晴らしかったですね。あれ程の事故で、379名の全員が避難できた事は、乗客・乗員を含めて本当に賞賛に値する行動だったと思います。
そして、海保の機で亡くなった5名の若者のご冥福を心からお祈り致します。あの能登半島地震の被災地に、緊急の救援物資を輸送するための飛行機だったのですね。本当に残念です。