ライドシェア

{利点}

{リスク}

  • 世界各地でライドシェアドライバーによる強盗や殺人、暴行などの犯罪が報告されている。
  • ライドシェア会社は通常、ドライバーに対して最低賃金や休暇、医療保険といった雇用者としての責任を負わない。
  • ライドシェアドライバーは、車両維持費や保険、燃料費などは自己負担。
  • 自動車事故の場合、ライドシェアドライバーの商業目的時の事故は、通常の自動車保険ではカバー出来ない。

実際に、アメリカのライドシェア利用者は、若い男性がほとんどで、女性や子供、お年寄りなどは、犯罪が怖くて利用しないようです。

逆に、ドライバーが利用者に襲われる事もあるようですから、河野太郎君のように、無邪気な顔でシステム導入を喚起するのは如何なものかと思います。

ライドシェア” への2件のコメント

  1. このアイデアを見て,一言「貧相」ですね.

    しかし残念ながら,河野氏は何をやっても
    どこか足らない人って感じがします.

    ライドシェア程度のアプリなら,その辺の業者が合理的に儲かると思えば,朝飯前でつくってくれます.アプリケーションは民間に任せればよいのです.

    そこにどの業者も参入しないのは,彼らが思いつかないかったからではないですし,デジタル領域における技術的問題があったからでもありません.

    それ以外の所,一口に言って「法的な問題」があるためです.そして,法の論拠はあくまでも「国民にどのようにして安全快適な移動手段を与えるか」です.

    デジタルを使いたいかどうか,じゃないんですよ.

  2. かく言う私は,未だに鉄道論者です.

    広島県,県北の悲惨な状態を見て,それでもなお廃線反対! という感情論ではありません.

    鉄道が,理屈として,
    1.地上で最も大量輸送が可能で,
    2.速達性もあり,
    3.自動運転化も最も容易で(法的にも)
    4.少人数で運行管理ができるし,
    5.なんと言っても最高にエコだ
    などの点を,忘れていないだけです.

    現在の日本の状況では,道路の拡張は出来るが,鉄道のインフラ改善は,都心部を除くとほとんど行われていません.ゆえに,地方都市はどんどん車社会化していっています.

    しかし今後高齢化社会が訪れ,交通弱者が増えたらどうなるでしょうか? 

    個人運転の車から, → タクシー 
    →バスへ,→ さらには鉄道へのシフトが必ず生じます.

    無論,そのためには,JRの在来線(狭軌)から,少なくともミニ新幹線(標準機)への改修が必要です.また,地方のJRによくみられる,狭苦しい駅前(バスが発着できない)もナンセンスです.

    山陽本線は19世紀に山陽鉄道という民間会社が敷設した線路をいまだに使っているだけです.そりゃ,古びて使いにくい所も出てくるでしょうよ.

    さらに広島の場合は,広島駅に連結する可部線,呉線,芸備線いずれも単線です.これで片側2車線のバイパス道路に勝とうという方が,土台おかしいのです.

    私の希望は,在来線を,船舶コンテナが積める標準軌のミニ新幹線化することです.スピードは問いません.そしてまず,深夜トラックの輸送を極力禁止するべきです.とてつもなく非人間的で危険な行為です.

    広島の各所から,コンテナターミナルにコンテナを集めると,たちどころに鉄道で東京などに運ばれ,そこでもジャストインタイムでトラックに積み替えられる.こうやって,鉄道を挟み込んだ物流を,できる限りドアトゥードアに近付ける..

    例えばこのようなロジスティックスにこそ,デジタルパワーを使うべきです.

    物流の方の改革さえ進めば,私に言わせれば,人の移動なんてどうっていうことはありません.

    9割の人は,自分から動くことができるのです.インフラさえ作れば,ほうっておいてもそちらに流れます.ロボットが運航する自動運転列車にだって,当たり前のように乗ることでしょう.

    ただし,閉塞的な専用軌道であること(バスであっても)が絶対の条件だと思います.一般道の自動運転は,どこまで行っても重大事故のリスクはなくなりませんよ.デジタルパワーを用いても,ろくに路肩が整備されていないような田舎道に,子供が飛び出してくることを避けきることはできません.出来ないことは,できないのです.