TBS「政治は規制委員会を委縮させるな。原発は日本有事に危険だ」 | さくらの花びらの「日本人よ誇りを持とう」 (ameblo.jp) 8‐29 【要約文】
日立市の講演会で、原子力専門の東京工業大学の奈良林直教授は規制委員会について、
「規制委員会という組織は菅直人首相(当時)が原発をどんどん稼働させないために作ったもので、『たとえ政権が代わっても、トントントンと元に戻るかといえば戻りません。10基も20基も再稼働するなんてあり得ない。そう簡単に戻らない仕組みを民主党は残した。その象徴が原子力安全・保安院をつぶして原子力規制委員会をつくったことです』と自信満々に言っていた」
だから、規制委員会自体が行政手続法の審査2年以内というのを無視して、5年も6年も7年も審査に費やして稼働させない元凶になっている。
IAEA(国際原子力機関)は日本の規制委員会について、 「規制委の人的資源、管理体制、特にその組織文化は初期段階にあり、課された任務を遂行するのに能力ある職員が不足している」 と言った。
規制委員会は原発の安全性を科学的、合理的、迅速に審査する事になっているが、規制委員会はそれを遂行する能力がないというのだ。
こんな規制委員会だから、政治介入して、安全な原子力の再稼働を推し進めなければ、日本のエネルギーや国民の生活を考えていない能力なしの規制委員会に頼っていては日本が沈没してしまう。
名前の如く、「原子力発電所を規制する委員会」ですから、電力不足で値上げが相次いでいる中、無能な政府は電気の使用規制を始める始末です。
原子力規制委員会は、独立性を旨とした3条委員会であっても、原子力規制委員会設置法を無視する事は、本来出来ないはず。
設置法(基本方針)第二条1項には、「原子力利用の安全の確保については、確立された国際的な基準を踏まえ、国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として、行うものとする。」とある。
現状の発電所は、既に確立された国際基準を満たしているのですが、規制委員会は、国際基準以上の過剰なテロ対策や、何億年前からの活断層の有無を証明しろとか、津波対策で堤防の嵩上げを追加しろとか言って、期限までに出来なければ、原発を廃止しろ等、言いたい放題。
国際基準では、原発は稼働したまま検査する事が出来ますが、しかし、これも阿保のスッカラ管が停めたのをよい事に、検査中は原発を停めるよう指示。これが原因で、今の電力不足が起きているのです。
そして、「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として行うものとする」と法で定めているのに、エネルギー安全保障や国民の困窮などを一切無視して、再稼働させないブレーキ役に徹しています。
これら規制委員会の行為は、事後法(法が成立する以前の行動までも罪等に問うもの)に当たり、明らかな憲法違反です。これを政府は、公にすれば良いだけなのに、何故、出来ないの岸田君?
他国でも規制委員会のような組織はありますが、その委員会を監視する団体が多数あって、委員会の動きが法に基づいているかを、国民の立場で判断する事が出来ます。何故、しないの岸田君?
まあ何があったか知りませんが、最大17基の原発稼働を決断した事には、素直に拍手を送りますよ。