起源は分かりませんが、8月13日は「国際左利きの日」らしいです【笑】。私も左利き。日本人の左利き人口は約1割らしいです。小学校では子供の数が多くて、一学級50人超えが当たり前で、参観日に親は教室に入れず廊下の窓を開けて見ていました。
そんな中の大人しい1人でしたから、左利きなんて目立たない限り誰も関心を示しませんでした。。が、3・4年の坦任の先生が、とても気配り目配りしたがる困った人だったんで、50人超えの教室でたまたま一人だった左利きの私(確立的におかしい?)を不憫に思い、容赦ない愛のムチを頂きました。
私が左手で鉛筆を持っていると、黒板に「角田 左手」と書かれたり、30㎝の竹の物差しでピシャリ。彼からしたら軽く叩いたのかも知れませんが、10才前後の子供の紅葉のような手の甲を叩かれれば、歯を食いしばっても涙が出てきます。
今だったら完璧な暴力教師として教育界から追放も出来たかも、ですが、10歳児にはそのような知恵も勇気もありませんでしたから、ひたすら我慢し、右に持ち替えてミミズが這うような字を書いていました。今でも似たような字ではありますが。
右利きの人は、当たり前すぎて分からないでしょうが、全ての文字の書き順は右利き仕様になっています。習字で書くと良く判りますが、横線は全て左から右。止めは右でハネは左側へ。これ全て、右利き仕様なんですね。
ハサミは左手で切ると切断面が見えませんから、紙細工は苦手です。片刃の刃物は、持った手から見て右側が切刃になっているので、木に食い込まず危なくて使えません。カメラのシャッターやキーボードも本当は押しにくいです。
横書きの文章は手が邪魔になるので、左手を大きく被せるようにして書きますから、姿勢が悪くなって先生に怒られます。
話し合いなどでは、相手の言う事を理解して即答する左脳が上手く機能しないのか、どうしても普通の人より反応が遅いようです。でも、記憶自体が写真や絵のようになっている箇所が多いので、強烈な印象を受けたら、色や形の細部まで、頭の中で再現できるみたいです。
最初に戻りますが、「厳しいしつけ」のお陰で15才くらいでは、左右どちらでもボールを投げたり、バットを振ったりできました。ゴルフも右から始めましたが、余りにも飛距離が出ないので左に戻しました。ゴルフはもうやめましたけどね。
酒飲みを左利きって言いますが、右手で手酌をするからでしょう。試しに今晩、左手でビール瓶を持ってコップに注いでみて下さい。左利きの悲哀が少しは理解できるでしょう【大笑】
角田さん お疲れ様です。
いや、左利きはうらやましいですね。ましては両手使いができるとは・・・。
私の子供で申し訳ありませんが、角田さんもあったことがある長男は、生まれつきでは左でした。生後半年ごろから、ものを投げるときにには左で行っていました。しかしながら、2歳くらいになって、私の親父が、孫に野球をさせる、それには右投げ左打ちに、ということで、無理やり左投を右投げに、そして、お箸と鉛筆も右教育を行いました。
よければ全国の左利き組織委員会(なんじゃそりゃ)でもあれば、鉛筆を右で、西洋料理のフォークとナイフの配列なども、左利きに合わせて、マナーを幅広く認めろ、と運動でも起こしてほしいところです。(笑)包丁やハサミは、左利き用があるくらいですからね。
あと、経験者から言わせてもらうと、野球で今、人気選手が右投げ左打ちが多いので、みんな小さいころから右投げ左打ちを目指して、なんて話も聞きますが(私の長男は左投左打ちを右投げに変更したので除外しますが)左バッタは右腕の意識が重要になります。となれば右投げ左打ちは常に右腕に意識がいくことになります。これ、右脳の発達に影響がどうなんでしょうかね?
もちろん 一流の野球選手は左右のバランスなどから、両腕意識した練習や身体つくりはしていると思いますが、右脳ってなかなか鍛えられないのではなかったでしょうか?
そうなると、今の右投げ左打ちの流行は、将来の日本にとってマイナス効果?
長男を右利きに強制した一人として、ちょっと気になりますね。
心配性の小市民でした。
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