【茂木敏充】「消費税減税なら年金3割カット」自民・茂木幹事長の“高齢者ドーカツ発言”に批判殺到 |日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com) 2022/06/27
自民党の茂木幹事長は、26日のNHK日曜討論で、物価高対策として消費税の減税を掲げる野党案に対し、「野党の皆さんがおっしゃるように(消費税を)下げるとなると、年金財源を3割カットしなければなりません」などと指摘。既に6月支給分から0.4%減額された年金について、「消費税減税なら年金は3割カットだ」と更なる削減をほのめかしたのだ。
案の定、茂木氏の「年金カット」発言にネットは大荒れ。〈消費税を減税しなくても年金カットしてるよね〉〈国民を恫喝するんですね〉--と大炎上している。さすが、官僚が「取り扱いマニュアル」を作る“パワハラ体質”だけあって、ドーカツは常套手段のようだ。
この茂木の阿保は、本当に図に乗ってますね。こういうのを広島の方では「タコのク×が頭に上がっとる」と言います。知らなかった?
実際、消費税減税は、経済対策の一環として世界中で行われています。コロナ禍以降、消費税にあたる付加価値税の減税を実施・予定している国と地域は世界91に上る。
国は、国民の生命と財産を守るのが仕事です。だから世界中の国や地域は、経済対策には非常に気を使います。何故なら、それがそのまま自分達の政党政治の支持層に伝わり易いから。
しかし、ヘラヘラ茂木は、この大事な選挙戦の最中に、自民党岩盤支持層の高齢者に対して平気で恫喝をしました。しかも内容は、経済がある程度分かっている者からすれば、噴飯ものの大嘘です。
消費税が社会保障限定の「財源」ならば、「消費税の特別会計化」をしなければならないのです。
消費税が特別会計(収支を明確にするため、独立した経理管理が行なわれる会計)となって、厚生労働省の管轄下になれば、確かに「消費税は社会保障の財源」が成立しますが、未だに消費税は一般会計です。(一般会計:使途を定めずに使える会計)
一般会計の場合、一旦、国庫に入った消費税や法人税は、税収としては判別不可能です。消費税減税と年金財源カットは、税収全体をどうするかの中で、それぞれの担当部課で独自に決まる話ですから、「消費税を下げると年金財源が減るぞ」は、消費税を下げたくないヘラヘラ茂木の与太話という事になります。
ヘラヘラ茂木君。選挙を取り仕切る幹事長が、こんな与太話で国民を恫喝するなんて、また自民党支持層が大量に離れて行ったね。
こんな馬鹿な話に、鋭く反応できない野党議員も情けないけど、NHKも人材が居ないんですね。これなら受信料要らないよね。見る価値ないし。