昨日のポイント還元の話。日経新聞が有料会員限定記事の中で、その経済効果を暴露しています。 節電で料金割引 政府支援: 日本経済新聞 (nikkei.com)
家庭向けポイント制普及へ、夏冬の逼迫にも備え 東電は1キロワット時5円分 2022年6月22日 [有料会員限定:要約文]
東京電力ホールディングスと中部電力は7月に始める。電力不足が予想される場合に前もって協力を要請し、家庭の節電量に応じてポイントをつける。1キロワット時を節電した場合、東電は5円相当を、中部電は10円相当を付与する。
東電では「Tポイント」や「Pontaポイント」「nanacoポイント」などに交換でき、買い物で使えるようにする。目標は3%の節電で、月260キロワット時を使うモデル世帯に当てはめると、月数十円ほどの還元となる。
内閣府の資料によると、消費者物価上昇が目立つ製品は、 ・電気代+21% ・ガソリン代 対前年比+15.7% ・都市ガス代 対前年比+23.7% ・灯油 対前年比+26.1% ・玉ねぎ 対前年比+98.2% ・食用油 対前年比+36.5%など。
それを承知の上で、参議院選挙対策として「物価・賃金・生活総合対策本部」なるものを立ち上げた自民党の景気対策は、月に数十円ほどのポイント還元。ということですね。日本国民は完全に、岸田自民党総裁と財務省に舐められてます。
怒り心頭です。私や知人親戚程度がどう足掻いても、世の中が変わる訳ではありませんが、ここで宣言したいと思います。比例は自民党候補に記名投票しますが、広島県選挙区については、財務省OBの宮澤氏に投票しません。
誰に投票するか。今回だけはジックリと考えたいと思います。