戦後の戦略

>独立国家としての存在を抹消し,連邦の一共和国に編入させたいというのがホンネなのでしょう.

そうですね。ソ連の粛清執行機関KGB出身ですから、旧ソビエト連邦領の復活ってのは、いつも頭にあるんでしょう。しかし、今の時代にネットを信用せず、携帯電話さえ持たない指導者では、この戦いは勝てませんよ。

ロシアは、マウルポリ陥落のニュースを流したようです。どうやら、ウクライナ軍が頑張っているマウルポリの地下工場の占領はあきらめたようですね。

種類にもよりますが、厚み2m~6mのコンクリート壁を貫いて、地中深くで爆発する「バンカーバスター」も、飛行機から落とし、落下加速度で貫通させる旧型では、それ程の威力はありません。落下型は狙いも不正確ですし、ロシアにはその原材料がありませんから、もう弾が尽きたのでしょう。

地中貫通爆弾 「バンカーバスター」とは?その仕組みと圧倒的な威力を解説! | 暮らし〜の (kurashi-no.jp)

以下の記事をご覧下さい。あの旗艦モスクワも、「翻弄される老巨象」と揶揄された如く、コバエのようなAIの最新兵器に敗れたようですから。

ロシア、惨敗必至の旧ソ連型「ドンバス総攻撃」 (msn.com)2022/04/22

2022年の現代にネットを一切用いず、携帯電話も使わない「旧ソ連スパイ・スタイル」を一貫する70歳プーチン「長年の作戦」は、2010年代西側で、第3次AIブームとともに急成長した情報兵器の前で、「蜂に翻弄される老巨象」のように倒れる公算が非常に高い

21世紀に、20世紀型の戦争を続けるロシアという老巨象。これがどう倒れるかで、世界の様々なバランスが変わってきます。

ロシアの目を覆うような現状を見て、シナは半導体などの原材料を国内で生産できる体制作りを急いでいます。

ロシアが資源大国である事実は変わりません。その資源を一番狙っているのはシナです。国内での原材料の供給網が出来て、ロシアの資源が自由に手に入れば、新たな「世界共産主義化という暗黒の世界史」のために彼らは動き始めるでしょう。

在中の日本企業の撤退は勿論ですが、ロシア寄りのインドも、その視点を持たなければ、インドの13億の人々の未来も危ういと思います。

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