この戦争は長期化、泥沼化しそうな気がします。戦争になると、現職の指導者は有利です。支持率が次第に上がるんですね。ほとんど公共放送の捏造報道による結果ですけど。
*2月14日~20日の調査では、侵略前のプーチン支持は64.3%だったが、侵略後は74.6%、3月6日には77.4%に達している。
しかし、ルーブルの価値は日ごとに下がっていき、ロシア経済は着実に収縮しています。しかも、VISAカードの支払いも止まったようです。
日本の株価も、総理の無差別全方位外交【笑】のお陰で、順調に下がってます。
非常に悲観的ですが,私はすでに第3次世界大戦に突入していると考えています.
言い換えると,元々からして脆かった国連体制の,当然のほころびが,まさに今ほころんできているだけのことだと思います.今でも国連憲章中の常任理事国は,
米,英,仏,ソ連,中華民国
のはずです.このうち,終戦直後に崩壊した中華民国の利権を中共が横取りし,また自壊したソ連の利権をなんとなしにロシアに差し出したまま.早い話,まともな民主国家一つ作れないような連中に「世界のルールを作る」という大きな利権を渡したままなんですから,んなもの,どこかでこのような問題が起きるのは当然の帰結だったはずです.
また,現米政権がバイデンというのも実にタイミングが悪い.前にも書きましたが,これがトランプだったらこんな混乱は起きなかったと思います.無論,だからと言って,上述した戦後国連体制が内包するひずみが解消するわけでもないのですが.まぁ,トランプもここまで露骨にやいばをむき出しにすることもなかったでしょう.
今後の世界混乱(第3次世界大戦)を防ぐには,
「最低限,ロシアを常任理事国から追放する必要」
があります.それを英・米・仏が実行できない限り,よしんばロシア・プーチン体制が崩壊したとしても,その他の国家が積年の恨みを果たすべく,次々と紛争を起こしていくでしょう.日本も,北から西から,南から,次々と無理難題を振りかけられていくでしょうね.
世界の紛争地域の多くは,理性ではなく,力で平定されているにすぎないのです.でも,だからと言って,力で解決を是認してはいけません.現実が個の体たらくであったとしても,まともな国家(人)は,それを理性で解決する(しようとする)ものなのです.
理性での解決ができなくなった国家(人)が,国連のトップにある・・・,これ以上のひずみはありません.私が言いたいのは,ロシアを国連常任理事国から追放できない限り,第3次世界大戦は防げないということです.社長が自ら不法行為をする会社の社員は,やはり当然のごとく不正をします.それと同じことです.
残念ですが,英・米・仏の弱さが世界を混乱に陥れていますね.まぁ,戦後75年,吸いたいだけ大量の利権を吸い尽くしてきたわけですから,そのコストは多少は払ってもらわなければなりません.