明日の日本のために

ロシアのウクライナ侵略から17日目。これまでのウクライナの粘りは本当に凄い。それにしても、ロシアの攻撃は常軌を逸していますね。ロシアの子分であるベラルーシの村を空爆して、ウクライナからの空爆だと虚偽宣伝。例えようのない程のプーチンの焦りと怒りが感じられます。

老害プーチン

イソップ寓話の「北風と太陽」を思い出しています。あれは、旅人の外套を脱がせる話だけでなく、2番目に帽子を脱がせる競争もあるようで、その時には、強引な北風が勝っています。

今回のプーチンは、強引な北風になっていますが、ウクライナの人々の抵抗は予想以上に強く、国連緊急理事会での「ウクライナが生物兵器を開発している」という虚偽宣伝も不発に終わり、世界中から嘲笑されたようです。

マスコミは国際法違反としか言いませんが、病院や学校、住宅地を含む民間人への無差別な攻撃は、1949年発効の戦時国際法「ジュネーブ条約」に違反しています。

今朝の産経には驚きました。ロシアの住民は情報で分断されていると。ロシア在住の58才の父親に、ウクライナに住む息子からの電話。「ロシアの攻撃で戦争になっている。家族で非難しているところだ」と。

しかし、父親はそれを信じず、「違うだろ。ゼレンスキーはナチスだ。ロシア軍はウクライナを救う為に特別軍事作戦をしている。ロシアはウクライナの人達のために暖かい毛布と食べ物を与えているんだろ」と信じられない事を言ったという。

ウクライナの彼は、その事をインスタグラムに投稿すると、同じ経験をしたというコメントが何千通も寄せられたので、彼は即座に真実を発信するサイトを開設し、ようやく父親の理解を得る事が出来たと。

独裁者の関心は、常に国内世論にあります。国連緊急理事会での「ウクライナが生物兵器を開発している」という虚偽宣伝も、実はロシア国内向けのものかも知れません。

しかし、シナのように、この生物兵器を暗殺や軍事作戦に使う可能性も示している訳ですから、原子力発電所を含めて、明日の日本の為に、今後の動きを注視する必要があります。

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