今回のウクライナ問題。原因の多くはロシアの覇権主義ではありますが、それを助長したのはEUのエネルギー問題です。特にドイツはメルケル寄りの左巻き政権となり、今はメルケル以下の低能が国を仕切っています。
「ドイツはEU中、最も環境政策の進んだ国である」として、自国の原発の増設を拒絶(原発は未だに30%保有)。 隣国フランスの原発(独との国境線に多く並列)から電気を買い、国民に電気代+65%値上げを強いて、エネルギーの大半をロシアの天然ガスに依存している。
これは国策以前の問題で、ドイツも小泉や菅・鳩山・村山・細川のような、只のいい加減な馬鹿が「政治に遊ばれている」な~というのが正直な感想ですね。(頼むから、馬鹿は政治家になるなよ!)
電気自動車でも判るように、日本のガソリンエンジンには敵わないから、「これからはEV車だ!」と勇んでみたら、「そんなオモチャならパパパット作ったわい」と、トヨタが新車発表してEUのEV業界は終了。
肝心なのは「ルール」ではなく「技術」なのに、技術力では敵わないので「ひたすらルールを変更し続ける」事で、日米に対して優位を得ようとしてきたEUは、脱炭素問題でも墓穴を掘ったという事です。
今回、アメリカがEUの為に、日本に天然ガスを譲れと言ってきましたが、私が担当官なら、「その前に、アメリカのシェールガスの生産を再開しろよ。そして、EUにシェールガスを供給するから、ノルドストリームとかいうガス配管を止めろ。アメリカの口からロシアの天然ガスは要らないと言え!」と言いますがね。
これが当たり前の経済制裁なんですよ。バイデンは、気の毒なほど無能ですね。この一言でウクライナの紛争も解決の道へ進むのに。。。民主党の参謀も同じように無能なのか、老害バイデンが言う事を聞かないのか。
トランプさんなら、脱炭素とかいうアホな妄想なんか蹴とばして、シェールガスの生産を止める事はなかった筈です。彼はアメリカンファーストの経済人ですから。
先日のテレ東のロシア視点からの解説は面白かったですね。
https://www.youtube.com/watch?v=9j_-bJnp3Z8
フランスやドイツが植え付けた歴史的なトラウマが今の行動に繋がっているというのは興味深い話です。
どのような情報を重視し,信じ,そこからどのように判断するかはそれぞれ自由です.
ただ私が信じるのは,東欧に住む友人たちとの会話で感じた肌感覚ですね.結論から言うと,「誰一人ロシアに入りたくはない,戻りたくもない」です.そして,その理由も簡単「ロシアの方が,強引で野蛮で自由がないから」です.
ウクライナも含め,東興諸国がNATOに鞍替えしたいのは,その方が「安全で,自由で,豊かな社会が得られる」からです.統一ドイツに隣接していて,スロバキアと分裂したラッキーなチェコなんかを見れば明白でしょう.チェコの自動車会社のシュコダなども一気に息を吹き返し,今ではすっかり西側のクオリティの車を作っていますよ.
https://response.jp/article/2021/11/03/350998.html
ドイツ・フランスが強引に,(西側になりたくない)はずのウクライナ(+他の東欧諸国)を西側に引きずり込もうとしているわけじゃないのです.
「彼ら自身が西側に行きたがっている」
そして,ロシアと言えば,そうした西側になりたい東欧諸国を,永遠に軍事力で力づくで抑えている.どのような歴史的事実を見せられようとも,経緯があろうとも,これが「目の前(現在)の現実」だというのが,私の意見です.
もちろん,だからと言ってバイデンが正しいのだの,EUが正しいなど言うつもりはありません.
ただた言いたいのは,ロシアの立場を知るべきだというのなら,それと同等,否それ以前に「言いたいことを言ったら自国の大統領でさえ毒殺されそうになった」事実を持つ,
https://www.bbc.com/japanese/video-43615601
ウクライナの人々の,恐怖に縛られ,容易に口に出せない心の叫びに耳傾けてもらいたいと思うのです.
こなさん、こんばんは。
自分のコメントに対して誤解が生じているようなので、少しばかり追加をさせて頂きます。
ロシアの強権的な面や暗部、東欧諸国の西側への参加はこなさんの書かれている通りで、今回のテレ東の動画はそれらとは切り離して単純にロシア側の視点(考え方)にフォーカスした点が「なるほど」と思ったしだいです。
「ロシアの立場も理解してあげよう」ではなく、「ロシアはこういう考え方をしているのか」と表現すれば分かりやすいでしょうか。
少し感傷に浸って昔語りをしますが,私がロシアを含む東側諸国のモノに初めて触れたのは,青年海外協力隊員としてコスタリカに住んでいた時です.
なんで,東欧でも何でもない土地で? と思うかも知れませんが,かつての東欧諸国(現在も)製品は,安価ゆえに途上国市場でそれなりに売れていたわけです.
車で言えば,一番多かったのは言わずと知れた「トヨタ」でしたが,次が「ヒュンダイ」,そして第3位を占めたのが,ロシア製の「LADA」でした.
https://response.jp/article/2021/11/03/350998.html
何のことはない,イタリアFIATの古い設備を譲ってもらって作られた車です.ドアの無難化も恐ろしく硬く作られていて,何とも無骨でしたよ.
さらに,ネットでも写真が出てきませんが,そのほかの車として,チェコ・スロバキア製の,おんぼろの「空冷RR,いつでも著しいオイル漏れ」のシュコダもあったというわけです.
シュコダでさらにお世話になったのが,金属加工用の工具類です.そりゃ,日本から持ち込んだOSGさんなどの工具とは比べるべくもありませんでしたが,それでもかの国の市場をしっかりと握っていました.デザインも,材料も(パキンと折ってしまった時の断面で分かるのです)何とも古臭い工具でした.
あと,一眼レフカメラと言えばZENITでした.ロシア製.ちなみに,日本のカメラは代理店が一軒もなく,日本のカメラと言えば,ぼろぼろの中古品しかありませんでした.今から考えると,当時のウクライナはだって一眼レフのキエフを作っていたはずですが,おそらく高級品すぎてコスタリカでは売れなかったのでしょう.
まぁ,そんなこんなでひょんなきっかけから,若き日の私は,東側諸国の現実をのぞき見したのでした.
その後紆余曲折があって,東洋諸国を多少うろついたり,知り合いも出来たりして分かったことが,先の書き込みの通りなのです.優秀な技術者,研究者であっても,自由がない社会では思う存分活躍できない.それに比べていかに日本が,また西側諸国が恵まれているか.怪しげな政治的権力でも握らせられない限り,ロシア側に再びつきたいなんて考える人はいないだろうなぁ,とまあ,そういう話です.
ロシアの若きスケーターワリエワも,心の中でどう思っているでしょうか.それで金メダルが取れなくなったとて,不如意にドーピングなんかされるより,ドーピングなしの方がよっぽどよかったと,絶対に明かせない本音では,思っているでしょう.
世界には,未だ,そんな国もあるということです.