さて今日は、昨日の続きで中国比例について。1位が石橋林太郎さんになったのは、2階支配の終焉を物語る出来事として大変喜ばしいです。次には小選挙区重複比例として16人がずらりと並び、18位に日本看護協会理事の高階恵美子氏、19位には絶対に頑張って欲しい杉田水脈氏、20位には自民党厚労副部会長の畦元将吾氏。この位がボーダーラインだと思います。
石橋さんは当確なので、杉田さんが実質何位なのかが問題です。重複比例16人の中で、小選挙区落選の可能性が高いのは、広島4区の新谷さんと6区の小島さんだと思います。
4区の新谷さんは、中川さんと票を分け過ぎたら危ないし、小島さんは前回、「次の比例復活はあり得ない」と言われたのに、再び重複比例になったのは、小選挙区で落ちる可能性が高すぎるからでしょう。
他県では、岡山2区の山下さんが△ですから、杉田さんの順位は4~6位。でも、杉田さんの前後の高階さんと畦元さんは、どちらも自民党党員票の組織的大票田である看護師会と医師会ですから、杉田さんがその間に入れたのは凄い事です。
又、一番驚いたのは、岸防衛大臣が、自民党山口県連会長名義で、党本部の遠藤利明・選挙対策委員長に宛てた要望書です↓
【衆院選挙】杉田水脈ガンバレ!比例名簿順位が下がる絶体絶命のピンチを安倍晋三・岸信夫兄弟が救う! | 戦後体制の超克 (ameblo.jp)
河村建夫氏の引退条件(2階が画策)に、長男の河村建一氏を比例候補に充てるという話に、〈比例代表中国ブロックの第二次公認候補として河村建一氏が決定されたことに強く抗議を申し上げる〉〈この方は、山口県連とは何ら関わりのない候補であることを確認させていただきます〉と強い調子で抗議。
〈当県連といたしましては、比例代表中国ブロックでは、既に、現職の杉田水脈氏を第一次公認候補としてご決定いただいており、本候補の名簿上位掲載にご配慮をいただきますよう、強くお願い申し上げます〉と、
10月18日、この要望書を受けた自民党選対は、10月15日に一旦中国ブロックでの擁立を決めていた河村建一氏を北関東ブロックに変更。いや~、約4年前の広島県連の対応とは真逆です。気持ち良い! 詳しく聞きたいと思われたら「要望書」の提出を【笑】
岸さん、GJ! 山口県議会は、他県では考えられないほど凄まじい地域力を持っていますからね。追伸ですが、衆議院比例の投票方法は「党名」を書くのみです。個人名を書くと無効票。比例票には必ず「自民党」と書いて下さい。
角田さん お疲れ様です。
比例での立民の得票率をどれくらいと、感じていらっしゃいますか?
広島県の各企業に営業で訪問していますが、以前は大企業ほど、立民関係者のはがきが、担当者の机にあったものですが、今年はほとんど見ない。広島の大企業労組はどうするんでしょうか?
小市民の感じた情勢分析
1区 金融・サービス・製造会社などあるが、立民は候補ださず。立民の支持割合が10%と考えると比例票は約3万。投票率と共産アレルギーで20,000とれれば御の字。
2区 大竹に大企業はあるが基本は広島市住宅街。野党統一候補で、30,000とれるかな?
3区 基本は住宅街。2区同様無党派層が多い。思った以上に共産アレルギーは高い。とって20,000票前後か。
4区 某労連の組織票が見込める地域だが、他都府県で一部が立民不支持打ち出し。25,000前後か。
5区 大企業立地の呉中心に不景気感がただようが、労組の盛り上がりも今一つ。特にある労連の共産アレルギーは高い。前回よりもマイナスと予想。
6区 ここはK氏の影響が大きく、労組の支援も受けていたが、5区・7区の労連企業があり、反共産は高い。唯一の前回立民議席なので、ここだけは前回なみの票は獲得できそうだが、選挙区で落選もあ7区 大企業労組があるが、アベノミクスでコロナの影響も最小限で済んだ福山。今年はかなりの好景気感がある。街づくりなど課題は多いが、統一候補をだせなかったので、昨年なみか大幅ダウンと予想。
となると立民は中国地方では、昨年よりもマイナスになるのではないか、(選挙区は不明)と予想。
報道以上に、立民関係者の共産アレルギーは大きいようです。