接種優先権

42歳町長ら職員29人が接種 高齢者先駆け「キャンセル分で」毎日新聞 2021/5/13

https://mainichi.jp/articles/20210513/k00/00m/040/111000c

まともな町民の意見

 茨城県城里町の上遠野(かとうの)修町長(42)が4月下旬、町内の高齢者に先駆け、新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが明らかになった。上遠野町長は13日に記者会見を開き、「接種は(町の)保健センターで行われるため、その開設者である私も医療従事者。キャンセルが発生し、廃棄を避けるため接種した」と説明した。

マスゴミは、「町民はワクチンを待っているのに、地位利用ダ~職権乱用だ~」と、一斉に総叩きしようと思っていたのでしょうが、町民のレベルの方がはるかに上でした【笑】

今回のワクチン接種もそうですが、国は余りにも安易に地方自治体に丸投げし過ぎです。平成の合併で、全国3300余の市町村を1700くらいにして、地方公務員を相当数削減した事で、国の指導により地方の行政改革を成し遂げたかに見せました。しかし、地方自治体は慢性的な人手不足に陥り、自治体平均で職員数の1/3程の臨時採用や非正規職員を雇用して急場をしのいでいるのが現状です。

世界的に見ても、日本の公務員数はダントツに低い事を皆さんはご存知ない ↓ この現状も知らず、公務員を減らせとかいう阿保が大勢いることに、心底、怒りを感じています。

この数値が、日本の地方行政の現実なのです

注意点は、国や都道府県の公務員数は減っていないこと(都道府県の合併は行われなかったから)。つまり、市町村民に直接関わる自治体の職員数が少なすぎる上に、国や県は今まで以上の余分な仕事を、全て市町村の職員に押し付けている。しかも、人も金も最大限に出し惜しみして。

だから、今回のワクチン接種にしても、担当の職員2~3人が陽性になれば、業務は簡単に停止してしまう。勿論、あらゆる判断の最高責任者である自治体トップが陽性になっても同じ事。

国は、市町村民の安定的なワクチン接種のために、医療関係者とワクチン接種に関係する自治体職員には、優先的に接種を受けさせる必要があるのです。

ついでに書かせて頂きますが、この平成の大合併で、市町村議員の数も激減しました。合併前の廿日市市は議員数20名、大野町は18名、佐伯町16名、宮島町10名、吉和村8名の計72名。現在、市域は10倍で、議員数は28名。これでも多いと言われる方に聞きたいです。「あなたは、議員の仕事を知ってますか?」と。

議員は、市民の代表として行政の執行内容をチェックする者達です。タダでさえ大した議員は少ないのに、その「市民の大事な目と耳と口」を切れと言われるなら、「市の運営は市長の好きにさせろ。議会は廃止しろ」と言われた方が分かり易いですよ。その代わり、市民にどういう不都合があっても、全て選択した市民の責任。議員は、その責任を負う者として議場にいるのですから。

接種優先権” への3件のコメント

  1. 角田さん お疲れ様です。

    >タダでさえ大した議員は少ないのに、・・・

    角田さん 言葉が優しいですね。
    素人がはっきり記述しましょう。

    無能な市長と無能な取り巻き議員が多いのに、でしょう!

    14日の22時ごろに生涯教育課も職員から我が家に電話あり。(本当にお疲れ様です)
    内容は以下
    ①緊急事態宣言発令のため、17日から廿日市のスポーツ施設を閉めます。
    ②女子野球タウン構想の中止(延期)について

    特に②昨年12月に某企業の支援の下,阿品公園を整備してグランドを確保し、誘致する計画がおじゃん。
    2020年9月 女子硬式野球連盟が女子野球タウン構想を掲げ、広島県から三次と廿日市が名乗りを上げ、昨年末からPR活動を行ってきた。
    https://www.wbfj.jp/blank-5

    阿品公園を整備する計画で阿品住民と、一部市民が反対声明を出し、結局延期(中止?)の説明が昨日、市長からあった。それもごく簡単で逃げた企業の責任みたいにとれるけど。

    さあ、これを計画した役所・市長、チェックした議員、コロナ渦で企業の業績や阿品公園での調査など全く読めなかったか?

    阿品は住宅密度と公園の割合は広島でもかなり低いところに(公園面積が少ない・・学校面積は除く) 企業専用管理した球場にする予定だったなんて、街づくりの研究者がみたら嘆くぞ。

    そうした予測や数値を考えながら提案していくものではないの?

    この件に関して どのように活動されてきたか不明なのですが、HP等にPRしていることからみれば、無能としか言わざるを得ない。

    角田さんの優しい表現に ちょっと反発してみました。

  2. 小市民さんの書かれている阿品公園の球場整備計画には驚きました。
    コロナ禍でやることかと。
    余計な仕事を自ら作り出しておいて忙しいも何もないというのが正直なところです。
    人が足らない、時間が足らない、予算が足らないという前にそれを解消するために知恵を絞ったとは思えないですね。
    アルカディアの件から包ヶ浦の現状まで観光課とやり取りしただけでも呆れかえるばかりですから。
    議会でろくに追及されないのが不思議です。

  3. 角田さんおはようございます。
    ~ワクチンの予約システム問題について~
     先日ワクチン接種の予約システムの欠陥を巡って【マスゴミ】一派:朝日新聞系の出版社と毎日新聞、日経新聞系のネットメディアが「架空」の予約をした上で報道したことが議論を呼んでいます。
    そもそも、「真正ではない予約番号や若い年齢などを入力しても、ワクチン接種の予約が確定できる」といった欠陥が、お粗末この上ないことは誰の目にも明らかだと思います。
     何者かが悪意をもってすれば、日本国内のワクチンを大量に無駄にさせることも可能になりかねない(冷凍状態で海外から運ばれてくるワクチンは、解凍後の使用期限が限られている)訳ですから、はじめにこの問題の報道に接したときには、大袈裟な話ではなく「我が国の安全保障に関わる問題」だと直感しました。

    予約システムに重大な欠陥があるのならば、そのことを指摘し、早期の対応を求めることは、既に期待して無駄でしょうが【報道機関】として当然のことだろうと考えます。
    そして5月20日頃【マスゴミ】朝日新聞・朝刊に、当事者である出版社と新聞の反応が載っていました。両社ともに「予約は取り消した」「公益性があった」と言っているようです。しかし、とても違和感があるのは、違法性の有無をどう認識しているのかについて触れられていないこと。

    「一旦は盗んだけどすぐに返した」「だから、罪はないだろう」という理屈は、我が国では通るのでしょうか。

    権力を監視し、世の中の悪事を正すのが一様すでに【マスゴミ】に成り下がっておりますが『立派な報道機関』という【誇り】が、仮に?あるようであれば??自らの過ちに対してこそ一層、高潔な精神をもって対処すべきだと考えます。
    その他、出しているコメントが往生際の悪いものに感じられて、非常にみっともなかったです。
    一方、この問題を受けての【ガースー】を率いる権力側、指摘を受けた政治の側の対応は「品格を欠いた」などの批判が出ていて、私も大変残念に思いました。報道された内容に、相当慌てたのだろうと思います。冒頭に述べた通り、国を危うくしかねない重大な問題だったからでしょう。【ガースー】政権中枢はパニックになったのでは?とも妄想しました。
     ただ、理由はどうあれ、みっともないものはみっともなく、情けないものは情けない。とも思います。
    長引くコロナ禍で荒みきった世相を象徴するかのような批判の応酬ですが、今回の問題に関する国民の最大の関心は【システムの欠陥がワクチン接種のスケジュールに遅れをもたらすのか、無駄になるワクチンが出るのか出ないのか】ここにあるだろうと思います。

    【ガースー】政府は、こうした国民の関心にいち早くこたえる対応を取らなければならないと思いますし、マスゴミ機関も冷静に、この問題の顛末、今後明らかになるファクトを伝えてもらいたいと思いますが、角田さんの、一見識とは?…