次亜塩素酸ナトリウム

今日現在、武漢肺炎について、具体な廿日市市の対応が見えないので、他ブログを参考にして老婆心ながら、市長部局へFAXを送りました。他市の皆様の参考になれば幸いです。

(重要) 

次亜塩素酸ナトリウム水の希釈溶剤の支給の検討を         市議会議員 かくだ俊司

・次亜塩素酸ナトリウム水 500ppm 五倍希釈の溶剤。 次亜塩素酸ナトリウムとは、いわゆるハイターなどの成分と同様であり、ノロ・ロタなどの各種ウィルスの殺菌作用がある。塩と水を電気分解したものであり、使用方法を誤らない限り害はない。

500ppm溶剤は、ノロの吐しゃ物などに直接吹きかけるものであり、ウィルスに汚染された空間などに緊急で噴霧する濃度である。 一般家庭における防疫は、500ppmをさらに5倍に希釈したもので構わない。 庁内においても、同様の5倍希釈溶剤の「自動噴霧器」の設置および、「スプレーでの洗浄」を行うものとする。

利点の一つは、ハイターなどの民生品を使用するよりも遥かに安価であること。 二つ目には、福利厚生も含まれる。発症者を一人でも出した場合には、潜伏期間の問題もあり、組織自体が崩壊する。そのため防疫とは「職員の生活環境」(家族まるごと)を防疫することで達成できるものであり、単に庁内のウィルスを殺菌しても大きな意味はない。 よって、職員の家庭ごと殺菌処理を継続することが重要であり、次亜塩素酸ナトリウム水の噴霧を各家庭の希望者に配布することが重要。 (配布対象と注意事項)

希釈水以外は持ち帰らないこと。希釈前の500ppmは、それなりに高い濃度であり、手に触れると赤くただれ火傷のような症状となる。 また布などについた場合は、激しく色落ちする。 漂白剤とは比較にならず、布などは瞬時にダメになる。 皮膚への影響も鑑み、3歳未満児などへの配慮も検討し、希釈済みの配布とする。(劇薬ではないが、知識のない方には渡さないこと)

(用法上の注意) 絶対に混ぜないこと。 特に酸性の溶剤と混合した場合、ガスを発生させる。 500ppmの、さらに5倍希釈であれば大量の発生はしないと想定するが、「絶対に単体で使用」すること。 布には塗布しない。金属を腐食させるため、噴霧には注意すること。(ただし5倍希釈の影響は大きなものではない。) 噴霧においては、マスクを着用し、ゴム手袋を使用すること。 ただし、ノロなどは噴霧後に本溶剤が死滅させるまでには4~5時間が必要であり、防疫を考えるのであれば「ふき取り過ぎない」こと。

※1 短期間で死滅させるほどの濃度のものは、配布できない。 ※2 噴霧および吹き上げにより、空間中の次亜塩素酸ナトリウム水が発する塩素濃度が上昇する。それをもって、空間ごと殺菌できる。

(配布の方法) 携帯式噴霧器に対し、移し替えて配布する。植物用のスプレーであれ、何かの空容器であれ、スプレータイプであれば問題はない。ただし酸性の洗剤などの容器は推奨しない。 噴霧器については支給しない。 5倍希釈溶剤は強い溶剤ではないため、どのような容器であれ使用ができる。希望者については自宅からスプレーを持ってくるよう指導。

(推奨するスプレー) 色つきが望ましい。可能であれば黒色。 これは本溶剤が太陽光(紫外線など)により分解し、濃度が低下していくため。

(配布の量) 「うっすら濡れる程度」が適量であり、それ以上吹いても意味はない。

(用途) 床への散布。少し高い位置からの噴霧により、空間にも効果が期待できる。 また、手荒れを恐れないものについては(女性は使用後にオイルなどでケアを)手洗いなどにも使用できる濃度である。 特に必須であるのは、ドアノブ・スマホの画面など。 および外界と接するもの全てが推奨対象である。                             以上

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