さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」ブログより
>玉城デニーの主張、「補助金頼みでない沖縄」「日米から沖縄を取り戻す」も、基地や補助金などの依存体質で成り立っている沖縄が日本政府の補助金などに頼らず、一体どこのお金に頼ろうとしているのか?(終わり)
平成29年度沖縄県の一般会計予算(使用目的を限定しない予算: この予算から職員給与費、介護福祉教育予算、道路復旧費など、市が負担すべき費用が賄われる。他に特別会計予算等があり、上下水道等の事業収支を明確にする必要がある予算が別枠に存在する)は、
7542憶円で、その内、沖縄振興予算が3210億円あり、普天間基地移設合意で、民主党政権時に一括交付金(何に使っても良い予算)1000憶円がプラスされている。
つまり、8542億円予算中、4210憶円が国からの補助金・交付金。
沖縄の財政の49.3%は、国が援助している事になる。
「補助金頼みでない沖縄」とは、この沖縄の実態を理解しているとは思えない発言である。
また、「日米から沖縄を取り戻す」から推察すると、例の「一国二制度」発言に行きつく。
これは、鄧小平が最初に用いた言葉で、台湾を意識した上で、共産党政権下であっても資本主義のような「自由な経済社会制度」を取り入れ、「黒い猫も白い猫も、ネズミをとる猫は良い猫だ」として、国全体の経済発展を最優先するとした。
しかし、今回のデニー氏の発言は、旧民主党が結党時に出した政権マニュアルのコピーだと思うが、彼は、それさえ完全に理解せずに使っているようだ。
この発言の恐ろしい処は、「アメリカや日本の資本主義と、シナの共産主義を、手玉に取れば、沖縄はその狭間で優位な発展ができる」と、彼自身が考えている可能性が高いこと。
一地方の責任者が、世界最大のGDPを持つ3国に対して、優位性を保てると思うこと自体が、余りにも政治の素人であり基地外じみている。(民主党政権時のコピーを見ても、「経済特区」程度にしか考えていない事が分るが)
沖縄は、日本の国土である。
これから、どういう形で安倍政権と対峙するのか不明ではあるが、社会党の村山さんのように「初めてじゃから・・・」では通用しない。
2年も経たない内に、左右から袋叩きにあい、辞職願を出す羽目になる可能性に、大いに期待するものである。
お年寄り世代ほど、玉城さん。反戦の思いが強すぎて、耳障りのよい基地反対という非現実的な主張に流されているような…。若い世代ほど身近な公約を掲げる佐喜真支持。これからの沖縄を作っていく世代は、基地よりも自分達や沖縄にとって大切なことが何なのかよくわかっているように思います。