>「一頭で七浦潤う」と言われた食文化および生き物の命を粗末にしない伝統を、将来にも継承してほしいと思いますので。
その通りですね。ペリーが浦賀へきたのも、鯨を取るための水食糧等の補給基地が必要だったため。
イギリスは産業革命で、布地のもとになる綿が大量に必要だった。その綿栽培を一大産業として、アメリカ南部の黒人奴隷を酷使して、取れた綿をイギリスに輸出。
しこたま儲けた農家は、宮殿のような家を建てて、毎日毎晩、舞踏会三昧。そこで、毎日何千本何万本の蝋燭が要るので、その主原料である鯨油が不足する。
あの「風と共に去りぬ」という絶世の美男美女の恋愛映画は、黒人奴隷を苛め抜き、栄耀栄華を極めたアメリカ南部の、富豪農家の娘と風来坊の恋愛でした・・・と書いたら、恋愛好きのおば様方に叱られそうですが、事実だから仕方がない。
ご存知のように、欧米人の鯨の取り方は残酷そのもの。 船上で生皮をはぎ取り、皮下脂肪を採取したあとは全て海上投棄。 小さいのも大きいのも無分別に捕りまくったから、大西洋の鯨がほとんどいなくなった。 そこで、まだ未開拓の太平洋に出てきたら、広すぎるので中継基地が必要と、日本に通商条約を結びに来たという流れですよね。
こんな恥ずかしい事をやってた国々が、「鯨は、ほ乳類で賢い。捕鯨なんて野蛮な事は止めて」などと、恥ずかしげもなく、どの面下げて日本の捕鯨に文句を言うんだ?って事。