日本の左巻きのほとんどは、上から植え付けられた考えを疑うことなく、自ら考えることを辞めた連中が圧倒的多いと思っています。
学生運動華やかな頃に活躍(?)していた、私より年齢の高い「自称:戦士達」。不幸にも「渡る世間が極端に狭い公務員」になってしまった奴らは、未だに、あの全盛期の頃の夢をそのまま引き摺って生きています。
普通の生き方をすれば、どこかで左翼思想のおかしさや矛盾に気づくのですが、大学で真っ赤に染まったまま、自治労なんぞで赤旗同様の機関誌を書いて配って、労組や教組の金で沖縄や佐世保なんぞへ行き、若かれし時代を思い出して声を涸らして叫ぶ連帯感・・・帰りにその辺りの居酒屋で、ワイワイ言いながら(人の金で)飲む酒がなんと心地よい。
ノスタルジアというのか。 還暦過ぎた爺婆の郷愁など、ほとんど、どうでも良いですが、「生涯通じて、自分が正しいと信じた思想に、今の今まで気持ち良く酔って居られたのに、最近は日本会議なんぞという右翼集団が、我々善人(自称)の考えと真逆の思想をまき散らしている~」と、お棺に片足突っ込んでた奴までが、うごめき始めたのにはちょっと閉口します。
「自分たちの考えは絶対正しくて、自分たちを批判することは絶対に許さない!」
ほんと、これが社会主義思想の原点なんですよね。
左に凝り固まった爺さん婆さん。 あんたら、第三者的な眼で冷静に日本を政治を見たことがあるのかい? 無いよね。 古き良き学生時代から植え付けられた「ぼんくら思想」を、全く疑うことなく叫んでいるだけ。
本来の民主主義っていうのは、百人百様の考え方を「過半数という大まかな流れ」でまとめていくこと。それが絶対に正しい訳ではないけど、現在の政治家の能力では、それ以上のやり方は生き残りえない。
それを無理やり一方向にまとめようと思えば、独裁政権シナのような共産党一党独裁政権しかないでしょ。でも、あんたらは、社会共産主義が天下を取れない事に疑問すら感じない。
老後の生きる糧が「郷愁」じゃあ寂しくないかい? まあ、今更、自分の生きてきた道を全否定なんてできないだろうけどね。
多くの日本人を覚醒させているのは、実はあんた達なんだけど、やっぱりあんた達はめんどくさいわ。 国際便でシナに行って、空港で日本のパスポートを破り捨てて「地球市民です」って大きな声で叫んでよ。 頼むから・・・
♪戦争が終わってー,僕らは生まれたー・・・
の,戦後団塊世代,残念ながら薄っぺらい人が多いですねぇ.
残念ながら,同じ日本に生まれついても,ラッキーな世代と,そうじゃない世代ってもんがあるようです.段階は,正直,ラッキーな世代なんですよね.戦前,戦中組のような辛酸も舐めずに,自分の成長と共にぐんぐん国力(経済力)が高まっていく時代にひょいと飛び乗り,人生の中盤でバブルの美酒によって,大過なく生きてこられた人々.
さらに,寝るケーノさんの言う人は,公務員ということですから,なおさら安定の花園人生だったことでしょう.
こういう人達は,言葉は悪いですが,
「キャンパスライフは遊び呆けて」
「やったことっちゃあ,なんちゃって学生運動で正義のオナニーに耽って」
「そのくせ,就職となったらピタッと横並びで七三分け.それだけで会社に入れて,給料は倍々ゲーム」
「口先だけでは,オレはしがないサラリーマン.でも,その内実は,会社の金で飲めや騒げやの会社人間.当然,家庭はほったらかし」
「ま,そんな最中も,時にゼネストで騒いだり,テレビに映る金満政治家に悪態付いてりゃ,そのおかげで世の中がよくなったと錯覚出来た」
世代なんですよね.
それが,責任世代となった途端,
「バブルをはじけさせて,大不況に突入」
「バブル時代こそ,一世一度の大チャンス.円の基軸通貨化,国連常任理事国化,アメリカとのより対等に近い同盟関係の構築など(担当の役人達は,あの時代でも汗水垂らして祖rをやろうとしていましたよ)には一瞥もくべずに全てスルーし」
「ダメになっちゃったんだからしょうがないじゃんと,自分より若い世代ばかりリストラし」
「その一方で,陰なる真意も見抜けぬままに,友好,友好の名の下に,金と技術を近隣諸国にばらまき」
「近隣諸国にはっきりと追い抜かれ始めると,若い世代の根性がたらないのだと見当外れの説教を始め」
「破綻が明白な年金制度に対して,とにかく俺が死ぬまでは満額よこせよなと騒ぎたてている」
様な人達だと,私の眼には映っています.もちろん,個人差は大きいですよ.
ただ,なんて言うんでしょうかねぇ,いわゆる棒読みで,「よかったですねぇー」としか言いようがない「お人」が,正直,多いんですよね.
別件ですが,
鳩山さんが亡くなられましたね.
ご冥福をお祈り申し上げます.
イギリスがEU離脱を決めましたね.
この英断を果たしたイギリス国民,イギリス国家に素直に敬意を払いたいです.
このレベルの決断を,国民直接民主制度に託す首相の根性もさることながら,投票をブックメーキングしながら,つまり,軽く賭け事として扱いながら,余裕を持って投票をする国民.その陰には,
「我々は,フェアにやる.決して不正などありえない」
の相互信任が成り立っていることを忘れてはなりません.究極の民主主義国家を見た思いがします.
このような成熟した国家を,弱者救済の綺麗事の一声で,ダダ漏れの異文化人材の受け入れで,なし崩しにしてはいけませんよ.
イギリスの力が弱まるなどという予測がなされていますが,それは見当外れでしょうね.英国はEUから切られても,米国がある.ここを忘れてはいけません.
今一度英米連合が強くなり,パックス・アメリカーナの価値観が世界を席巻するだけのことです.むしろ衰退する側にあるのが,自分自身も負債まみれで,しかもこれまた負債まみれの中国にべったりの,ドイツを核としたEUの方だと,私には見えます.
思えば,イラク戦争から,ジャスミン革命,さらにイスラム国の増長まで,その根底にあるのが,米国対EUの覇権争いでした.米国のやり方が正しかったとか,良かったとか,私も決してそのようには思いません.が,結果として,EUが仕掛けた全ては,ナンセンスな結末に終わりました.
トータルとして,EUは米国に対峙するだけの価値観を,世界に提供出来なかったと言うことになります.
とあるページに,秀逸な表現を見付けました.
>50年掛かってやっと
>ジョン・レノンの間違いに世界が気づいたんだよ
>世界は国境があるからこそ素晴らしい、
>世界の多様性を担保してるのは
>国境という安全弁だってね
そのことを世界に提示した英国人の根性に,乾杯です.