ドナルド・トランプ氏

どうやらアメリカ国民は、彼の発言が最もお好きらしいですね。

ある意味、オバマさんよりも「内向き志向」と言えばよいのか、日本のサヨク達の一国平和主義に似通ったところもあります。

「アメリカは世界の警察ではない」と、オバマ氏が言った瞬間にISは増長し、シリアは混乱を極め、シナは南シナ海の埋立を始めました。

そして西洋花札氏は、「日本や韓国の駐留米軍の経費を全額支払え。それが受け入れられないなら、アメリカは、即刻撤退して自国の防衛に専念すべきだ」と。

日本国内には、130箇所もの米軍基地があるようですが、米本土以外に海兵隊司令部があるのは沖縄だけ。しかも、横須賀を拠点とする米海軍第七艦隊が、アジア太平洋地域の防衛にあたっています。

日本は、独自に自国防衛をするなら、ハード面だけでも当面約28兆円が必要であり、ランニングコストでは年間3兆円が要ると言われています。

日本が在米駐留経費としてH28年に予算化した額は5818億円。その他に、通称「思いやり予算」と言われるものは1920億円です。

これを合計すると、在留米軍経費の日本負担割合は74.5%であり、韓国(40%)・ドイツ(32.6%)などと比べると、非常に高いことが判ります。

今日の産経新聞では、「米将兵の人件費まで日本が持てば、米軍は日本の傭兵になってしまい、国のために戦う米軍人の誇りを傷付けることになる。米軍駐留経費を増やすくらいなら直接的な防衛予算を増やすべきだ。それはトランプ氏への問いに答える事にもつながる」と書いています。

その上、米空軍の最新鋭航空機のコクピット内部機材は、99%日本製で占められている事を西洋花札氏はご存じなのだろうか? それに伴う、ミサイルなどの最新兵器のブラックボックス化した内部機材が、ほとんど日本製であることをご存じなのだろうか?

以上のことから、現状では仮に日米同盟が消えたとしても、日米双方が交戦状態に入る事は、今後10年位は考えられないし、シナが日本の機密を盗みだしても「同じような物は作れても、同じ物は作れない」。

その前に、西洋花札氏の寿命と、集金ペイ氏の政治生命は終わるだろうと思いますよ。

 

もう少し書きたいんですが、明日が臨時議会なので、この辺りで・・・

ドナルド・トランプ氏” への1件のコメント

  1. ええっと,生意気言うようですが,

    >日本のサヨク達の一国平和主義に似通ったところもあります。

    そうでしょうか? 私は真逆に感じています.オバマ氏の平和主義は,「一国平和」の間逆の,「世界の平和」タイプの平和観だと思います.要するに,世界全体が,「戦争はいけない,もう辞めよう」と,高邁な精神さえ掲げれば,世界が同時に一瞬で平和になるというモデルです.要するに,綺麗事です.

    私が憂えるのは,このような綺麗事の蔓延は,決して日本だけじゃないという点です.米国も同じなのです.ゆえに,事実として,まともな共和党らしい共和党候補が最近出て来ていません.おそらく,予備選に出る前に,マスゴミによって言論が潰されているのでしょう.

    そして,そんなお花畑の強要に辟易した連中が,極端に,低レベルで,「俺達だけが都合良ければいい!」と騒いでいるのが,「言ったった!」のトランプ旋風だと私の眼には映ります.

    もちろん,どちらも世の現実(覇権国家アメリカとして,汚れ役も担いながら,世界のざわめきを抑えて行かざるを得ない)から大きく乖離している意味では,これまた一つのお花畑ですが.

    オバマがやれベトナムに行ったり広島に来たりするのも,そうやって「倫理観に高邁な米国大統領たれば,世界は平和になる」という思いがあるからでしょう.が,反対側の当事者の日本辺りから見れば,世界平和,あるいは少なくとも東北アジアにおける平和にとって,こんなパフォーマンスに意味なんか無い.露骨な軍事同盟の深化以外に,支那朝鮮の増長を抑える術はない.

    私が以前,オバマに(米国に)原爆投下を謝る資格がないといったのは,あくまでも,こういう文脈においてのことです.とにかく米国には,しっかりと「汚れ役」をやってもらわなきゃ,こっちゃ割が合わないんだよ,ということ.

    おそらく寝るケーノさんの書き込みは,一旦何かの勘違いでトランプ大統領になったとしても,回りの官僚から現実論をあれこれ説得されて,結局は腰砕けの現状維持になって終わりということなんでしょうけれども,確かにその側面はそうであったとしても,より深刻なのは,

    米国における,(おそらくマスゴミ識者辺りの減らず口による),米国民(とくに,エリート)の愚民化,

    の方ではないか,というのが私の杞憂するところなのです.

    米国以外の世界が,ルサンチマンとして米国にぶつけてくる「えげつない米国」の言葉を,一度でも真に受けてしまったら,もうそれで,米国は世界の覇権国家たる資格が無くなる.

    その事実を,一体どれ位の米国民が知っているのか,気になります.