憲法改正を反対するサヨ君達に捧げる

>「首相、今の憲法低く見ている」…岡田氏が批判   2015年2月7日(土)9時21分配信 読売新聞

民主党の岡田代表は6日の記者会見で、安倍首相の憲法観について「今の憲法を非常に悪くというか、低く見ている。『さげすんでいる』というと言い過ぎかもしれないが、そういう首相の下での憲法論議は非常に危ない」と批判した。

首相が過去に「日本国憲法はGHQ(連合国軍総司令部)の素人が8日間で作り上げた代物」と発言した点を問題視し、改正議論に容易に応じない考えを示したものだ。(終わり)

阿倍首相の言われた通りですが、何か?

少し長いですが、今朝の産経抄の後半で、

「日本国憲法には、{平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我が国の安全と生存を保持しようと決意した}とある。イスラム国のみならず、平和を愛していない諸国民がいかに多いことか。この一点だけでも現行憲法の世界観が、薄っぺらく、自主独立の精神から遠く離れていることが良く判る。護憲信者の皆さんは、テロリストに「憲法を読んでね」とでも言うのだろうか。命の危険に晒された日本人を救えない憲法なんて、もういらない。」(終わり)

岡田が、「低く見ている」という現自虐憲法。 私自身確かに、明治憲法よりはるかに下に見ています。

この憲法の成り立ちの中で、私が最も問題視しているのが、「我が国の国会で、まともに審議されたのか?」です。

新憲法制定と、GHQの動きや国会の状態を時系列で見ると、非常に面白いことが判ります。

実は、「現憲法は、81%が新人議員の国会で可決された!」・・・のです。

 皆さんも、日本占領下のGHQが出した「公職追放令」をご存じだと思います。 以下、時系列で改正までを書き出します。

*昭和20年10月11日、GHQは、幣原首相に憲法改正を指示。

*同12月18日、衆議院解散。 同時にGHQは、総選挙延期命令。

*翌21年2月13日、解散中の前衆議院議員466名中381名の、追放を決定し、彼らの次期立候補も禁止した。

*約4か月の国会空白の後の4月10日、衆議院総選挙を実施。当選者466人のうち379名の新人が当選。(新人81%)

初の女性議員誕生に湧いたらしい・・・GHQの目論見が当たる。

*昭和21年5月4日、国会で、次期総理として決まった鳩山氏の大命降下(天皇陛下の首相任命)の日に、鳩山氏に公職追放令。

*続けて、貴族院ら807名も罷免。

*公職追放を恐れる新人議員達に、GHQは容赦ない憲法改正案可決を迫り、同8月24日、憲法改正案衆議院可決。  賛成421 反対8

*同10月7日、国会議決。 同11月3日、日本国憲法として発布。

その追放令では、松下幸之助さんなど、各種各団体の長の追放が相次ぎ、計20万人を超える人々が、追放の嵐を受けたのです。

この状態で、国会がまともな審議をして、「素人が8日で作った新憲法」を認めたと言えるのでしょうか?

追加で~す。

この憲法改正案に反対した8人の侍たちは? これがまた面白い。

実は、翼賛会に関係なく、GHQの軍部追及に利用できるという理由で初期追放令を逃れた、共産党4名と社会党1名を含む人達でした。

初代共産党書記長の野坂参三氏が、この法案の反対討論をしているのです。 これが、素晴らしくまともな内容。

「この憲法9条は、空文を弄するものであり、民族独立を危うくする危険がある!!」

6月議会で、やってやろうかな・・・

 

 

 

 

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