>世界が混迷に向かってまっしぐらである事実を,冷静に受け止める...,つまり世界これからどんどん混迷を深めていくだろうという未来予測を立てて,しっかりと心の準備をしなければなりません.
その通りですね。民主主義国と言われている諸国が、このような体たらく。日本周辺の独裁国家の非難など、おこがましいという気にもなります。
議員を辞めて4年になりますが、自由な時間が増えただけ徐々に本も増えており、そろそろ断捨離しなくては女房に怒られそうだなと思い始めたこの頃です。
貯まる一方の新聞問題も、電子版にして折込チラシも全く出ないので、押入は空きましたが、困るのはスーパーの安売りが分からない事。
でも、徒歩3分でスーパーがあり、ゆめタウンも自転車で3分ですから、別に不便は有りません。
驚くのは、日毎に値上がりする食品。昨年夏くらいから比較すると、大体1割くらいは上がっています。電気水道ガスも軒並み上がっているのに、政府税収は史上最高値。
国民負担率は、とうとう50%を超え。昔は社会保障費等が無かったから、今とは比較できないなどという財務省の御用学者は言いますが、同等の税負担をしているのは、「揺りかごから墓場まで」生涯保障している北欧くらい。
北欧並みの生活が保障出来ているならまだしも、教育予算はG7で最低で、大学までの教育費の無償化など夢のまた夢。大半の高齢者は年金だけでの生活は不可能。
若い人達は預金のないギリギリ生活なので結婚出来ない。まして、お金の掛かる子供などはつくれない。
資格を取る余裕がないので、就職先は一番クビになり易いアルバイトか非正規労働者。そこを首になったら「ブラック企業」が待っている。
辛くて辞めた途端に、スマホで「ホワイト案件」というオレオレ詐欺の甘い誘いに乗って「前科」が付き、再就職の望みは永遠に消える。
これは全て政治の責任です。普通に政府が減税すればよい。減税分の財源は国債発行で十分だし、仕事を増やせばGDPが上がって景気が良くなり、自然に基本給は上がってくる。
分かっていながら「省益の為」にそれを止め、増税を重ねて国民の収入を減らし、ひたすら景気を悪くしている元凶が財務省です。
その「ラスボス宮沢洋一」。今回の参議院選挙ではありませんが、3年後の参議院選挙では、絶対にこの男を落選させましょう。財務省と米民主党の犬「岸田」も要りません。
今の日本のガンは、広島県選出の議員なんですね。情けないし、日本全国の皆さんに申し訳ないです。
こうして角田さんに現状をまとめられてしまうと,もう言葉を失います・・・.
なんなのでしょうかねぇ.
前野コメントでも書きましたが,個人的には日本もタイガイだけれども,世界全体が病んでいるようにも見えてしかたがありません.
例えば,今朝のニュース,
>水族館閉園でシャチの行き先決まらず、日本行きには保護団体が反対 仏
https://www.cnn.co.jp/world/35227937.html
フランスで,イルカショウなどを動物虐待として禁止する法律ができて,フランスの水族館が閉鎖に追い込まれたそうです.で,行先のないシャチを日本の水族館が受け入れるとしたら,今度は「動物虐待の日本なんかに送ってはいけない」との大騒ぎ.
なんていうか,そもそも日本は蚊帳の外ですから,勝手にやってくれればいいとも言えるのですが・・・,間違っても日本で受け入れを表明した水族館が「虐待する対象をゲットしたぜ」と考えていないことは確かでしょう.
ざっくりと言って,
「まだまだ世界(特に,先進諸国)では,社会主義の幻想から冷めやらず」
ということなのでしょう・・・かねぇ.
角田さんの書き込みとはちとトピずれですが,やはり
個人的に気になるのが,
バイデンによる,「日鉄のUSスチール買収禁止令」
ですね.
麗しき(アンチ.社会主義的な意味合いで)の自由貿易の旗印だった米国が,露骨にブロック経済化を推進している・・・.まあ,これはあくまでも「理念」の次元の話です.
ただ,良い悪いはさておいてブロック経済化が進んだとて,日本は米国との盟友だったという思いが日本人にはそれなりにあったと思のです.これが裏切られてしまった・・・.
もちろん,どうしてここまで混迷しているのか? 早い話が中共勢力の大攻勢(断末魔の喘ぎかも知れませんが)が結局の引き金になっているわけですね.これは決して,陰謀論とかの次元の話じゃありません.業績が急激に悪化している中共鉄鋼業界が,世界中に安売り攻勢をかけていて,それに対抗する資本力を持たない企業がバタバタとつぶれていってしまっている.当座のところは,資本提携でも何でもして,この嵐に対抗する体力をつけておかなければならないはずです.
>2025-01-09 中国の「鉄業界」ヤバイことになっています!
https://www.youtube.com/watch?v=VAIE9KSjM80
なのにバイデンは,のんきに感情論に走っている・・・,ようにしか見えません.
かく言う私ですが,矛盾しているようにも思えるかも知れませんが,トランプの言う「自国ファースト」は分かるのです.
トランプ第一次政権時に「国境の壁をつくる」と言っていた時から,同意していました.
「自国のことは自国で責任を取る」
これに関して,一番重要な問題が移民問題です.その国が内戦闘で混乱していて,まともな政権がないのだとしたら,難民あるいはその他の移民を受け入れる余地はなくもない.でも,独立国家としての政権がある限り,その国の内で生じたの問題はその国の「内側」で対処するのが筋っていうものです.それが,独立国である証左であるわけですから.
もちろん,その上で,国家間に絶対的な経済格差はあります.経済的にも,軍事的にも真に独立しているといえる国家は米国とあと数国ぐらいしかありません.
だから,経済協力をするのでしょう.でも,それ以前にそれぞれの国家が「自国のことは自国でする」という気概を示すことは,当然中の当然の責務です.
その意味で,私がバイデンが許せないのが,日鉄による買収を阻止しただけで,それより好条件の案件を米国内から引っ張って来れていない点です.「自国のことが自国でこなせていない」から,朋友の日本が助けると言っているのに,その思い上がりはなんなのでしょうか?
もちろん,
現在の米国にUSスチールを助ける力がある会社など存在しません.これが現実です.資本力以外に,現在の米国鉄鋼業界は決定的に技術力が不足しているからです.
バイデン始め,米国鉄鋼業界も無い袖は振れない.
鉄鋼業界などの大型インフラを前提とした産業では,設備投資のサイクルが非常に長くなりうる(絶対ではない)のです.ゆえに,老朽化した設備に頼る米国勢は,一朝一夕に最新技術にアップデートすることはできません.
日本勢もご多分に漏れず,一般的な粗鋼生産においては,中国やインド勢に勝てません.ゆえに,高張力鋼板などの高品質な鉄鋼の生産で持たせているというのが現状です.
私が「日鉄の気持ちを知っている」などと豪語するつもりはみじんもありませんが,それでも材料関係の端くれですから,なんとなく感じるものがあります.USスチールと言えば20世紀の製鉄の雄,「安全第一」の標語生み出した世界一の会社でした.それが戦後ほどなくして,日鉄を中心とした日本勢が,それを抜き去るのです.そして,20世紀の最終四半期は日本の鉄が世界の鉄でした.
日本勢はその後,さまざまな駆動力のもとに,韓国,中国と製鉄技術を教えていきます.そして,今は中国・インドが世界の鉄鋼生産の雄と育ちました.
ただし日本の製鉄業は,高品質な鉄鋼製品に関しては,未だ地歩を保っているわけです.そして,一人でも多くの友を巻き込み再び力を発揮したいと思っている.
かつてのライバルから,朋友になる.いや,むしろなりたい.お人好しの日本人の典型と思われるかもしれませんが,私にはそのように映るのです.
米国に,はっきりとプレゼンスがあるレベルで進出したホンダやトヨタ.特にトヨタは10年ほど前までは結構なバッシングも受けていた.でも,日本企業は米国人とちゃんと共存できます.
聞くところによると,今回の資本提携話に反対してるのは,鉄鋼労働者の組合(日本のような企業組合ではない,USスチール以外の鉄鋼業界も含めた労働者の組合)だそうです.でも,悪いけど,この人たちが国家の運営に関わる次元の視点を持って主張しているとは思えない.
「要するに,目先の自分たちの損得」
でしょう.
ああ,ここにまた一つ社会主義の幻想,つまり「庶民の視点で全てが見える,運営できる」が横たわっている.
もういい加減,目を覚ましましょうよ,ねぇ.