>強い日本を推進しようとする筋があったように思えます
確かに、田中角栄の列島改造論のように、公共事業主体の国債発行は十分に効果を発揮し、一見、強い日本が出来つつあった時期もありました。
しかし、米のプライドであるNYの摩天楼等を買収した日本に対してアメリカは、「日本の大蔵官僚を使ったバブル崩壊」で報復しました。
そして、日米年次交渉等で「財政法4条の遵守」を迫り、プライマリーバランス(収支の均衡を図る)という造語で、国債発行を止めさせ、日本のデフレ脱却を30年間も阻止しているのです。
財政法4条(1947年3月31日公布):国の歳出は、公債または借入金以外の歳入をもって、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなす事ができる
【東京ホンマもん教室】日本を滅ぼす「財政法4条」~GHQが日本に仕掛けた罠~(8月13日放送分見逃し動画)
この動画の35分くらいから、「財政法4条と憲法9条」の親和性といいますか、米の意図した「日本弱体化長期計画双璧の害毒」のお話があります。
こなさんは、「昭和日本の官僚はもっとガリガリやっとった」と言われましたが、既にGHQによって、憲法9条で「自律できない日本」、財政法4条で「自衛できない日本」というWの縛りで、無力な日本が創られていたのです。