先日の広島県知事と広島市長の平和ボケ宣言に対する、至極真っ当な記事です。広島のトップになると、基地外左翼達の反発がそんなに怖いのでしょうかね。
そう言えば、国のトップも似たような事を言ってました。核廃絶が出来れば一番良いけど、取り合えずその前に、日本近隣国のシナ・北朝鮮・ロシアだけでも、「全ての核を廃棄しろ!」と恫喝してもらえませんか。岸田さん。
今の国際社会のパワーバランスを考慮すれば、「核廃絶」は、出来もしない事、実現不可能な事です。「それは理想だ!」との発言は自由ですが、一般的に言えば、それは「夢想」だと思います。
ニュース裏表 平井文夫 原爆忌に思うこと 松井一実広島市長が平和宣言の中で断定も…「核抑止論」は破綻していない 湯崎英彦知事の訴えも変 (msn.com) 2023-8-10
松井氏は、ウクライナ侵略で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が核の使用を示唆していることや、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が核ミサイル開発をやめないことなどを念頭に、「核による威嚇を行う為政者がいる現実を踏まえるならば、世界の指導者は核抑止論は破綻していると直視する必要がある」と述べた。
確かに、核をめぐる緊張は高まっているが、抑止論を破綻と断定するのは無理があると思う。米国やNATO(北大西洋条約機構)が核を持つのをやめても、ロシアや北朝鮮、そして中国はやめない。だから、われわれは核抑止を続けており、今も機能している。
さらに、広島県の湯崎英彦知事が「核抑止論者に問いたい。核抑止が破綻した場合、全人類の命に対し責任を負えるのですか」と訴えたのも変だった。
湯崎氏は、もし米国やNATOが核放棄し、どこかの悪い国が日本を核攻撃して日本が壊滅的な被害を受けたら責任を取ってくれるのだろうか。いや、人類が絶滅するかもしれないという話をしているのに、誰の責任だとか、つまらないことを言わないでほしい。
核廃絶を目指すことにもちろん異論はないが、「なくしましょう、はいおしまい」ではできないことは子供にも分かる話だ。その過程において当然、核抑止は行わなくてはならない。
まさに、その通りです。