自民都連、公明の28区擁立に反対多数 萩生田氏一任 (msn.com)
自民党東京都連は22日、党本部で会合を開き、衆院選挙区定数「10増10減」に伴う候補者調整を巡り、公明党の東京28区擁立方針について協議した。公明の方針に反対する意見が多数を占め、萩生田光一都連会長に対応を一任した。
これを受け、自民執行部は公明側に擁立を認めない考えを伝える見通し。公明は、自民が認めない場合は東京の他の選挙区で自民候補を支援しない構えを示している。
5月20日の朝刊では、『公明党は次の衆議院選で選挙区が増える5都県の内、空白区である東京29区、埼玉14区、愛知16区での候補者擁立を自民党の了承を待たず公表。これに加えて、東京28区も譲るよう自民党に迫っている。
公明が強気なのは、同党の推薦が無ければ当選がおぼつかない自民党議員が多いため、この泣き所を突けば最後は折れるとの算段が透ける』とあり、
河井問題で公明の地盤となった広島3区は、支援打ち切りをチラつかせながら譲渡を迫る公明に自民が屈した経緯がある。首相の地元広島で選挙区を獲得した事は、公明の成功体験と言える。
何度も書いていますが、この河井問題は河井克之本人の選挙違反が主因です。しかし、自民党中央執行部(二階・菅ライン)が、岸田派潰しのために自民党広島県連の強い反対を押し切って、河井杏里を擁立したのが発端でもある。
そして河井問題で、広島の多くの優秀な保守系議員が道を絶たれ、傷口が開いたままの3区に公明がいち早く、当時の自民党広島県連会長の岸田氏に譲渡を迫り、「岸田氏からは何の発言も無かった」として3区を奪った。
この件だけではないが、私は岸田氏の公約違反(所得倍増計画等)や、国益よりも米国の意向が最優先のポチに成り下がり、官僚に付き従う優柔不断な政治姿勢には、心底あきれ返っています。
広島県の保守派は絶対に3区の屈辱を忘れてはいないし、次の衆議院選挙では必ず3区を取り戻す気概に燃えています。隣県岡山の小野田紀美氏も、公明党の支持を蹴って見事当選された。
時代は既に変わったのです。現自民党広島県連会長の平口洋先生は自民党古参議員として、我々と同じ思いで進んで頂ける事を信じています。