>金木犀の残り香を感じながら,ここに書す.
申し訳ありませんでした。平成12年頃の「正論」に載った中西輝政氏のかなり長い文で、「真珠湾の真実:ルーズベルト欺瞞の日々」という本が紹介されていたので、「あとから要らないって言わないで下さいね」などと、書店で変な顔されながら注文したのを憶えています。
2001年初版の定価2千円、530ページの厚い本でしたから、女店員さんも心配だったのでしょう【笑】
本はすぐに読破し、日本の3国同盟からの欧米のやり口の汚さ、日本の精神論の稚拙さなどを知り、段々と近代史の誤りが見えてきたという、ある意味、私の「近代史教育の不審の原点」のような本を。。。でも、少し大人げなかったなと反省しています。
不動さんとネットで出会ったのは、それから間もなくの事だったと思います。あの本との出会いが無ければ、不動さんの呼びかけに応じたかどうか今でも分かりません。あの人は博識で本当に信念の強い人でしたから、今でも良い勉強をさせて頂いたと感謝しています。また、一緒に飲みたかったですね。
「正論」
WILLやHanadaなどの右寄り雑誌で、自分は偏った印象を受けるのですが、角田さんは秦郁彦編『検証・真珠湾の謎と真実』などの逆説のものも読まれたうえで現在のお考えに行きついたのでしょうか?
その決定的な資料を示した注を見てみると「筆者のファイル」。なんじゃこりゃ???ルーズベルト謀略論は証明できればすごい話だが、どうも本書では証明できていない。多分本書を徹底的に叩いた、秦郁彦編『検証・真珠湾の謎と真実』の方が正しい。
私はアメリカの四十年代を研究している大学教員です。
日本以外では一種のトンデモ本として受けとめられているこの本が、あたかも何らかの権威を持つかのように日本では受け取られている事に、当惑を感じています。
などとアマゾン書評で書かれているのですが・・・。
もっともコメントを鵜呑みにするのも危険なので、自分も機会を見て読んでみたいと思います。
>私はアメリカの四十年代を研究している大学教員です。
え? 突然のカミングアウト! だったら,MadDogさんの論文読みたーい! と思ったこなです.
ですが・・・,繰り返し読むと,なーんだ,ネットの落書きだったのですね.
あのぅ,私の肌感覚で言いますと,この「大学教員」とやら,所詮は偽物か,本当でも所詮は三流以下のなんちゃって教員でしょう.
だって,その分野が専門の大学教員なら,そんなところで便所の落書きなんてしている暇があったら,とっとと「記名で論文書いているはず」だから.
学会で発表できる程度の実力がある人は,
自分の名前を隠して「大学教員だ」とか,肩書
だけをひけらかして,匿名掲示板に中途半端な
書評なんて書き込みませんよ.
例えるならば,そうですね,飲み屋に入って「私はプロ野球選手です」と宣言してから注文する人.いや,ちょっと違うか.
自動車の例がいいですね.例えばM社の自動車設計者がどこぞの匿名掲示板に,
「私は某社の自動車設計者だ.T社の車はすぐ壊れると聞いた.細かい理由あは明かさないが,いい加減な設計だ!」
とかしこしこ書いていたら,どう思いますか?
んなもの,こりゃM社の将来は暗いな・・・,と私なら思いますよ.
そんなことしている暇があったら,自社の設計を
もっと改良すりゃあいいじゃん! 暇なんか?
いや,MadDogさんの歴史観をあれこれ批判しているわけじゃないのです.ですが,これはドライフラワー的な知識だけでも,十分見抜ける話だと思います.
早い話が,匿名掲示板に書く人に,どこぞの大学教員の肩書の宣言など,ちゃんちゃらおかしいと言っているだけです.
いや,言いすぎましたか.悪しからず.
繰り返し読まなくても上から順に読めば、一度で理解出来ると思いますが・・・。
時論に対する否定的な意見をすぐに「偽物」とか「三流以下」とか貶めるのは似非保守の人がよくやってますが、相手方を貶めるやり口は大本営報道部と全く同じとお気づきでは無いのでしょうか?
一色某という人が国葬反対デモの「止めろ」の「上めろ」の書き間違いを散々ツィッター上でバカにしていましたが、それなら純日本人で上等な教育環境であったはずの安倍氏・麻生氏の誤字・読み間違いの多さや、三浦瑠麗さんの「たいも」なども同様に扱わないとおかしいですが、それと同じと思います。
こなさんの書かれた車の例は「単に壊れる」だけなら気にもしませんが、YouTubeでも故障動画が上がっている様に「実例」を示していれば信用に値するでしょう。
大学教授を名乗る必要は無いとは思いますが、だからといってそれが「嘘」とか「三流の人物」と決めつけるのは「残り香」を大切にする方のすることではありませんね。