左に行きすぎてるからなんでも右に見えるだけ | パチンコ屋の倒産を応援するブログ (pachitou.com)
岸田派はただでさえ大きくない派閥であるうえに、二階派とくだらない派閥抗争を繰り広げたことで、地元広島の地方議員が三十数名失職プラス公民権停止となっていて、次の選挙にも出られない状況となっており、岸田派はその一番の足場がボロボロになっています。
原発再稼働や経済安保法案など、次々に「あれ?これ安倍政権の時だったら通らなかったんじゃない?」というものが通されています。特に今度の参議院選挙では、安倍派がさらに増えると参議院の半数を抑えることになる可能性があります。そうなるともう岸田派は安倍派に従わないと政策が通せません。
岸田派「宏池会」には衆議院で、小野田五典氏(7期)や、呉の寺田稔氏(5期)、今回初当選の石橋林太郎氏など、保守系のキラ星が存在する反面、小選挙区で落選して比例復活した議員が多いのです。
今回の参議院選候補者も、安定の宮澤氏を除けば、選挙に弱い3期以下の7人。買春のホープ吉川たけるが党を出たので、衆参合わせて47人。
*一方、安倍派「清和会」は衆議院60人、参議院34人、準会員枠では、片山さつき氏を含めて12人で、合計106人という最大派閥。
*ついでに麻生派「志公会」は、衆参合わせて58人で、清和会に次ぐ第二勢力。安倍派がデカすぎるって事ですね。
*岸田派と仲の悪い親中二階派「志師会」は、出入りが激しいので、今の処と注釈を付けた上で衆参合計42人。
記事にあるように今回の参議院選では、岸田派マイナス2~3の45人ほど。安倍派は全員当確ラインで+3~4人新規加入と予想されていますので、仮に安倍派が110人となれば、自民党衆参合計373人の29.5%。
麻生派を足せば168人で、自民党全体の45%を占めますし、菅氏の無派閥と二階派を加えれば、軽く自民党の60%を越えます。
二階派との関係を修復するおバカな仲人さんは当分いないし、この現状で判断すると岸田さんは、もう安倍さんに反発できそうもありません。次期高市さんの芽が出てきたと思うべきでしょう。