呉は大丈夫?

私的な基準で、今朝のニュースの1番は、このアホで決まり。

マスク拒否で強制降機&1時間遅延 呉市議が警察沙汰の搭乗トラブル…議会「何らかの対応せねば」(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース 2/8(火) 21:42配信 (要約)

呉市は知り合いも多く、名前くらいは聞いたことがあるんですが、会った事はありません。

 広島県呉市議会谷本誠一議員(65)らがマスク着用を拒否してAIRDO機から降機させられていたことが分かり、議会が本人の事情聴取などの対応へ動き出した。  谷本氏は、反ジャーナリストとして様々な著作を出している高橋清隆氏とともに、2人で行動したとSNSで明かしており、着用を強制するのは人権侵害で移動の自由に反する憲法違反だ、などと主張している。一体どんな状況だったのか、AIRDO側にも話を聞いた。

2人ともマスクを着用していなかったため、客室乗務員が離陸する前の機内で2人に着用を求めたが、拒否された。健康上の理由を聞いても言わず、「マスク着用は、強制できないはずですよね」と主張していたという。  

このため、同社では、「他の客に不快感や迷惑を及ぼす恐れ、また、他の客の安全や健康に危害を及ぼす恐れがある」と判断し、同社の運送約款に基づいて2人の搭乗を断った。

谷本氏は、SNSや市議会の一般質問などで、新型コロナウイルスをめぐり反マスク、反ワクチンなどの立場から自説を展開していた。自然共生党と称し、議会では1人会派で活動している。  

議会内ではマスクを着用することを議会運営委員会で取り決めており、谷本氏もこれを守ってマスクをしているとした。ワクチンを接種しているかは、分からないという。 

日本の憲法では、マスクの着用だけでなく、コロナに関する全ての規制に強制力がないのを、この阿保は知らないのか? 「強制できない事を、愚劣なお前たちは知らないのか」と言わんばかりの傲慢さには呆れます。

誰もマスクなんかしたくないけど、「他人様を、コロナに感染しても、させてもイケナイ」という思いで、毎日を皆我慢して生活しているんだぞ。他所では偉そうに公演までしているようだが、それ程の信念があるなら、まず呉市議会でのマスク着用を再々拒絶しろよ。

恐らく呉市議会で暴れたので、議会運営委員会等で1人のアホのために時間を無駄に使い、「議会内では、議長の許可なくマスクを外してはならない」などという馬鹿げた「申し送り事項」を作ったのでしょう。これに故意に違反したら罰則規定がありますから従わざるを得ない。

最終的には強制力のない「議員辞職勧告」ですが、これを出されてからの次期立候補は大変厳しいのも事実です。ほぼ当選出来ませんから議会では大人しくして、今度は自費を使って外で暴れているんですね。

自己アピール度や自説の説得力は、議員として大切な処ではありますが、人様に迷惑を掛けるやり方は稚拙すぎ。困った阿保ですな。次にはシッカリ落選させて下さいよ、呉市の皆さん。

呉は大丈夫?” への1件のコメント

  1. 広島の政治界隈・・・,右であろうが左であろうが,なんだか情けない報道ばかりで恥ずかしいですね.

    しかし,今回の寝るけーのさんの引用を見てもう一つ驚いたのが,「反ジャーナリスト」という言葉です.

    なんていうか・・・,この肩書ひとつで,連中の頭の寒さが透けてみている.

    いや,言いたいことは(気分的には)分からなくもないのです.「世の中の主流のジャーナリズムなんて,みな権力追従で,所詮は権力の太鼓持ちでしかない.俺はその反対をやっている!」とでも言いたいのでしょうよ.でもですね,

    「そうだよ! 私にはこの『反ジャーナリスト』のメンタリズムが分かる!」

    と言える人は注意した方がよいですよ.それこそ,外の人には何のことやらさっぱり分からんカルト教団の教義を,やたら盲目に信じている頭の足りない信者と瓜二つです.

    少し理屈を言います(いつもか・・・).
    もうすっかりばれているでしょうから,私のことを少し書きますと,私はいわゆる「研究」をする仕事をしてます.研究結果は「専門誌」に投稿するのですが,この専門誌の英語訳が実は,「ジャーナル」です.もう一度日本語訳すると「雑誌」となります.つまり,「ジャーナリスト」とは,専門誌(雑誌)に文章を書く人,というのが語源です.

    で,その専門誌は誰が編集して出しているのかというと,「学会」(アカデミー)です.そしてこのアカデミーこそ,あらゆる政治的権力から「独立」であることが前提の組織なのです.世界中,どこでも同じです.というか,これらアカデミーが存在しなかったら,世界中の大学の存在価値がなくなる.それくらいの基本中の基本です.

    少し前に,日本学術会議の任命問題でもめた時に,「だったら政府から独立した機関になればいいじゃん!」というのがありましたが,これは全く正しい議論で,どんな分野でも,それに関わるアカデミーやその構成員の研究者(ジャーナリストも含む)が,時の政治権力や経済的権力(=大企業など)にべったりとなったら,その瞬間,そのアカデミー(ジャーナリストも含む)は地に落ちます.ですから,「政府から任命してもらえなかった!」なんて騒ぐのは,最低最悪の愚の骨頂.しかも権力にすがりながら,ポーズだけ反権力,いやはや,カッコ悪いことこの上ない.
    ・・・ちょっと話がそれました.

    で,以上をまとめると,そもそも「ジャーナリスト」を名乗る限り,どんな人でも「権力から独立している」自覚が必要なのです.平たく言って,ジャーナリストは皆「反権力」なのです.

    それを,安易に「反ジャーナリスト」と言ってしまうとすれば,自分は実は権力から「独立していない」,と図らずも口にしてしまっていることになるのですよ!! もし,理屈として正しく言いたいのだとしたら,あくまでも「反骨のジャーナリスト」だとか「真のジャーナリスト」とかにならなければなりません.ま,これらの表現はすでに手垢についていますから,いまさら言いたくなかったっていう気分は分かりますが.

    それでも,

    「反ジャーナリスト」=「反・反権力」=「何らかの権力にべったり」

    のレベルの自己矛盾に気づかないのだとしたら,この人,文筆業を標榜するジャーナリストとして致命的なのですよね.論文の査読は絶対に通りません.

    まぁ,この期に及んでマスク拒否をするなどの奇行をしているわけですから,推して知るべし.

    「全ては陰謀論的な,カルト的なサヨク思想にどっぷりつかっている」のでしょうね.

    サヨク思想,陰謀論の太鼓持ち・・・,確かにこりゃ「反ジャーナリスト」ですな,ははは.