＞大陸ヨーロッパの国で，旧植民地と，対等に近い，民主的な共同体を構築できている国，地域がありますか？【中略】 大陸ヨーロッパ，早い話がＥＵは，他文化圏との関係構築能力がない・・・，のです．不思議なぐらいに，ありません．詳しくは分かりませんが，おそらく大陸国家としての歴史や，宗教観念が影響しているのでしょう．
これは面白い観点です。気付きませんでした。私も専門家ではないので、詳細は判りませんが、米英にも強烈な人種差別意識は残っていると思います。
しかし、色々な文献に触れる中で、英仏それぞれに居住しているフランス籍の黒人と、イギリス籍の黒人への扱いが明らかに違う事は判りました。フランスでの黒人の立ち位置は明らかにペットに近いし、イギリスではエリアを分けるべき存在となっています。
東洋人への扱いも似たようなものです。昔の話ですが、ジョンレノンと妻「小野ヨウコ」に対して、「あの東洋の猿と一緒に住むなんて」と、当時のイギリスの新聞は普通に報道していました。この姿勢は今も変わりません。
この肌間隔、白人優越主義は、欧米の白人文化の中で、無くなる訳ありませんが、いざ観光等の商売となれば、「日本人大好き！」と軽く手のひらを反す変り身の早さは、逆に笑えます。
腹を空かせた哀れな子犬と思ったシナが、いつの間にか獰猛で狡猾な狼になってしまった事が理解できず、何時までもペット扱いしていたから今の武漢コロナの惨事があるのです。しっかり、経済で落とし前を付けて頂きましょう。
次は総裁選の事と岸田政権について、土曜日の日本会議定例会でお話した内容を、少し膨らませて書きたいと思います。
総裁選後の寝るけーのさんの沈黙に，暗黙のメッセージを感じていたこなです．
まぁ，河野氏にならなかったことで，最悪の事態は回避できたとみるのが妥当だと思います．
毎度言うように，いわゆる「政局」はさっぱり分からない私ですが，少なくとも左派マスコミの思い通りにはならなかったという部分だけでも，気分がいいです．
さて，「何様フランス」ですが，分かりやすいのがカルロス・ゴーンの日本に対する態度ですよ．ここでいまさら言っても後出しじゃんけんでしょぐあ，私は最初っから日産のゴーン体制はどこかで破綻すると考えていました．その割には長期政権が続いたので，その意味では私の予想も外れたわけですが，最後の最後に「おフランス的」横暴さを露呈してくれました．
あるいは，「シャルリー」事件もそうです．実際に殺人を犯したイスラムを肯定はしませんが，そもそも露骨にイスラム批判するから，このような事件になるのです．一日本人の私からすると，フランスメディアはデリカシーがありません．これは，冷静にフランスのテレビを見る（旅行中など）だけでも，すぐに分かりますよ．彼らの笑いは徹底的に他虐的で，「自分以外の文化や人種を見下す笑い」ばかりに満ち溢れています．それをフランスのウィットとか言われたら，なんだかなぁ・・・，ってな感じです．
しかし不思議なことに，そんなフランスも妙に外面がいいのです．これはChinaも同じですよね．西のフランス東の中華は，いわれなき程に評価が高い．不思議な現象です．
最近の事件では，「フランスサッカー選手による日本人差別動画」というのがありました．正直なところ，これは事件自体は上記のゴーンやシャルリーに比べて小さなものです．
が，ここで面白いのが，某「ひろゆき」氏が，このサッカー選手の言動を「擁護」し始めたのです．これが，私の言う不可思議な「おフランスかぶれ」の好例です．聞くところによると，このひろゆき氏は，フランス在住だとか．こういう輩には，なんでもフランスが格好良くて，正しく見えるものなのでしょうね．
悪口はこれくらいにして・・・，
私は，誰が何と言おうとも，武漢の問題にはフランスが深くかかわっていると見ます．フランスにも大きなる責任があると考えています．世界が，マスゴミが大声で騒ぐか否かに関わらず，私の意見は変わりません．
私の意見への賛同を強要しませんが，この文章を読んでいる人で，私の家kンがフランスに手厳しいと思う人がいたら，そっと胸に手を当てて考えてみてください．その考えの中に「おフランス」に対する奇妙な気後れ，尻込みはありませんでしょうか？
そして，その気後れの根拠は何でしょうか？ 残念ながら，私はそれに対して合理的な根拠を聞いたことがありません．戦前戦後を通して，フランスの言動が，世界を良い方に導いた具体例を何一つ知りません．
また，極東の有色人種としてみれば，日英同盟のような「対等に近い朋友関係」を築いた事例も知りません．
彼らから子犬のように扱われて（エキゾチックな東洋文化を，極端なものとして面白がる），わざわざかわいい子犬を演じる必要が，私にはわかりません．ただ，その態度がいかにも「植民地人の奴隷的卑屈さ」にまみれていることだけは分かります．
おフランスかぶれは，要するに，奴隷根性なんですよね．