昨日の追加です

野球を見ながら書いたので、やはり言葉足らずの処が多かったですね。

注目して欲しかったのは、他県とは違う地価変動率。

これは前年比ですから、那覇市の坪単価76万円で地価ランキング61位も、鹿児島から比べてかなり高価ですし、地価変動率+11.39%で全国1736市町村中第2位というのは、毎年政府が、基地借地料を値上げしているという実態に他なりません。

読谷村を例に挙げたのは、沖縄戦で沖縄本島に最初に上陸した地で、当初、村の面積の73%が基地だったが、今では35%までになっている所だから。

また、全国一人口の多い村で約41,400人。こりゃ~大竹市より多いし、この基地返還の跡地利用がどうなっているか興味があったからです。

元軍用地の地主は、地価が高くなる都市型の跡地利用を望むでしょうが、35㎢という旧廿日市市49㎢の7割程度の面積であれば、新たな商業地は不要であり、農業等の基板整備が現実的。

しかし、農地を整備しても、新たな農業者が居ないという現実もある。

だから、読谷村も、だだっぴろい公園が彼方此方に点在する事になり、元の地主達は、売れない土地の税金を払い続けるか、二束三文で村に買い取ってもらうしかないのが今の現実。

この沖縄の現実を見ているから、軍用地の地主たちは、今の夢のような借地料生活を捨てたくない一心で、基地移設反対になる。

そりゃ、毎年6.27%複利の利回り定期預金を持っているのと同じですから、1000万が10年で・・・ 計算するのも馬鹿らしいですね。

如何に沖縄が何十年間も、基地の存在だけで様々な利益を受けてきたかが、これ一つ取っても分かります。

それでいて、基地反対!米軍出ていけ!沖縄の基地負担を軽減せよ!って、言ってる事と、やってる事が真逆だろ?という事です。

沖縄の人口が増えるのも当たり前。これだけの過剰な補助金・交付金によるハード・ソフトの政策が打てるなら、どんな過疎地でも人は増えますよ。

「北風と太陽」のお話では、太陽が勝ちましたが、沖縄に「過剰な補助金」というコートを脱がせるには、まだ、それ以上の太陽が要るのでしょうか?

基地返還という北風を少しづつ吹かせて、色々な現実を見せる必要があります。沖縄の人々はシナの実態・正体が全く判っていないと思いますから。

 

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